"勤労感謝の日"といっても、再雇用を含めてもう10年ほど働いていないのでピンとこない。
自分で言うのも少し恥ずかしいが、現役時代はそれはよく働いたと自負している。所謂、"モーレツ会社人間"だった。
我々の年代はほとんどがそれで、"公"の部分は当然、"私"も仕事のためならば仕方ないとしてプライベートは無視し、無理をしていた。
世の中がそうだったから、会社の同期はほとんどがそうだったとおもう。
ところが、ここ数年で働き方そのものが変わってきている。"働き方改革"とやらの掛け声で、人を大切にするようになってきた。
働き方が"滅私奉公"型から大きく変わり、個々人を尊重する時代に変革されてきた。世の中が個人を大切にするようになったことは大変嬉しい。
定年退職後に、ちょくちょくそれを考えている時期があった・・・・
"働けることはありがたいこと"。働きたくても大好きな仕事を辞めてしまわないといけないというのは辛いという一時期が偶に訪れることもあった。しかし、もう今ではこのままが良いと感じるのは、仕事人間から完全に足を洗えたからだろう。
今の私は、勤労に感謝、祝日に感謝。
いつまでもボケが来ないように、老後をしっかり元気に気儘に長生きしたいと思い続けている。