Frontier

よく歩き、よく眠り、そしてよく撮る毎日。生きてる限りは『フロンティアスピリット』で!いつまでも明るく元気に・・・

飯炊き。。。。

2007年08月31日 | Weblog
「飯炊きおじさん」を知っていますか?

三洋電機で30年以上炊飯器の開発を続けてきた下沢理如(まさゆき)さん59歳の別名?愛称です。
下沢さんは会社人生のほとんどを炊飯器作りに費やし、今年10月に定年退職を迎えます。三洋電機は電化製品の業績がいまひとつですが、炊飯器は数少ない利益を生み出すヒット製品になっています。

下沢さんがなぜ業界で「飯炊きおじさん」のニックネームを付けられたかといいますと、全国各地のコメを食べ比べ、炊き方の研究を重ねたことからだと聞きました。
下沢さんは定年前に来月炊飯器の最後の作品を世に送り出すことになりました。その製品は、内釜に純度99.9㌫の銅を使ったもので、炊飯器は、米一粒一粒の中心部まで一気に熱を加えて炊き具合のむらをなくすのが特長だということです。また、炊飯の沸騰時にあふれ出るうまみの成分を逃がさずに米がふっくらと炊き上がる工夫も凝らしてあります。

下沢さんの話だと、米の味が変わる四季ごとに炊き方を選べる機能もついているということで、最後の作品に大いに期待したいものですね。

炊飯器がこの世に出てきたのは、小学校のころだったと思うが、われわれにとって見れば人生の中でかまどで炊いたご飯からガス釜、電気釜と移り変わってきたけれど、1家に一台必ずあるもの。炊飯器がもし進化を続けていなかったら、米食文化は衰退していただろうとオーバーなことも考えたりして。。。

それにしても、われわれ団塊の世代がここまで頑張っているニュースに接し心の中で「バンザイ」と叫びたくなった。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする