ペットボトルや缶入りのお茶が普通になってきた。
会議などでも「おーい○○」とか「▲▲茶」とかがテーブルに書類の横に置かれている光景をよく見る。
ことしも八十八夜がまもなくやって来て、いよいよ美味しい新茶の季節が到来する。
ところが、会議の席からは茶托にのせられたお茶を見かけなくなってきた。
確かに30年余り前、お茶サーバーが出現してから徐々に会社などでもお茶を入れるシーンを見なくなってきた。効率を追求する日本の企業からお茶出しが無くなってきつつある。
「問題な日本語」という本の中には「茶葉」はチャバが近頃普通になって来たが、本来は「ちゃよう」が正しいと書いてあった。
なぜ「ちゃば」が×なのか?重箱読みだからで、日本茶葉技術協会発行の用語辞典には「ちゃよう」が正しく、伝統的にはそう読むと書いてあるそうだ。
烏龍茶のCMで「福建産茶葉使用」のコメントが「チャバ」と表現、国民に浸透してしまい「チャバ」になってしまったとも書いていた。
CMが日本語の読みを変えた1つの例で、CM制作者がきちんと調べ吟味してコメントしなかったからだ。
ペットボトルに入ったお茶に異物が混入されていた事件がまた発生したが、本当に困った奴だ。http://www.jiji.com/jc/c?g=soc&k=2008042600149