ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

台風の隙をついて!?山形まるごとマラソン

2018-10-07 15:19:07 | ランニング

 朝5時起床、すぐにパソコンの電源を入れ、クロムから山形まるごとマラソン大会の公式ホームページを立ち上げる。すぐに開くかなぁ?昨夜は、アクセスが集中して一時不通状態だったから、この時間、もっと大変なんじゃないか?

 大会が実施かどうか、朝5時に発表するてんだもの。ほら、台風、台風。25号見事通過中。札幌は早くも2日前に中止を決めたしね、さて、山形、どうする?もう、ほんと、気にしてたんだ、天気予報。1週間前から、台風の進路を朝昼晩とチェックした。前夜、遅くの予報では、日本海を北上するため、海沿いの庄内地方は影響大だか、内陸はそれほどの影響なし。天気は曇りまたは晴れ。ただし風は強くて6~7メートル。まっ、この程度なら、テントが飛ばされるとか、仮設トイレが倒される、なんてことないだろうから、まず実施は間違いないな、とは思っていたが、ほら、最近やたら多いだろ、風の被害、ランナーやボランティアの安全最優先して、中止!なんてこともないとは限らない。

 ちょっと、ドキドキしながら、ネットのページを開く。寝ぼけ眼で文字がかすむ。くっきり見えたのは、最後の1行。どうかお気をつけておいでください、ってことは実施だな、よしよし、よくぞ決断したぞ、山形市!

 昨年度のハーフマラソン人気投票で全国一になったってことで、その成果をぜひ今年につなげたいって思い大きかったんだろう。ともかく6000人ほどの参加の割には、受け入れ態勢が至れり尽くせりだ。それはトイレを見てすぐわかった。行列がないんだよ。大きな規模の大会で、これは驚くべきことだ。古河とか水戸なんかじゃトイレが絶対的に不足で、スタートの号砲鳴っても、まだたくさんのランナーがトイレ待ち中だった。そんなぁ!乗客乗り終わらないうちに発車する通勤電車だぜ。駅長出て来い!って悶着間違いなし。

 スタート待ちの時間だって、一番後ろのDグループでも2分とちょっと。東根なんて6分以上、湘南国際なんて、なんと15分もだらだらと歩かされたからね。都会で15分も歩いたら、次の駅に着くって。比較的少なめの人数で心のこもった準備をしてくれてるから、評判もダントツなんだろうね。

 それと、これはゲストの増田明美さんも言ってたけど、ハーフの大会でエイドがここまで贅沢って他にゃない、これも人気の秘密だ。今回だと、大粒ブドウシャインマスカット1粒、うーん、この1粒しばりてのは、しみったれ、もっとなんとかせい、高畠じゃ1パックお土産だぞ!と言いたいところだが、他にも佐藤屋さんののし梅、これは食べ放題、よしっ!洋ナシラフランス、取り損ねた、残念!黒山の人だかりでもらうのを断念したが、あれは蕎麦か?ラストの疲れ切った個所では冷たいそば茶!これは元気出た。ゴール後には山形恒例の芋煮、これで決まり!サービス満点のダメ押しが参加賞。

 タオルに雪若丸2袋!農業と県のバックアップがしっかりしてるってことでもある。おっと、忘れちゃいけない。開会式エキジビションの千歳小吹奏楽も素晴らしかった。何種類もフラッグ使ってて楽しめた。中でも、ドラムセクションの編曲がサンバ調。センスあるね、指導の先生。

 沿道の応援が凄いってのも、ランナーにとっちゃ嬉しくなるおもてなしだ。東根の、小学生や保育園児組織動員?には敵わないが、市内の中心街を走ることもあって、声援が途切れることがない。米沢のように市民から文句が出て、街中を避けてコース作りするところとじゃ勝負にならんよな。この違い、どころから来るんだろう。山形市民と米沢市民の気質と好みの違いなのかなぁ。

 思い当たることの一つは、市長の積極性だろうか。佐藤孝弘市長、若いだけあって、スポーツへの思い入れが強い。今回も自ら3キロコースを走ってた。記録も16分だかってマジで走ってるしぃぃぃ。それ自慢気に語ってるしぃぃぃ!その後、ハーフコースの沿道に立ってランナーに声を掛けていた。この積極性は、走ってる人には沁みるよな。どこだかの市長のように、雲一つないマラソン日和!なんてほざいて、バカ言うな、これじゃ暑くて走れねぇんだよ、なんて突っ込みいれられてたのとは大違いだ。上に立つ人間の腹が決まってれば、下で動く人たちだって頑張るってもんよ。

 おっと、山形まるごとマラソンのよいしょばっかりしちまった。

 さて、こちとらのレースはてぇと、今年のハーフ、3度目の2時間6分。ああ!もうこうなると、これが今の実力なんだって認めないわけにゃいかんなぁ。今日だって、2時間切り目指して、市街地プラス折り返し点まで4キロの登りを含め5分50秒のぺースでって、気合いを入れて走ったんだぜ。よしっ、いい調子、そのまま行け!ってウオッチ見たら、なんと6分/キロ。体の感覚がすでに遅いペースを覚えちまってるってことなんだ。折り返した後の下り一直線だって、3年前にゃ4分台で走りくだったんだ。それが・・・3年間の老いの証ってことだな。

 なんて、嘆いてばかりいられないんだぜ。だって、明日もハーフマラソン走るんだから。目標は2時間切り!なぁぁんて、ウソ嘘!完走出来りゃ御の字ってもんよ。豪華賞品もらえるってことだしぃぃぃ!

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