たけじいの気まぐれブログ

記憶力減退爺さんの日記風備忘雑記録&フォト

「二人の銀座(Ginza Lights)」

2023年07月19日 21時42分34秒 | 懐かしいあの曲

毎年、真夏の太陽ギラギラ、盛夏の頃になると、
なんとなく、懐かしく、思い浮かんでくる曲が、結構有るものだが、
スチール・ギターの甘い調べのハワイアンだったり、
強烈なエレキ・ギターの、「テケテケテケテケテーー」、
ベンチャーズ サウンド だったりもする。

1960年代(昭和30年代後半~40年代半ば頃)だったろうか、強烈なサウンドに若者が熱狂したエレキ・ギター・ブームが有った。その火付け役は、当時、度々来日した、ザ・ベンチャーズ(The Ventures)だったと思われる。当時、実際に、その公演を見たわけでもなく、レコードを買ったわけでも無し、専らラジオ等から流れてくるのを ただ漫然と聴いていただけだったにも拘らず、彼らのヒット曲の多くが脳裏に焼き付いている。
「急がま廻れ(ウオーク・ドント・ラン)」、「ダイアモンド・ヘッド」、「10番街の殺人」、「パイプライン」、「ワイプアウト」、「朝日のあたる家」、「キャラバン」等々・・・。
その頃までは、ギターと言えば、アコースティック型がイメージだったが、一気に、ソリッド型が主流となり、今に至っているような気がする。
そのベンチャーズ、「アメリカ人が、よくもこんな日本的な曲を書けるものよ」と、当時の日本の音楽家を唸らせてもいた。渚ゆう子の「京都慕情」や「京都の恋」、和泉雅子・山内賢の「二人の銀座」、奥村チヨの「北国の青い空」、欧陽菲菲の「雨の御堂筋」等々、日本人歌手のために作曲したような曲も多く、それらは 「ベンチャーズ歌謡」等とも 呼ばれていた気がする。
その中の1曲「二人の銀座」を、久し振りに聴いてみたい気になり、YouTubeから共有させていただいた。

今更になってネットで調べてみると
「二人の銀座」は、ザ・ベンチャーズ(The Ventures)が、銀座の夜景をイメージして作曲し、1966年(昭和41年)のアルバム「Go With The Venyures」に収録した曲で、英題「Ginza Lights」だった。シングルレコードも発売されたが、同年に、永六輔が、この曲に詞を付け、和泉雅子・山内兼がデュエットで歌う歌謡曲「二人の銀座」として、シングルレコードが発売され、これが、100万枚以上の大ヒットをしたのだった。

「二人の銀座」 ザ・ベンチャーズ (YouTubeから共有)


振り返り記事「ダイアモンド・ヘッド」
👇
こちら


 

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君の名は?花に訊ねつ爺散歩

2023年07月19日 09時19分02秒 | 散歩・ウオーキング

当地、今日の天気予報は、「晴」、最高気温 34℃。
昨日と比べると、3~4℃は、低いようだが、
早朝から、ムッとして、なんとも不快。
相変わらず、熱中症注意レベルは、「厳重警戒」、「危険」
高齢者、日中の外出は、控えた方がよさそう・・・
ということで、5時台、ちょこっと近くを歩いてきた。
  君の名は?花に訊ねつ爺散歩
スマホの歩数計で、約5,000歩。

八重のクチナシ?・・・かな?

白色のキョウチクトウ?・・・かな?

ヨウシュヤマゴボウ

君の名は?
あっちこっちで見掛ける雑草?のような・・・、
「えーっと?、えーっと?・・、出てこない」


爺さんの備忘録的花図鑑「タケニグサ」
👇
こちら


「タケニグサ」・・・・だった。

      コスモス                    エノコログサ?

 

オカトラノオ

オミナエシ

 

アオイロフジバカマ?・・・
じゃ、なくて・・・、
アゲラタム?・・・、かな?

 

君の名は?
高木の垂れ下がった枝に咲いていた花

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平岩弓枝著「はやぶさ新八御用旅(五)諏訪の妖狐」

2023年07月19日 06時24分02秒 | 読書記

図書館から借りていた、平岩弓枝著「はやぶさ新八御用旅(五)諏訪の妖狐」(講談社文庫)を読み終えた。本書は、南町奉行所、内与力隼新八郎が活躍する長編時代小説「はやぶさ新八御用帳シリーズ」に続く、「はやぶさ新八御用旅シリーズ」の第5弾目の作品である。長編小説ではあるが、小気味よい展開に引き込まれ、一気に読破出来たような気がする。


読んでも読んでも、そのそばから忘れてしまう老脳。
読んだことの有る本を、うっかりまた借りてくるような失態を繰り返さないためにも、
その都度、備忘録として、ブログ・カテゴリー 「読書記」に 書き留め置くことにしている。


▢目次
 「発端」「展開」「終幕」

▢主な登場人物
 隼新八郎(南町奉行所内与力、根岸肥前守鎮衛直属の家来で懐刀、新八)、
 根岸肥前守鎮衛(南町奉行、隼新八郎の主君)
 お鯉
 大竹金吾(用部屋手付同心)、大久保源太(定廻り同心)、
 藤助(岡っ引き)、松之助(岡っ引き)
 鬼勘(元岡っ引き勘兵衛)、小かん(勘兵衛の娘、お初)、
 川田屋徳兵衛、
 今井嘉門(両替商)、富江、百合、
 行山権八、森啓次郎、
 新見仙十郎、新見友之助、千江、彦次郎、
 庄市、庄太、
 お霜、
 勝姫(諏訪御料人)、柏木、

▢あらすじ
築地本願寺脇の水路で、白髪なのに肌や体つきは若く、町人か武家の女かも判然としない不思議な水死体があがった。懐中にしのばせた、観音像が彫られた紫水晶が唯一の手がかりだったが、身元は不明のまま。同じ頃、内藤新宿で、身延山詣に行ったはずの甲府勤番行山権八の惨殺体が見つかり、さらに、やはり築地本願寺脇の水路で川田屋徳兵衛の水死体があがった。下手人不明、事件に関連性が有るのか無いのか?、さらに、甲府勤番新見友之助が行方不明となり、新八郎は、根岸肥前守から、甲府への探索行を命じられる。まるで手がかり無し、謎だらけのまま、急遽、新八郎は、岡っ引きの藤助と甲府へ向かったが・・・。途中で、不可解な事件が続発、不穏な空気が流れ、甲府から、さらに諏訪へと探索行が続くのだった。
「正邪を明らかにせむと思し召すならば、明日夜半、須波乃湖(すわのうみ・諏訪湖)まで、御来駕給わりたく。狐」
一見、関係が無いかに見えた江戸の三つの事件が次第に繋がっていき、そこには、幕府を揺るがしかねない驚くべき真相が隠されていたのだった。
最後の最後まで謎、ミステリー、湯島天神下の鬼勘の家の2階に集まった、新八郎、大竹金吾、大久保源太が、一連の事件の復習するが、そこで、ようやく明らかになる真相も・・・。「えっ!、そうだったの」・・・、新八郎をも唖然とさせる場面多く、読者を楽しませる筋書きになっている。
江戸から諏訪まで、地図を見ながら、事件探索の展開と、同時に、当時の旅を楽しめるのも良い。

(つづく)

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