ステージおきたま

無農薬百姓33年
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コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

春の種蒔き第3弾!

2019-04-12 09:48:36 | 農業

 1日おきの雪、って、もういい加減しろよ!4月ももう半ばだぜ。

 トラクターの刃も換えたし、ジャガイモの種イモも買ってある。堆肥が届けば、さっさとばら撒いて畑の耕耘と行きたい頃合いなんだぜ。なのに、なんじゃぁぁぁ、この寒さ!ハウス内種蒔き1回目のトマトなんて、まるっきり顔出しゃしない。しが(氷)割りと異名をとり耐寒性で名高いエンドウもさっぱりだ。

 困ったもんだ!

 暖かい冬、雪のない冬が今頃なって落とし前付けにやってきやがった、そういうことだな。お天道様相手に目ひん剥いたって始まらないが、このまま震える春がどこまでも続くってこともないだろう。花はいつか咲く、きっと咲く。ってことだから、苗の準備をしなくっちゃな。

 今、ハウス内トンネルで育っているのは、トップを切ったキャベツ一党と続きの菜っ葉族、それと芽が出てこないトマト2種。3回目となる種蒔きにゃ、カボチャとメロンを蒔く。それと、去年秋蒔き忘れたソラマメもついでだ、蒔いちまえ。

 なに?ずいぶん蒔くねぇ!?ってか。袋の数は豪勢だが、中身はしみったれだから。カボチャは1袋12粒!プリンスメロンなんて、ほれ、この通り貴重品扱いで中袋入り、で、やっぱり12粒!

 

 高くて貴重なカボチャ、メロンのくせに、去年は発芽率60%程度ってだらしなさ、このくらい蒔いておかにゃならんのさ。発芽して育ってくれば、大きく葉を広げるので、ポットも大きめ。7分目ほど土を入れ、たっぷり水をやる。一粒だって無駄にはできない。極限集中で一粒ずつ、ポットに蒔く、いや、そっと安置していく。出てくれよぉぉぉ!お願いだぜ。種の上からまた土を被せ、最後にまた水を撒いて終了。

 あとは、ハウス内トンネルに並べる。が、これが押し合いへし合いで大変!それまでゆったりふんぞり返っていたキャベツ一党やトマトの苗箱、お詰め願いまぁぁぁす、で、押しやって、どうやらスペース確保した。

 葉を広げる頃には、トンネルは不要になるからいいとしても、キャベツやトマトはポット移植が待っている。そうなると、トンネル内は乗車率150%の満員列車並みになるなぁ。ともかく、早く暖かくなって、トンネルから解放されて欲しいもんだ。

 メロンは、イネの育苗が終わったらこのハウス内に植え付ける。カボチャは5月下旬畑に移植の予定だ。どっちも収穫してから日持ちするし、遠くに送ることも可能なので、この数の多さってことさ。カボチャ、なんて、つい先週、最後の1個をカボチャチーズパイにしたからねえ、ほんとお役立ちだ。手前で青い頭を覗かせてるのはソラマメだ。こんな風に蒔くんだとさ。上手く収穫にたどり着ければ、今年のニューフェースってことになる。頼むぜ、ソラマメ・お多福豆!ガンバレ、カボチャにメロン!

コメント
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