冷たく強い風が治まって"春らしい"朝がやって来た。
爽やかで穏やかな昼前、毎日会う古木のウメの木。
かなり高齢の木だが、花びらからは年輪を感じさせない美しさが出ている。
それにしてもここ数日の寒さは厳しく、穏やかでなかった。以前紹介した源平咲きの紅梅白梅の古木、昨日の夕方は、やや疲れが出てきているような咲き方になっていた。👇
梅の花は咲き始めてからほぼ1か月。ほとんどの場所でそれぞれがイキイキと咲き続け、ほぼ満開の状態になっている。
梅は花や実に加え香りも楽しめる。わが国では古くから(伊達政宗の時代に朝鮮半島から持ち帰ったと言われている)親しまれてきたと言われている。
丈夫で耐寒、耐暑性ともに優れていて、四季折々の美しさに魅入られている高齢者は多いようだ。
子どもの頃、庭にあった老木のウメ、手入れが大変だと言いつつも親父はちょくちょく剪定し、なんとか生き延びていたが最後は虫がついてしまい枯死してしまった。
春の訪れはウメの開花で膨らんでいく。本格的な穏やかな春はまもなくだ。
記事の中の
わが国では古くから(伊達政宗の時代に朝鮮半島から持ち帰ったと言われている)親しまれてきたと言われている。
梅の品種、臥龍梅の事かな?と思いつつ、有名な令和の典拠の万葉集「梅花の歌三十二首」からも奈良時代より古いですね。更に
難波津に咲くや此花冬ごもり今は春べと咲くや此花
は仁徳天皇時代の王仁が梅の花を歌ったものです。
感染爆発が治まり、3回目接種効果を期待しつつ、心ゆくまで春を楽しみたいものですね。
またお邪魔いたします。
拙句
梅が枝や古木も寒さ打ち勝ちて
(寒さと感染で出不精になってしまいますね)