ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

ご立派!ぼっち稲刈り完了!

2018-10-05 09:51:34 | 農業

 手前で、ご立派!なんて褒めそやしてりゃ世話ねえが、たしかに良く頑張った。

 夜露が乾くのを待ちかねて、まずは集めておいた稲束を杭掛け。予定は2時間だが、そうそう思い描いた通りにゃことは運ばぬ。一度掛けたものが、稲束48束の重さを受けてずるずるとずりおちて地面にヘタったものが2本も出て、結局、2時間半でようやく終了。この作業、もう忍耐以外の何物でもないな。同じ動作を30回も繰り返したわけだから。

 昼飯はあるものかっ食らって、さっさと次の田んぼへ飛び出す。二か所に分かれているモチ米のうち、ヒトメボレの隣りに残してあった8列を一気に刈る。30メートルはある縦長の8列、集めるのが大変だ。杭は真ん中あたりに立て、右左から担いで運ぶ。運搬距離長ぁ!正しき杭掛け法としては、間をあけることなく、一連なりで杭に掛けるのだが、少しでも運ぶ距離を短くしたいと、真ん中2本を掛け替えように残しての変則手抜き法、見積もりは1時間半、走るように集め回り、高速ストレッチよろしく屈伸運動を繰り返して杭掛け完了、お本見事1時間半だ。

 バインダーを高速運転?して次なる圃場へ。ここはコシヒカリの刈り残しほんのちょっぴりとモチ米1枚。まずは、バインダーだけ運んで刈ってしまう。目標4時、何故って、締め切り5時の宅急便出しに行かにゃならんから。バインダーを押すようして家に戻り、合間の余分仕事を終えて、今度はキャリーを爆走?穴あけ機械ゃ稲杭、横棒その他を積んで刈り倒したままの田んぼへ急ぐ。到着4時半。この広さだと杭8本か?念のため1本多めに杭打って、稲束集めて掛けて、1時間半、6時終了、これが見通し。

 夕方5時半を過ぎれば陽も傾き、うす暗中での作業に没頭、最後の1本を掛け終えたところで5時55分。ほれね、お見事!でしょうが。この見通す力の確かさ、これが俺の持ち味なんだなぁ。これがあったからこそ、学校勤務、農業、菜の花座の三又掛けもなんとかこなせてきたんだ。って、ちょっびり自慢。

 ちょぼちょぼのコシヒカリをキャリーに積んで真っ暗になった道を足早に戻る。今年の稲刈り作業すべて完了だ。よっし、それじゃ一人で祝杯か?モンキージンのジントニックなどぐい飲みしながら、録りためたビデオで見るか。そうはいかないのよ、菜の花座の稽古だもの。だから暗闇り作業急いだわけね。

 夕飯なんて作る暇なし、ファミマの中華まん食いながら車運転、いざ、菜の花座へ。なんちゅう生活してんなや!

 

コメント
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