シニア全国大会、リハーサル。なかなかに刺激的な一日だった。装置運搬、業者に頼めば目ん玉飛び出るってことで、僕がトラックで運ぶことにした。置農時代、盛んに借用してドサ回りしたあのトラック、年数たってるからねぇ、とても高速にゃ乗れない二井宿、七ケ宿を越え4号線をひた走ることにした。
きっと時間掛かるよ、50km/hがせいぜいなんだし、荷物も荷台を越える長さだし。荷崩れだって心配だ。って早立ちしたら、案の定、峠道の強風にあおり煽られ、覆いのシートはぶっとぶ寸前!何度か手直しをしては走ってみるものの、ものの数キロ行かぬうちにバタバタとシートが大きくはためく有様。
こりゃいかんわ。とことん結束し直しだ!と、バス停にトラックを止め、3本のロープをすべて外してやり直す。と言っても、強風で勝手気ままに舞い上がろうとするシートを必死で仮止めしつつの作業。助手のカナミはもっぱら、シートに身を投げ出して押さえ役。ああでもないこうでもないと奮戦格闘1時間!仕方なし、道交法違反じゃあるが、トラックをはみ出す部分には目をつぶり、荷台から後ろに突き出すことにして決着、雁字搦めに縛り上げて、どうにか固定することができた。いやぁ、その後の道のりの気楽だったこと!
さて、リハーサル、与えられた時間は90分。菜の花シニアの場合、照明データの記憶打ち込みがあるので、かなり大忙しの作業になると覚悟はしていたけど、ここまで何もできないとは思わなかった。仙台照明スタッフさんのご好意で、時間前から打ち込みに入らせてもらったものの、照明の色入れ、当たりに思いがけず手間取り、って言ってもこれはスタッフさんの仕事、菜の花座照明のカナミが調光室にあがれたのは、なんと40分経過後!それも、独立で回路をとるべきトップが2本ワンセットでパッチされていたり、中ホリ用のアッパーホリは効果薄だから使用しない方がいいとその場で!言われたり、もう、照明初体験のカナミとしては、無茶苦茶ハイレベルの難問奇問の数々、完全に泣いてたね、カナミ。
結局、持ち時間ぎりぎりまで使って照明の調整だけで終わった。こんじゃ役者たち不安だろうからと、照明作業の合間を見てオープニングダンスとラストシーンだけ稽古した。ここでもトラブル、頼んでもいない拾い用マイクが入っていたり、まっ、今大会最初のリハなので仕方ないとは言え、かなり残念なスタッフワークだった。高校演劇で、いろんな会館、いろんな大会経験してきたけど、ここまでトラブル多し!のリハは初めだった。まっ、菜の花座の失敗を次に生かして、次の劇団以降、スムーズなリハ進行が進められることを願うのみだ。気持ちよく大会運営できるように、笑顔!笑顔!で済ませたけどね。
リハ終了後、照明さんは、泣く泣く明日の明かりが上手く行かなくても勘弁してください、ってもう事前に平謝りだった。で、僕、たとえ照明が暗くても、役者が光輝くからお客さんはしっかり見てくれるよ、って。かっこいい!なかなか良いこと言うだろ、ってまたいつもの手前褒め。たしかに不安はある、打ち込んだ明かりのチェックもしていないわけだから。でもね、プロの舞台ってわけじゃなし、大会で順位が付くって話しでもない。少しくらい暗くたって、外れたって、それをどうのこうの揚げ足取る奴はいないって。だから、心配せず、ここまで仕上げたことを一人一人がしっかり示せばいい。それができれば、客席にはきっと伝わる。
そう、自信を持って演じよう。ただし、大きな声で!拾いマイクは無し!だから。
きっと時間掛かるよ、50km/hがせいぜいなんだし、荷物も荷台を越える長さだし。荷崩れだって心配だ。って早立ちしたら、案の定、峠道の強風にあおり煽られ、覆いのシートはぶっとぶ寸前!何度か手直しをしては走ってみるものの、ものの数キロ行かぬうちにバタバタとシートが大きくはためく有様。
こりゃいかんわ。とことん結束し直しだ!と、バス停にトラックを止め、3本のロープをすべて外してやり直す。と言っても、強風で勝手気ままに舞い上がろうとするシートを必死で仮止めしつつの作業。助手のカナミはもっぱら、シートに身を投げ出して押さえ役。ああでもないこうでもないと奮戦格闘1時間!仕方なし、道交法違反じゃあるが、トラックをはみ出す部分には目をつぶり、荷台から後ろに突き出すことにして決着、雁字搦めに縛り上げて、どうにか固定することができた。いやぁ、その後の道のりの気楽だったこと!
さて、リハーサル、与えられた時間は90分。菜の花シニアの場合、照明データの記憶打ち込みがあるので、かなり大忙しの作業になると覚悟はしていたけど、ここまで何もできないとは思わなかった。仙台照明スタッフさんのご好意で、時間前から打ち込みに入らせてもらったものの、照明の色入れ、当たりに思いがけず手間取り、って言ってもこれはスタッフさんの仕事、菜の花座照明のカナミが調光室にあがれたのは、なんと40分経過後!それも、独立で回路をとるべきトップが2本ワンセットでパッチされていたり、中ホリ用のアッパーホリは効果薄だから使用しない方がいいとその場で!言われたり、もう、照明初体験のカナミとしては、無茶苦茶ハイレベルの難問奇問の数々、完全に泣いてたね、カナミ。
結局、持ち時間ぎりぎりまで使って照明の調整だけで終わった。こんじゃ役者たち不安だろうからと、照明作業の合間を見てオープニングダンスとラストシーンだけ稽古した。ここでもトラブル、頼んでもいない拾い用マイクが入っていたり、まっ、今大会最初のリハなので仕方ないとは言え、かなり残念なスタッフワークだった。高校演劇で、いろんな会館、いろんな大会経験してきたけど、ここまでトラブル多し!のリハは初めだった。まっ、菜の花座の失敗を次に生かして、次の劇団以降、スムーズなリハ進行が進められることを願うのみだ。気持ちよく大会運営できるように、笑顔!笑顔!で済ませたけどね。
リハ終了後、照明さんは、泣く泣く明日の明かりが上手く行かなくても勘弁してください、ってもう事前に平謝りだった。で、僕、たとえ照明が暗くても、役者が光輝くからお客さんはしっかり見てくれるよ、って。かっこいい!なかなか良いこと言うだろ、ってまたいつもの手前褒め。たしかに不安はある、打ち込んだ明かりのチェックもしていないわけだから。でもね、プロの舞台ってわけじゃなし、大会で順位が付くって話しでもない。少しくらい暗くたって、外れたって、それをどうのこうの揚げ足取る奴はいないって。だから、心配せず、ここまで仕上げたことを一人一人がしっかり示せばいい。それができれば、客席にはきっと伝わる。
そう、自信を持って演じよう。ただし、大きな声で!拾いマイクは無し!だから。