昭和20年代から30年代前半、幼少期を北陸の山村で過ごした爺さん、当時 聞いたり、話したりしていた言葉(方言)も、ほとんど思い出せなくなっている。根っからの地元民ではなかった家族の中で育ったこともあり、身に染み込んでいなかったからだと思う。それでも 時々 何かのきっかけで ふっと思い出すことがある。記憶曖昧、多少ニュアンスが違っていたり、勘違いだったりの可能性も有りだが またすっかり思い出せなくなる前に 爺さんの引き出し(ブログ カテゴリー)「懐かしい故郷の方言」に 書き留め置くことにしている。
懐かしい 昭和20年代、30年代の農村風景
相互フォロワー登録している「気ままぶらぶら」たなのぶ様のパソコン画。
ご本人のご了解を得て拝借している。
No.64 「さぶい」
「寒い」ことを、「さぶい」と言っていたような気がする。
例えば
「ユンベカラ、ヤケニサブクナッタソイ、ケサミタラ、マエノヤマ、
マッシロニナットルネカネ」
(昨晩から、非常に寒くなりましたので、今朝見ましたら、前の山が、
雪で真っ白になってるではありませんか)
「ソコジャ、サブイソイ、サアサ、アガッテクンナイ」
(玄関先では寒いですから、さあさあ、部屋に入って下さい)
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