朝日新聞の土曜特版「be」、中に「between読者とつくる」ってページがある。時々のテーマを掲げ、読者のアンケートとコメントを掲載して、今時の風を探っている。対象は、中高年かな。まっ、朝日の読者層にシンクロしてるんだろうな。で、今回は、「孤独は平気ですか?」と来た。
この質問なら、別に世代を問わずのはずなんだが、コメントを寄せている人たちは全員50代以上だ。なるほどな、一人暮らし老人多いしなぁ。ほれ、本紙一面にゃ、「一人暮らし高齢者896万人=2040年推計」て見出しがどでかくトップを飾ってる。そうか、そうか、この記事に合わせた企画だったんだな。なるほど続編、あるいはエピソード1ってわけだ。
まとめた記者も驚いているんだが、はい、と答えた人が71%だって!ほうほう、大したもんだぜ、自立心が強くって。理由、一人の方が気が楽。そうだよなぁ、もうここまで来ると、ってつまり高齢者の仲間入りするとってことだが、余計な気遣いはしたくないもの。異なる価値観や感性、押し付けられるのもお断りだしな。料理とか買い物とか洗濯とかって最小限の暮らしの技?持ってれば、一人でのんびりした方がよっぽどいい。女性に、はいの比率が高いのも、これまでも家での暮らしはすべて担ってきてやってく自信はあるし、無口でもべたべた寄り掛かって来る旦那になんか、愛想つかししてるってことなんだろう。一人暮らしのために、料理覚えなくっちゃって言ってるジイサン、殊勝な心がけだぞ。ガンバレ!
孤独と孤立は違うって主張は、たしかにその通りだ。ただ、それだって、感じ方しだい、当人しだいだろうぜ。地域の人は話しかけてなんてこないし、まして、お茶飲みなんかに誘ったりしないけど、こっちはありがたいばっかりだものな。ただ、一人でせいせいしていられるのも、一人でやることがある、一人で楽しめる、からだって指摘は正しい。うん、台本書きがあってよかった。農作業があるから楽しめる。
問題は、病気や老衰で身体の自由がきかなくなった時、どうする?ってことだが、孤独死上等!孤独死は私の理想!とまで突き抜けた女たちの意見に触れると、おい、ジイサン、肝っ玉据えろよ!って尻叩かれてる気がして、元気出て来るぜ。
そう、極力人様の手を借りずに、この世からおさらばするってのが、最終的な目標だな。そのためには、まず、足腰と頭脳を鍛えておくことだ。日ごろ健康なら、死のぎりぎりまでしゃっきりしてられそうじゃないか。まっ、現実はそうとばかりも言えんが。だから、ジムでのランニングの日々も、実はここが狙いなんだぜ。いや、こじ付けなんかじゃない。体調不良で気乗りしない時、ほれほれ、より良き死のために、ぽっくりさんとの出会いのために、欠かしちゃならんぞトレーニング、って叱咤激励してるもの。このブログは、さしずめ頭脳編ってことだな。
って、ことで、昨夜もZUMBAに出かけた。ずいぶん激しく賑やかな死の準備だよなぁ!