たけじいの気まぐれブログ

記憶力減退爺さんの日記風備忘雑記録&フォト

ふっと思い出した故郷の言葉 No.85 「おまいちゃ」

2023年02月20日 10時15分38秒 | 懐かしい故郷の方言

昭和20年代から30年代前半、幼少期を北陸の山村で過ごした爺さん、当時 聞いたり、話したりしていた言葉(方言)も、ほとんど思い出せなくなっている。根っからの地元民ではなかった家族の中で育ったこともあり、身に染み込んでいなかったからだと思う。それでも 時々 何かのきっかけで ふっと思い出すことがある。記憶曖昧、多少ニュアンスが違っていたり、勘違いだったりの可能性も有りだが またすっかり思い出せなくなる前に 爺さんの引き出し、ブログ・カテゴリー「懐かしい故郷の方言」に、書き留め置くことにしている。


No.85 「おまいちゃ」

「お前達」「君達」等といった意味合いで、友達や仲間等、少しくだけた場合に使ったり、聞いていたような気がする。目上のの人等、丁寧に言う場合は、「あなた方」という意味合いの「おまんた」があり、使い分けしていたのかも知れない。

例えば

「オマイチャ ハヨイカント、チコクスルゼネ」
(お前達、早く行かないと 遅刻してしまいますよ)

「オマイチャモ ツイテコイヤ」
(君達も、ついてきなさい)


振り返り記事
ふっと思い出した故郷の言葉 No.50 「おまんた」
👇
こちら


 

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春陽気に誘われて・・・、

2023年02月19日 17時06分42秒 | 散歩・ウオーキング

日中、やや薄曇ってはいたが、気温は、20℃前後まで上がったようで、
ポカポカ、春陽気となり、防寒着要らず・・・。
好天に誘われて、ちょこっと近くを歩いてきた。
スマホの歩数計で、約7,000歩

道端で見掛けた黄色の花、
「えーっと、えーっと・・・?」
なかなか、花名が出てこない・・、
帰ってきてから、確認、
「ヒメリュウキンカ」・・・だった。

 


爺さんの備忘録的花図鑑「ヒメリュウキンカ(姫立金花)」
👇
こちら


梅の木に群がっていたシジュウカラ、
ちょこまか動き回り、撮らせてくれない・・・。

 

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春隣(はるとなり)

2023年02月19日 09時30分58秒 | つぶやき・うんちく・小ネタ・暇つぶし・脳トレ

2月19日、日曜日、当地の今日の天気予報

(日本気象協会、tenki.jpより拝借)

今日は、「晴一時曇」、最高気温=20℃前後、4月並みの温かさになるようだ。


「春隣(はるとなり)」という言葉が有ることを知ったのも、つい数年前だったような気がしている。これも、相互フォロワー登録している方のブログ拝見で、教えてもらったようなものである。
冬が終わりに近づき、春の気配がどことなく漂う様子を表す言葉であり、俳句では、「冬」、「晩冬」の「季語」になっているという。
春が隣りにいるという意味ではなく、春が隣りに来ているという意味であるため、「はるどなり」と、濁って読んではいけないことも知った。
天気予報を見る限り、北海道、東北の日本海側、北陸等の一部では、まだまだ雪マークが散見されているが、三寒四温、徐々に徐々に春が近付いていることを感じられる候であり、「春隣(はるとなり)」である。

   ほどけたる雪に日溢れ春隣     日野草城

   一吹雪春の隣となりにけり     前田普羅

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1分~2分咲き?かな、河津桜

2023年02月18日 14時53分47秒 | 散歩・ウオーキング

当地、今日は、快晴、日中、14℃前後まで気温が上がったようで、
ポカポカ陽気、
そよふく風も心地よく・・・・、
好天に誘われ、街中に出て、ちょこっと歩いてきた。
スマホの歩数計で 約6,500歩。

先日、相互フォロワー登録している方のブログ拝見で、
東京都八王子市台町に有る金龍山信松院の河津桜が開花し始めていることを知り、
足を伸ばし、立ち寄ってみた。
早咲きの河津桜、たくさんの蕾が膨らんではいるが、今日のところ、
全体としては、まだ1分~3分咲きといったところだろうか。

メジロの群れが、忙しなく飛び回っており・・・・、
ピンボケ・・・、

 

1週間後位には、満開になるのかも知れない。


「金剛山信松院」ホームページ ⇨ こちら


途中、花壇で見掛けた、ラナンキュラス

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映画「慕情(Love Is a Many-Splendored Thing)」と主題曲(再)

2023年02月18日 10時18分10秒 | 懐かしいあの曲

gooブログの「アクセス解析」の「アクセスされたページ」欄を、時々覗くことがあるが、随分前に書き込んだ古い記事で、すっかり忘れてしまっているような記事に、アクセスが有ったりする。「エッ?」と驚くと同時に、「そう言えば・・・・」、記憶が蘇り、つい、自分もクリックし、改めて読み返してみたりすることがある。
先日、5年も前にブログ・カテゴリー「懐かしいあの曲」に書き込んでいた記事、「慕情」にアクセスが有ったことに気が付き、「おお!、懐かしい!」・・、早速、コピペ、リメイクしてみた。
そんな古い記事を、クリックひとつで引っ張り出して読んだり、加筆、訂正、修正、コピペ、リメイク等が出来るのも、ブログのメリット。従来の紙ベースの日記、日誌、備忘録、懐古録、雑記録の類では、絶対考えられないことであり、ブログを始める前までは、想像も出来なかったことである。今、出来ることは、やってみる・・、長生きした分、その時代を少しでも享受したいものだ等と、つぶやきながら・・・。


今更になってネットで調べてみると
映画「慕情(Love Is a Many-Splendored Thing)」は、ヘンリー・キング監督、ジェニファー・ジョーンズウイリアム・ホールデン主演で製作され、1955年(昭和30年)に、公開されたアメリカ映画だった。当然、公開当時に映画館で観たはずは無く、後年になってから、リバイバル映画館で観たのか、テレビの映画番組等で観たのかは記憶曖昧ながら、2~3回は観ているような気がしている。映画の内容もさることながら、やはり、強烈に脳裏に焼きついているのは主題曲「慕情(Love Is a Many-Splendored Thing)」だ。未だに、時々、レコードやCDで、聴いている爺さんである。

映画音楽(スクリーンミュージック)史上屈指の名作と言われる、ポール・フランシス・ウェブスター作詞、サミー・フェイン作曲の主題曲「慕情(Love Is a Many-Splendored Thing)」は、第28回アカデミー賞歌曲賞を受賞、後に、マット・モンロー、アンディ・ウイリアムス、ナット・キング・コール、コニー・フランシス、エンゲルベルト・フンパーディング、フランク・シナトラ等、数多の歌手にカバーされ、日本では雪村いずみ等が歌っている。朗朗としてスケール感のある同曲は、作曲者のサミー・フェインが、ジャコモ・プッチーニの歌劇「蝶々夫人」のアリア「ある晴れた日に」をイメージして作曲したと言われているようだ。

マット・モンロー の 「慕情」 (YouTubeから共有)

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クリスマスローズとジョウビタキ

2023年02月17日 20時14分41秒 | 畑日誌(見様見真似の野菜作り)

当地、今日も、気温は、8℃位までしか上がらなかったようだが、
1日中、晴天、風が無かった分、体感的には、温かくもあり、
   コマツナも、ホウレンソウも・・・無くなったし・・・
ということで
午後になってから、やおら重い腰を上げ、Go To 畑! と相成った。
このところずっと行っておらず、10日振りの畑である。

もうしばらくは採れる、コマツナ、ホウレンソウ

 

ジョウビタキ(オス)が、やってきた。
目の前の枝に止まって、畑をうかがい、
地面に降りたり、盛んに鳴いたり・・・、
どうも、畑を穿ってるのを見付けて、
その後の虫を狙っている様子?
もしかしたら、先日の降雪積雪で、
周辺の山林や川原に餌が少なくなって
空腹なのかも知れない。

 

2月中旬ともなると、畑で採れた自前の野菜だけでは、
どうしても、台所を賄えなくなってくるが、
今のところまだ、
ジャガイモ、サトイモ、ハクサイ、ダイコン、ネギ、コマツナ、
ホウレンソウ、サニーレタス 等々が
間に合っており、
食料品も何もかも値上げラッシュの昨今、
国民年金頼りの老夫婦の家計、大いに助かっているようだ。


「クリスマスローズ、咲いてるヨー!」
家に戻ったところで、妻から声が掛かった。
妻が育てている鉢植えのクリスマスローズ、
咲き始めており、
「花の写真を撮るだけ係」の爺さんの出番と相成った。


爺さんの備忘録的花図鑑「クリスマスローズ」
👇
こちら


 

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「我が心のジョージア(Georgia on My Mind)」(再)

2023年02月16日 18時25分08秒 | 懐かしいあの曲

日中、陽だまり、ポカポカだったが、夕方にはまた、ぐーんと冷えてきて、
寒!、寒!、
明日以降、週末には、ぐーんと暖かくなるとの予報だが、
しばらくは、三寒四温が続くのだろうか。
夕食前の手持ち無沙汰な時間、今日もまた、古いレコード盤やCDを引っ張り出して聴いているが、その中に、レイ・チャールズの「我が心のジョージア(Georgia on My Mind)」が有り・・・。
「ブログ内検索」してみたところ、5年前にも、ブログ・カテゴリー「懐かしいあの曲」に書き込んでいたことが分かったが、懐かしくなり、コピペ、リメイクすることにした。

今更になってネットで調べてみると
「我が心のジョージア(Georgia on My Mind)」は、元々、1930年(昭和5年)に発表された、ホーギー・カーマイケル作曲、スチュアート・ゴレル作詞の楽曲だったが、その30年後の1960年(昭和35年)に、レイ・チャールズがカヴァーして大ヒットした楽曲だった。多分、昭和30年代後半から40年代にかけて、ラジオ等からよく流れていて、脳裏に焼きついた曲のような気がする。
1979年(昭和54年)には、アメリカのジョージア州の州歌にもなり、1996年(平成8年)に、ジョージア州の州都アトランタで行われた第26回アトランタ・オリンピック開会式では、レイ・チャールズ自身が出演し歌唱した楽曲でもある。
因みに、この楽曲は、ジョージアの地への想いを歌った曲として知られているが、元々は、カーマイケルが彼の妹ジョージアのために書いたものだとも言われているようだ。「ジョージア」は、地名とも人名ともとれる。
レイ・チャールズの他にも、ウイリー・ネルソン、グレン・ミラー、ルイ・アームストロング、ディーン・マーティン、ビリー・ホリデー、等 数多のアーティストにカヴァーされており、日本でも、尾崎紀世彦、上田正樹、和田アキ子等が歌っている。

レイ・チャールズ(Ray Charles)の 「Georgia on My Mind 」 (YouTubeから共有)

尾崎紀世彦の「我が心のジョージア」 (YouTubeから共有)

 

 

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4日振りの散歩・ウオーキング

2023年02月16日 14時31分42秒 | 散歩・ウオーキング

ここ数日、全国的に厳しい寒さが続き、各地で事故や交通混乱が生じたようだが、
今日は、日本列島全体が高気圧に覆われてきて、「晴」の地域が広がり、
気温も少し上がってきたのではないかと思われる。
当地も、朝から快晴、最高気温は、8℃前後とのことだったが、
風が全く無い分、体感的には、温かくも感じ、
午前中、4日振りに、近くをちょこっと歩いてきた。
陽だまりは、ポカポカ、日陰は、ヒンヤリ、
スマホの歩数計で、約7,800歩。

ふっくら、かわゆい、ジョウビタキ(メス)

カワセミ(メス)
盛んに川面に飛び込み、
小魚ゲット、
コンデジ、望遠、オートフォーカス・・・じゃね、
ピンボケ・・・・、

 

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畠山健二著 「本所おけら長屋(十八)」

2023年02月16日 09時35分36秒 | 読書記

昨年6月に図書館に予約(リクエスト)していた、畠山健二著「本所おけら長屋(十八)」(PHP文芸文庫)が、やっと順番が回ってきて、一気に読み終えた。人気の「本所おけら長屋シリーズ」の第18弾目の作品である。本書には、「その壱 あやつり」「その弐 たけとり」「その参 さいころ」「その四 きんぎん」の連作短編4篇が収録されている。


「本所おけら長屋シリーズ」は、江戸本所亀沢町の貧乏長屋「おけら長屋」の店子、万造松吉の「万松コンビ」を筆頭に、左官の八五郎お里夫婦、粋な後家女お染、浪人の島田鉄斎、等々、貧しいくせにお節介焼きで人情に厚い、個性豊かな面々が、次々巻き起こる問題、事件、騒動を笑いと涙で体当たりし、まーるく収めていくという時代小説だが、とにかく面白い。演芸の台本執筆や演出等の経歴を持たれる著者特有の小気味よい文体、まるで江戸落語、漫才を聞いているようなテンポ良さに引き込まれてしまい、随所で、笑いを堪らえ切れなくなったり、思わず泣かされてしまったりする。「本所おけら長屋シリーズ」のテーマについて、著者は、「品行が悪くても品性が良い」ことだと述べておられるようだが、「いつも馬鹿やっていながら、決して人を裏切ったり騙したりしない」全ての登場人物達に、読者も気持ちよくなり、人の優しさがジーンと心に沁みてくる時代小説になっている。

畠山健二著「本所おけら長屋(十八)」

その壱 あやつり
▢おけら長屋の面々以外の主な登場人物
津軽黒石藩藩主甲斐守高宗、正室玉姫(お玉)、江戸家老工藤惣二郎、用人鎌田半十郎、田村真之介、奥女中志桜里、(準主役)李枝(淳)、耕介、丹後屋金五衛門、小田十内、
▢お世継ぎが無いと藩はお取り潰しになる江戸時代のこと、これまで度々、仮の姿、旗本の三男坊黒田三十郎として登場し、おけら長屋の面々とも通じていた殿様甲斐守高宗には、玉姫(お玉)との間に子が無く、藩の重臣がやきもきし、側室案が浮上するところから話が始まる・・が・・、のっけから抱腹絶倒・・。この殿様のキャラクターがいい。ファン?が多いことに応えて、作者は、この篇では、主役級?にしており、奥方玉姫(お玉)を初登場させている。田村真之介も大活躍、側室問題に力を貸す長屋の万造、松吉、お染、鉄斎、等々、笑い疲れてしまうが、後半では、泣かせる話になる。

志桜里の声も大きくなる。「・・・そうすれば、あなたは操り人形ではなく、一人の女になれるのよ。李枝さん」

その弐 たけとり
▢おけら長屋の面々以外の主な登場人物
お竹、六蔵、竹屋彦之助、研ぎ屋半次(早呑み込みの半ちゃん、わかったの半の字、岡惚れの半公)
▢おけら長屋の大家徳兵衛の家に、特に親しい間柄でもない竹屋の彦之助が、遠縁の娘お竹をつれてきて、しばらく匿って欲しいと両手をついた。暴力を振るう夫六蔵から逃げているというもので、つい引き受けてしまうが、その頼まれ方が大笑いである。
「ほう、なぜおけら長屋なのでしょうか」・・、「悪名高きおけら長屋なら、六蔵も容易く手を出せないでしょう。本所界隈では、与太者も、破落戸も、無頼漢も、おけら長屋には近づかないと評判です」「褒めていただき、大家としても嬉しい限りです」「近頃は、野良犬さえも近寄らないという噂です」「うれしいお言葉、涙が出そうです」「”仏の徳”さんにお頼みするしか・・・」
器量良し、愛想良し、気が利くお竹が、お染の家に同居し始めたが、さあ大変、おけら長屋の面々は騒然、あれやこれや・・・、ひとり暮らしの魚屋辰吉は、惚れてしまうし・・・・、お染が粋な図らいをする・・・、お竹に、本当の八五郎、お里夫婦の姿を見せてやる。
「あんな人でも、私の亭主だった人ですから・・・」・・・、「お竹さん、これからどうするんですかい」・・・・、
万造と松吉は驚いて辰次の顔を見る。「仕方ねえですよ。かぐや姫は月に帰っていくもんですから」

その参 さいころ
▢おけら長屋の面々以外の主な登場人物
木田屋宗右衛門、お満、聖庵、お栄、由兵衛、
▢分別が有っていつもしっかりしているおけら長屋の大家徳兵衛と薬種問屋木田屋宗右衛門が、酒を呑みながら、お互いに惚れた相手の名前を先に言わせようとさいころ勝負、まるで子供?、年甲斐もなくエスカレート、これでもかこれでもかと笑わせる、・・、抱腹絶倒・・、おけら長屋の面々も巻き込まれ騒然、その惚れた相手とは?、早速、万造、松吉は、双方を煽り立てて、おこぼれ頂戴を企てるのだが・・・、
お律の頬に涙が流れた。お染は、お律に手拭いを渡す・・・・。
徳兵衛と宗右衛門がしみじみと酒を呑んでいるところに、おけら長屋の住人、相模屋の隠居与兵衛が顔を見せ・・・、「実は、お律さんのことが・・・」・・・・、徳兵衛と宗右衛門は顔を見合わせると深い溜息をついた。

その四 きんぎん
▢おけら長屋の面々以外の主な登場人物
油問屋黄金屋忠左衛門、慶太郎、東助、お晴、お克、お満、松葉組棟梁長蔵、駒吉、町田武堂、南町奉行所同心伊勢平五郎、
▢忠左衛門の三男慶太郎が野良犬に襲われ大怪我をし、忠左衛門は、必ず仇を討ってやると囁き、子守の老女お克を解雇したところから始まる。首吊りを図ろうとしたお克を助けたのは往診の帰りの聖庵堂のお満、お克をおけら長屋へ。一方で、おけら長屋の棒手振り八百屋金太(馬鹿金、抜け金)は野良犬を殺そうとする6人の男から野良犬をかばって大怪我をする。犬は銀太と名付けられる。さらに忠左衛門の娘お晴がかどわかされ、身代金200両?、その真相は?、許せない・・・、おけら長屋の面々が立ち上がり・・・、1件落着。
振り返ると、黄金屋の前では、お晴と銀太がみんなを見送っている。・・・・「金太。振り向くんじゃねえぞ」「振り向かねえで、真っ直ぐ前を向いて歩くんだ」・・・「唐茄子屋でござい~、唐茄子はいらねえか~」、その売り声は悲しい調に聞こえる。・・・・・


(参照・引用)
👇
PHP研究所(PHP文庫)「本所おけら長屋シリーズ」


すでに発刊されている、次作「本所おけら長屋(十九)」を予約(リクエスト)してきたが、新刊本である。順番が回ってくるのはいつのことやら。またしばらくは、「本所おけら長屋シリーズ」とは、お別れになりそうだ。

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「音楽をふだんよく聴きますか?」

2023年02月14日 18時11分11秒 | つぶやき・うんちく・小ネタ・暇つぶし・脳トレ

当地、今日は、朝の内、曇で、次第に晴れてきたが、
日中、冷たい風が吹き荒れ、気温は、逆に下がり、
真冬に戻った、厳しい寒さの1日になっている。
今日は、車で妻を送迎してだけ、家籠もりで終わってしまった。
雑物整理していて、またまた、すっかり記憶に無い新聞切り抜き記事が
いくつか出てきて、その内の一つに目が止まった。
多分、10年位前のものと思われるが、朝日新聞「be(読者とつくる)」の記事で、
「音楽をふだんよく聴きますか?」だ。
読者からのアンケートをもとにして企画された記事のようだが、
10年後の今日でも、さほど変化は無いのかもしれない等と思い、
ブログネタにすることにした。


「音楽をふだんよく聴きますか?」 ⇨ 「はい」73%、「いいえ」27%


「はい」と答えた人

▢その理由は?
 No.1 リラックス出来る、No.2 楽しい気持ちになれる、No.3 好きな作曲家や歌手がいる、
 No.4 元気が出る、No.5 心が洗われる、他、

▢どんな時に聴く?
 No.1 くつろいでいる時、No.2 車を運転している時、No.3 勉強・仕事をしている時、
 No.4 通勤・通学の途中で、No.5 夜、眠りにつく時、他、

▢よく聴くのは、どんなジャンル?
 No.1 クラシック、No.2 ポップス(邦楽)、No.3 ポップス(洋楽)、
 No.4 ジャズ、No.5 ロック(洋楽)、他、

▢自分でも歌ったり、演奏したりする?
  「はい」49%、「いいえ」51%

▢音楽に支えられた経験は?
  「はい」74%、「いいえ」26%


「いいえ」と答えた人

▢その理由は?
 No.1 静かな空間が好き、No.2 きっかけが無い、No.3 時間が無い、
 No.4 面倒、No.5 集中力の妨げになる、他、


切り抜き記事の隅に、日本音楽療法学会常任理事の藤本禮子さんから取材した内容のコメント文が添えられており、多分、このコメント文にビビッときて、記事を切り抜いたんじゃないかと思っている。コメント文を、引用、掲載させていただくことにする。

「思い出の曲、脳活性化」

音楽は、介護現場にも生かされている。藤本禮子さんは、認知症のお年寄りと「春が来た」を歌ったとき、「友達と野原に行って、母が作ってくれた弁当を食べた」と、言われた経験があるという。長く関わってきた介護職員も初めて聞く話だったそうだ。「言葉を失いかけていた方だったが、思い出につながる曲によって脳が活性化され、記憶がよみがえったのだと思います」と振り返る。認知症の症状が進んでも、なじみの曲を流すと表情が和らいだり、涙ぐんだりすることがあるという。音楽療法では、まずその人の気分とテンポに合った曲を選ぶことから始める。「つらい時はこの曲を聴くとなぐさめられる、という定番を持っておくのもいいですね。一方で、「音楽のない静かな空間が好き」という人の気持ちも分かるという。「自然のなかに身を浸しているとき、音楽はなくていい、と思います」ともおっしゃった。   

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