とにかく勢いが良い!
小川の傍や空き家の一角、アスファルトの道路の端、少しの水と太陽の光を浴びてどんどん成長する。
『ヒメツルソバ』はヒマラヤ原産の植物と言われ、日本には明治時代に入って来たそうだ。
花は金平糖に似た可愛い姿。ほとんどが野生化していて、横に這うようにどんどん広がっていく、とにかく丈夫な野生の植物だ。
この花と私の出会いは、たしか一昨年の冬。コンクリートで固められた小さな水路の水が凍り始めた頃だったと記憶している。
凍り始めた水に浮かぶ、やや元気がないヒメツルソバを発見、それは水路のコンクリートのつなぎ目から出てきていた。
その後、春が過ぎ、夏の暑さにも負けず緑の葉っぱの合間から可愛い花がいっぱいに増えていた。
秋になって、少しずつ葉っぱの色が赤く変わっているようだが、金平糖のような花がいっぱい咲き誇り、丈夫で長持ち、勢いの良さに感激する。
強健で長生きするヒメツルソバを見るたびに、ざるそばやもりそばを食べたくなるのは何故だろうか・・・・・(笑)
※かなりピントが甘い写真が多いことをお詫びします。