ステージおきたま

無農薬百姓33年
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コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

意気盛ん!4期生

2015-06-02 10:40:22 | シニア演劇
 昨日、このブログの訪問者数が100の大台を超えた。公演が終わった翌日なので増えるだろうとは思っていたが、一気に100越えは嬉しい。しかも、検索の内容を見ると、とりかえば もっか、とか、置賜演劇とか、川西シニア演劇なんかがぞろっと並んでいて、菜の花プラザシニア団やプラザシニア演劇学校に注目が集まっているのがわかる。中には山形新聞の「日曜随想」読んで、このブログを訪ねてくれた人もあったようで、プラザのシニア演劇、いよいよ好調!ってとこだ。

 舞台や仕上がりに至る四苦八苦はすでに書いた。今日は、舞台裏のお話し。

 シニアが中心になって、若手がそれをしっかりとバックアップする体制、これは何ものにも代え難い菜の花座の宝だ。こんな年齢が大幅に異なる二つの層が一緒にいる事自体、まっ、普通にゃありえない。あるのは老人介護施設ってとこか。でも、これは年寄りはもっぱらお世話される立場で、菜の花座のように年寄りが主役ってことじゃさらさらない。これまで舞台に立っていた若手が進んで裏の支えをする、良い光景だなぁ。そう言えば、蜷川幸雄のさいたまゴールドシアターも若手のチームがバックアップしていたし、芝居のラストシーンでは一気に若手に入れ替わる、なんて演出を取り入れていた。この形、シニアにとっても、若手演劇人にとっても得るもの大きそう。客集めや資金面で苦労している地方アマチュア劇団は真剣にシニア演劇に取り組んでみることを勧めるよ。

 さて、今回の舞台裏でちょっと、いやいや、大いに嬉しかったこと。それはシニア演劇学校の4期生が目一杯手伝ってくれたことだ。前日のゲネも見て、翌日は受付から最後のばらしまで、本気で演劇学校のカリキュラムと信じ切って取り組んでくれた。もちろん、正規のカリキュラムなんだよ、ゲネの見学も本番の手伝いも。

 これまのシニア演劇学校生でも同じように組んできたけど、受付くらいでばらしまでは残ってくれないことが多かった。終演後の舞台てのは、役者たちのテンション上がっていて、なにか入り込みにくいものがあるから、その気はあっても遠慮してたんだと思う。

 その点、今回の4期生は意欲的だ。最後の最後まで残って、シニア団メンバーも嫌がるパンチ巻きにも積極的に挑戦していた。ゲネ前後の舞台裏とかも見て、自分たちもこんな舞台に立つんだと意欲を高めていた。ひとりのメンバーなど、早くも菜の花座のTシャツを購入し、それを着て受付を手伝うほどの入れ込みかただった。

 11月の4期生発表に向けて、ますます高まる期待!彼らのどんどん盛り上がる意気を存分に満足させてあげられるよう、責任は重大だなぁ。いい舞台作らなくっちゃ。

 昨日も載せた集合写真だけど、スタッフの若手と4期生に注目してもらうためにもう一度載せてしまう。

コメント
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