久し振りにデパート食料品売り場を覘いた。
チョコレート売り場が『はば』をきかせていた。
それもそのはず、14日は ““st.ヴァレンタインデー””。 どこもかしこも、このバレンタインデーセールだった。チョコレート以外の売り場でも、バレンタインデーにひっかけ、プレゼント名目で商品を売っていた。
チョコレートには無頓着で、気持ちがこもってさえいれば、ありがたく頂戴するが、この年齢になって義理チョコをいただいたとしてもあまり有り難くは感じない。
どこかの古女房が言ってた。「亭主にプレゼントしておいて、どうせ、後で私が食べるのだから張り切っていいチョコを買おう・・・・」ということだった。
『逆チョコ』のご時世ということも社会現象としては楽しい。
私としては、気持ち良く、心を込めてプレゼントしてくれれば、例えチロルチョコ1個でも『ありがとう』と心から言うつもりである。