ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

種も通販の時代!

2019-04-07 10:02:09 | 農業

 ハウス内トンネル播き、小松菜、ホウレン草順調に発芽したぜ。キャベツ、ブロッコリー、カリフラワーの苗箱蒔きも上手く行ってる。ついうっかりトンネルビニールを剥ぐの忘れて、双葉の乾燥品作りそうになっちまったけどな。同じ条件だけど、トマトの方は、まだ芽が出ない。発芽に高温必要な野菜だから、仕方ない。もう少しの辛抱だ。

 トマトは生食用の桃太郎と加工用を蒔いた。この加工用早生ダルマという品種、以前は町内の種屋さんで売ってたものなんだが、今じゃ手に入らず、仕方なくネットで見つけて注文した。

 畑に直播した実取りエンドウ、こっちは米沢の種屋さんから例年購入。今年も3月中旬出かけたが、お休み、そうかそうか、日曜日は休みかい、種屋さんも働き方改革だねえ、と、その翌日、再度訪ねたら、またまたお休み!?なんと、閉店しちまってた。

 そうか、近くにムサシやコメリが出来て、家庭菜園にゃめちゃめちゃ力入れ始めてるものな。そりゃ対抗できんわな。大規模店VS地元商店、地元の敗北って構図の再現ってこった。品揃え圧倒的だもの。古くからの御馴染み品種を作り方まで伝授して販売するってやり方じゃとてもとても。苗だって新しい品種ずらーっと並べて、衝動買いを誘い掛けくるしなぁ、DIY店の方がはるかに商売上手だ。ああ、どんどん地元商店が追いやられる!

 ただな、全力種屋を目指してるムサシにも盲点はある。客が作らない種は置かないってことだ。まっ、商売だから当たり前だ、品種展示場じゃないんだから。で、我が家の需要に関して言えば、加工トマトと実取りエンドウがガン無視されてるってことなんだ。

 きっとネットでみつかるだろう、トラクターの爪さえ売ってんだから。ほらな、探すほどのこともない。どちらも簡単にネット種屋で見つかった。送料のかかる分やや割高だが、大規模店もけっこう安かないから、二の足踏むほどの支出じゃない。で、さっそく注文。届いて種蒔き。地元商店から大規模店、ついにはネットショップ!今時の商品流通の転換そのものだな。

 早生ダルマは必要なだけ入っていたが、エンドウの方は全然足りない。mlで書かれていても何粒になんのか見当つかず、失敗だぜ。足りない分は何故か、しみったれて取ってあった2年前の種を播いた。出っこねえよな。で、再度、別の品種を取り寄せた。

 本当は3月中に播きたいところだが、そんなこんなで10日ほどずれ込んだ。いいさ、収量は少なくなるが数植えて補いしよう。さあ、さっさとこの記事アップして種まきしようぜ。富貴豆、楽しみにしてさぁ。

コメント
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