ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

マラソン終われば、イネ脱穀!

2018-10-23 09:05:54 | 農業

 疲れたぁ、とか筋肉痛がぁ、なんて言ってられんねえんだぜ。天気の猶予はあと2日だ。明後日にゃまた雨降りだって言うしな。昨日の大晴天は、マラソンに使っちまったが、その分イネは十分乾いている。ここを逃せば、また、ビニール掛けだ、なんだと要らぬ手数をかけることになる。こいつぁ、なんとしても、やり切ろうしかないぜ。

 と、意気込んだところで、この時期、晴れの朝は深い霧、これ置賜の定番、あぁあ!杭掛けのイネは、朝露と朝霧でもうぐっしょり、日が差し込むまで待つしかない。待つこと数時間、11時になってようやくお日様顔を覗かせた。さぁ、作業開始だ。

 まず、一緒に作ってるIさんのコシヒカリ2aから。こちらは刈ったのも早かったし、その後の杭掛け、ビニール掛けも万全だったので、穂も稲束もかさかさ、こうだと脱穀機械・ハーベスタも心地よく回るんだよ。わずか45分ほどで終了、隣りの黒米にかかる。こっちは我が家の米、育苗が上手く行かず0.4a程度しか植えられなかったから、杭の本数もたったの4本!こっちもちゃちゃっと終わってぴたり12時。さて、どうするか、ええい、ついでだ、隣りのモチ米1.4a、杭8本も一気に終わらせることにする。

 こっちは刈り取りも最後だったし、ビニールも掛けずに来たもの、それと何より茎が立派でぶっとい!乾燥の方も不十分、機械が時折苦し気なうめき声を発する。分別した葉や茎の残骸が湿っていて排出するのに苦心してるのだ。が、聞いて聞かぬふり、頼むよ、あとちょっとだから。どうにか、止まることなくこの田は終えられた。これで、上の田んぼはすべて脱穀完了だ。

 昼はさっさと30分で済ませ、脱穀終えた田の後片付けをして、モチの残り、下の田の杭4本を済ませたが、こちらは同じマンゲツモチでも、すっきり乾いていて、作業順調、だったら、一緒の田のヒトメボレもできるとこまでやっちまえ。今夜は露は降りても雨は降らない。だったら、こき終えた稲束はそのまま放置してできるところまでやろう。なんせ、一人脱穀だからねぇ、やれることは限られてるわけよ。

 30本の杭のうち9本終えたところでタイムアップ、暗くなった。残りの杭掛け稲にビニールを掛けて、明日朝から作業できるようにして本日すべて終了。

 フルマラソン走った翌日にしちゃあ、元気で働けたなぁ、よしよし。レース途中の痙攣1時間もそれほどダメージとして残っちゃいないようだ、よしよしよしっ!あと1日、あるいは2日。ここはいっちょ頑張りどころだぜ。

 

コメント
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