古民家ギャラリーうした・ガレッジ古本カフェ便り

古民家ギャラリーうしたと隣のガレッジ古本カフェで催している作品展、日々の発見!、書評、詩などを紹介していきます。

東京おろおろ歩き      玉村豊男

2022-06-22 09:23:50 | 本の紹介

中公文庫      1990年

 

ぼくは広島に来て、22年になるが特にいなかっぺになったと

 

いう意識はない。広島でも牛田という街に住んでいるせいかも

 

しれない。うした村なんて昔のひとは揶揄していたらしいが、

 

今じゃ、皆が憧れる(ホントか?)土地だ。地方に住んでいる

 

という劣等感はまったくない。むしろ、広島という街に住んでいる

 

というレぺゼン的な感覚で、このブログもやらせてもらっている。

 

この本のおもしろかったのは、ビデオboxに入って、千円吸い取られて

 

洋ピンのひどいものが始まったと思ったら、ババアが入ってきて、貞

 

操を奪われそうになったところだ。そこが一番、イキイキ描かれていた。

 

”相棒”という形で、田舎人の感覚が入っていて、それと、玉村氏の都会さ

 

とが、おろおろしながら、へめぐっていく様が巧妙な文章で語られていく。

 

45歳のときの作品という、えっ、歳下かよ。そうなんだよな、最近は著作が

 

書かれたときは年下になるのが、フツーになってしもうたよ、トホホ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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