ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

こんな仕掛けも考えちゃいるんだが、11月公演は微妙かも?

2020-08-02 15:56:06 | 菜の花座

 完全に第2波突入だな。感染者数だけなら第1波を凌ぐ勢いだぜ。しはらくはこの調子、収まらんだろうな。誰だよ、日本は特別、民度の高さ、なんて口ひん曲げてたのはさ。感染者増加を歓迎したりはしないんだが、日本人の美徳=自粛、なんてへんな文化的優越意識が崩れたってことにはホッとしている。それと、何もしてない安倍ちゃんの免罪符が失われたことも良かった。

 が、この流行再発で次回公演の可能性、危うくなっちまったなぁ。11月末って、さらに第3波にインフルエンザが加わって、とんでもない事態になってるかもしれない。どうしたもんか?と、悩みつつも台本の方は書き進めにゃならんさ。この先、何年かは、上がったり下がったりの流行にお付き合いするコロナ暮らしが間違いなく続くんだろうから。

 前に、一人芝居の連続で舞台を構成するんだ、って話しは書いた。全員、少なくとも一話を担当すると、全16話程度になりそうだ。できるだけ見応え聞きごたえのある台本を提供しなくっちゃ、とは思うが、ただ、次々に出ては演じ、終われば交代、なんて芸が無さ過ぎだぜ。目先は変わるが単調な一人語りの連続、なんとか視覚的にも楽しんでもらえるようにしなくっちゃね。

 で、考えたのは、感染防止策を逆手に取って、透明ビニールで囲ったブース内で演じるという方法だ。1間~1間半四方くらいのブースを舞台上に4っつ作り、それに次々入っては演技する。声は足元マイクで拾う。照明も、各ブースごとLEDライトを当てて、変化をつける。ブースの形も大きさも置かれる高さも違えて、舞台を空間的に利用する。出来れば、幾つかのブースは空中に浮かんでるように見せられたら、なんて、そりゃ非力のアマチュア劇団にゃ無理な相談だよな。

 役者はブース内だから、どんなに叫ぼうが暴れようが、客席に飛沫は飛ばない。そう、息抜きにダンスなんかも差し込む予定でいる。カラフルに輝くビニールブース内でバラバラに踊っる様子って、なんか近未来風でいいんじゃないか。ただね狭いから、振りは工夫してもらわねばならんけどね。

 役者が思い切って発声し終えたブースは、次の演者が使用する前に、消毒作業を行う。これは、かえって、完全防護服でいかめしくやった方が見ものになっていいかも知れない。あるいは、消毒液の噴霧器も様々変えたりしても笑いが取れそう。これで、役者間の本番中の感染は防げる。まさか、マスクとフェースガード着けたまま演技なんてしないで済むってもんだ。

 客席の感染防止策については、それまでの実践を参考にしながら、その時の流行状況を配慮して考える。それより問題は、稽古中、いかに感染リスクを抑えるかだ。せっかく一人芝居にしたのに、みんな集まれ密になれ、じゃ意味がない。ここでも工夫が必要だ。菜の花座にゃ何でも作ってくれる装置の鬼、いや、神様がいるからその点は心配していない。場合によっては、折りたたみ式で携行可能なブースなんてのも作ってくれることだろう。

 などと様々新趣向を打ち出しつつ準備はしていくつもりだが、なんたって、コロナ次第、果たして実現できるかどうか?

 と、後ろ向いてちゃダメだよな。生活掛かってないアマチュアだからこそ、元気にぶつかっていかにゃならんのだぜ。

 

 

コメント
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