ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

孫さんと人参掘りは大豊作!

2017-09-23 10:37:05 | 農業

 さて、何をさせるか?何してもらうか?何をしてあげるか?久しぶりの息子一家の帰省。

 4歳で幼稚園の年少さん、農作業を手伝わせるなんて所詮は無理な話しなんだが、田舎に来るんだもの、農家のジジ、ババに会うんだもの、真似事くらいはさせなくっちゃね。普段自分たちが食べてる米や野菜作ってる田んぼや畑なんだし、潜在意識の中に、農作業ってもんも刷り込んでおきたいじゃないか。

 まずは、取り残しのミニトマトの収穫、って言うよりつまみ食い。

 残しておいたメロンも籠一杯とって、興味を引いて。

 本命は、小豆の収穫。8割方熟して莢も茶色く変色してきたし、ここらでとってしまわないと、虫が入ったり、カビてきたり、粒が落ちたりしてしまう。去年の大失敗、いつか書くから、も頭にこびりついているんで、ともかく、早めの作業を進めたい。根元から剪定鋏で切り取って株ごと運ぶ仕事だから、小さな子でも、手を貸してやればできるかな?で、畑へ。

 あれあれ、よくよく見ると、枝によってはまだ青々とした莢がぎっしり!あっ、こりゃいかんわ。実入り途中の莢を除いて手取りするなんて、とても制限時間1時間じゃ無理。てことで、急遽、方針転換。人参の収穫をすることにした。

 太くて抜き難そうな株は大人が引っこ抜いて、小さく細めの株を抜いてもらう。もちろん、1本ごとに大げさに驚嘆し、褒めながら。かなりの豊作!出てくる人参、どれも形も大きさも揃っていて、作業のし甲斐がある。よかった。去年みたいにネズミに食われたり、割れたりしてたらどうしようと心配だったんだ。

 でも、4,5本抜いたら、すぐに飽きた。そういうもんだよ、子どもは。農業高校の生徒だって似たり寄ったりだったもの。それを上手に騙したりすかしたりして、作業を続行。畝に2列植えた人参すべて取り終えた。大豊作!偉いなぁ!凄いなぁ!しきりに褒め殺して。今日はここまで。

 効率だけ考えたら、子どもなんか構わず、一人でさっさか仕事した方がいいんだが、やっぱり、教師根性というか、元教師のさがというか、出ちまうんだよねぇ、農作業知って欲しい、野良仕事に愛着持ってもらいたいとか。まして、孫さんだもの。

 さて、明日はいよいよ、農業体験の本命、稲刈りだ。ここも上手に、飽きさせぬよう、やったぁ!感を味わってもらうよう、気配りしつつ仕事を進めようかね。

コメント
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