ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

薪切り、終わった!

2020-08-13 15:16:10 | 暮らし

 残り6本!ただし、どれも直径35センチを超える大物ぞろい。こりゃぁ、手強いぜ!

 チェーンソーのバーが35センチだからな、そのまま真っ直ぐ切り下しても全体に刃が回らない。チェーンソーを前に動かし、後ろに引いて、なんかゆったり鋸使うみたいだなぁ。刃が届かないって問題もあるが、この巨体がどでっと地面に横たわってるわけだ。できれば、片側だけでも持ち上げて切りたい。が、そんな贅沢は言っておれない。幸い、置かれた場所は石とかほとんどない土の上だ。底まで切り進んで最後回転する刃が、威勢よく土を噛んだとしても刃は痛まないだろう。石なんてない!と信じよう。

 この難物たちのために、刃もオレゴンの新品と交換してある。が、すでに何本か切った後なので、念のため、刃を研ぐ。さっ、準備完了!大物相手の最後の勝負だ。よおし、切れ味いいぞ。この太さだ、途中エンジン出力が耐えきれずに止まったりもするが、そこはこいつを知り尽くした技で乗り切る。よぉし、最後の数センチ!あまり土を噛まないように丁寧に押し付けて行く。真っ黒な土が一気に掻き出される。切り終えた。

 これでもまだ、大木はびくともしない。仕方ない、真ん中ちょっと寄り、4対3の割合の個所で地面がらみ切る。ここまで切れば、さすが非力の俺でも、片側くらいは持ち上げられる。刻み台、ったって、細めの丸太2本だが、その上にごろりと転がす。これで土まで切る必要はなくなった。25センチ程度に刻んで1本の太原木が8個の玉に切れた。

 あとはこのやり方を繰り返すだけだ。怪我せぬように、ゆっくり慎重に!

 さっ、いよいよ最後の1本!今回配達された原木のうちで一番のぶっとさだぜ。

 念のためも一度刃を研いで、じわじわと切り進み、すべて切り終えた。これはやっぱり、やったぜぇぇぇ!だな。ただ、喜んでばかりもおられない。これら玉切りした木を運んで、斧で割って、積み上げるまでが薪作り作業だ。しかも、今日切った極太ものは、楔を使って半割りしておかなけりゃ斧の一振りなんかで割れるもんじゃない。

 楔を打つための溝をチェーンソーで刻んで、半割り作業を始めたところで、本日はタイムアップ!もう十分働いたぜ、お盆だしな。あとは、こつこつ時間をかけて割って行こう。って、そうは悠長にしておれんのだった。盆明けにゃ、河川の支障木がどっさり?入ってくるんだった。

 とは言え、7立米もの原木の山を、盆明け前に平らげたってのは、お祝いものだぜぇ!褒めてやる。欲しいもの、勝ってやろうかい。

コメント
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