ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

なんのかんのとこじつけてストーブ点けた!

2018-10-16 09:02:23 | 暮らし

 一冬分の薪の準備も出来たし、ストーブの煙突も掃除した。と、なると、点火したくなるんだよなぁ。赤い炎を見たくなるんだよ。今年の薪は3年前の伐採だってよ、夏のうちに刻んだからな、きっと着火もいいし、火力も強いはずだぜ。ちっと、試してみっか?いや、いかん、まだ、10月半ばじゃないか。今から焚いたら春先4月いっぱい6か月以上もストーブのお世話になるってことだ。いっくらたっぷり用意できたって言ったって、半年まるまる焚き続けるほどはないぞ。ここは、我慢だぜぇ、我慢。

 と、耐えに耐えてきたものの、眼前の頂き物高級スコッチ・タリスカー同様誘惑は断ちがたく、ちょっとだけ味見、とか、どうせいつかは手つけるんだからとか、試しに一度、なんて、なんやかんやと理由こじつけて、ストーブ始動しちまうんだよ。

 今回頼った言い訳は、部屋干しの洗濯物、乾かねえだろストーブ焚かにゃ、ってもの。このところ、気温もずいずいと下がってきてるしな、天気は晴れとは言っても、置賜特有の朝霧が午前いっぱい居座ったまま。こりゃ、洗濯物外で乾かすなんて期待できない。当然、部屋の中に吊るすことになるんだが、17,8度の室温ですっきりと乾くはずがなんかねえのさ。

 だからさぁ、点けようぜ、ストーブ。

 もう端から、点けたくて仕方ないんだから、よっ、いいね!その理由ってころっと、節約派から快楽派へと寝返っちまったってことなのさ。

 ストーブ近くに洗濯物!ゆとりとくつろぎにゃ縁遠い光景だなぁ。まっ、上の靴下とか、窓際に掛けたシャツ類なんかからは極力目を背けることにして、ひたすら揺らめく炎を堪能しようぜ。

 ほぉら、いいだろう。これが厳しい冬を耐え忍ばせてくれるのさ。薪ストーブの部屋は乾燥気味だから、洗濯物だって、半日もすりゃすっきりパンパンだ。匂いだってつかない。ジェルボール?そんなもんいるか!って言うか、最近の洗剤の匂い、酷でぇよ!悪臭公害だぜ。汗の臭いの方がよっぽど健康的なのに、マツコ、企業の反自然キャンペーンのお先棒かつぐんじゃないよ!

 と、初点火から数日、惰性でストーブ生活続けてんだろ?って思うだろ。だが、さにあらず、ぐっと堪えて室温16℃にも厚着で立ち向かっている。上着重ね着、足腰にゃストール、省エネオフィスのOLさながらでね。まったく、この朝霧め、執念深いぞ!いつになったら晴れるんだ。この微小霧粒の上に広がるせっかくの秋晴れ、台無しじゃないか。置賜中の人たちみんなで、せいの!で息吹きかけたら、山越えて山形方面に飛ばせるんじゃないか。いつかやってみようぜ。

 

コメント
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