かなりの方はご存知だと思うが、『馬酔木(あせび)』が美しい時季だ。
本州四国九州の山に自生する常緑低木の馬酔木。成長もそれほど早くなく通常は1~3mの樹高。山奥の古い木は9mに達するものもあるとのことだが。
花が小粒で美しく昔から日本人の心を魅了し、奈良時代から庭園樹として利用されてきたといわれる。
あまり強い日が当たらない場所でも十分生育が可能。常緑樹で花も楽しめる木はそんなに多くないのでこの季節は特に注目される。
馬酔木の花は釣鐘状、これから咲く"ドウダンツツジ"と花がよく似ている。ドウダンツツジは秋に紅葉も美しいが馬酔木は常緑樹で濃い緑の葉を保つ。
釣り鐘の花が可愛らしい木で『ドウダンツツジ』と花がよく似ている馬酔木の花は、口に入れると毒を持っていてこれからの季節に山歩きする際は、幼児や小学生に"絶対に口に入れないよう"気を付けて下さいね~!要注意だ。。
"馬が酔う木"『馬酔木=アセビ』と言っても、普段ほとんど農耕用の馬を見る機会がなくなってきた。動物園か競馬用の馬しか目にしなくなっている。(笑)
※やや茶色っぽく写っているが、夕陽の影響、花は白か薄いピンク。 ドウダンツツジはこれから撮影予定。