ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

様式が大きな可能性!

2015-06-05 23:24:27 | アート・文化
いよいよ始まった、シニア演劇全国大会ln仙台。今日は地元「まんざら」と八丈島「かぶつ」の2公演だった。

まさに正反対の舞台、一方は満州引き上げの辛い体験を扱い、他方は地元の民話を題材にした土着的コミカル舞台だった。

シニア演劇にどちらが向くのか?やっぱりと言うべきか、そうだろな、と言うべきか、軍配は様式化されたコミカルステージだったなあ。

演技経験の乏しいシニアにとって、シリアス勝負はどうしてもきつい。白塗りし、派手な衣装で飛び回る「かぶつ」には敵わなかったな。

気づいたことは、様式化の力の逞しさっていうことだっな。

白塗りは仮面、思い切ったメイクをすることで、ひとっ飛びに自分を超える、時空を超える。シニアという不自由さ一気に超えることができる。

さらに、民話だ。強烈だなぁ!

でも、様式化と、民話だけで成功したわけじゃない。太鼓を使った音楽、コミカルなダンスなど演出の力も大きかった。


来年は八丈島に行こうと、反省会も盛り上がった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする