ステージおきたま

無農薬百姓33年
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コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

辛うじて10本!犯人はハクビシンだった!

2017-09-02 10:26:36 | 農業

 筋向かいのお隣さんが、って言っても100メートルも先だけど、畑のトウモロコシを片づけていた。やられた!全部。この喰われ方は熊じゃない、ハクビシンだ。もう来年は作らねえ!そうそう、うちもやられたんだよ、そうか、ハクビシンなのか。実をきれいにそぎ取るように喰われてたもの。

 1週間ほどまえに襲撃された我が家、幸い被害は半分だったので、さっそく防御網を補修、これ以上喰われてなるもんか!と万全の体制を整えた。と言っても、ネットを張りなおしてくれたのは神さん。こういう仕事は彼女の方が数段上手なんだ。僕はどうもずぼらで適当だから、ここはお願いして仕事にあたってもらった。

 その甲斐あって、残った10数本から10本ほど収穫できた。アブラムシが着いたまま放っておいたことと、この品種やけに同じ個所から穂が何本も出て、本命の1本もあまり大きくはなっていなかったが、まずは貴重な収穫だ。さっそく茹でて、かぶりつく。

  未熟かな?と思ったらどうしてどうして、あまみたっぷり、歯ごたえしっかり、旨いトウモロコシにようやくたどり着いた。3年越しだものねぇ、感慨ひとしおってもんだ。

 残りはすべて実を削り落して冷凍だ。

 一所懸命、育て割には少ない実入りだが、まず、これで何回かコーンスプも飲めるだろう。筋向いさんのように、来年はもう作らねえ、とまでは行かずに済んで良かった。

 今年の教訓をしっかり生かして、来年こそ、ハクビシンの鼻の下を明かしてやるぞ。

コメント
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