台風19号の影響で 長野駅~上越妙高駅間が 運転見合わせとなっていた北陸新幹線だったが、
10月23日に JR東日本、JR西日本から 「10月25日より 東京~金沢間 全線で運転再開する」との
発表が有った。
折りしも 10月25日~26日、北陸の郷里の親戚の法要出席のため かなり前に切符(往復)を買っており
気をもんでいたが 絶妙なタイミングの運転再開、
ほぼ予定通り 行って、帰ってこれた。
運行情報によると 運転本数は 通常に8割~9割とされていたため
予定した列車が 運行するのかどうか、
定刻通りに発車するのかどうか、
運転再開初日、超混雑するのではないか等の懸念も有り
少し早めに東京駅に到着。
様子を窺ったが 電光掲示板に列車名があり安堵、
自由席車両も予想した程の混雑はなく 空席もチラホラの有様だった。
北陸新幹線 「はくたか」
日本海を撮りたいと思っていたが 走行中の新幹線からではチャンスは少ない。
今日 10月26日、法要、移動、お斉(おとき)が終わって 北陸新幹線で帰途についたが
やはり土曜日、ほぼ満席。ただ 隣席は 終着東京駅まで空席だった。
もてなしを受け 満腹とほろ酔いで ほとんど ウツラウツラだったが
高崎付近通過中、異様な西の空が目に付き、コンデジで カシャ、
今はもう帰る家も無い北陸の郷里。
父方の叔父叔母の親戚関係が根強く残っているが、
すでに世帯が変わり 従兄弟の関係に入っている。
法要等出席も そろそろ 区切りをつけないと・・・、等と
毎度思いながらも
会えば懐かしい人達、
今回もまた 出席してしまった。
法要は 亡くなった方の冥福を祈り、供養する儀式に違いないが
生き方、暮らし方が大きく変化している現代社会で
とかく疎遠になり勝ちな親戚縁者が一同に集うことで
改めて その「縁」を思い起こさせる機会、場なのかも知れない。
数十年前、夫々無縁だった二つの家系に接点が出来、姻戚関係が生まれ、
延々と繋がる。「縁」とは 不思議なものだ。
後期高齢者、正直 ぐったり疲れる。
それでも 出席して良かったなと 思えている。