こんなに重いのかよ!ナラの木って。ナラ100%で届いた薪用原木、あっこりゃ、あまり太くないし作業も楽でいいや、なんて、思い違いだったぜ。直径20センチ、見た目は細身のものでも、うーん、持ち上げられない。動かせない。おいおい、どう切ったらいいんだよ?
できれば片側だけでも上に上げて切れば、チェーンソーへの負担も小さい。地面を噛んで刃こぼれすることもない。これまではそうしてきた。が、このナラは・・・・・。
堅さも桁外れなんだが、幸いチェーンソーは去年買い替えたドイツ製STIEL、堅いとか太いとか一切文句も言わず、がっがっと切り進んでくれて助かっている。問題はそこからなんだなぁ。ナラ原木って、堅く重いから火持ちが良い、これは定番の評価。薪割り人として拍手喝采したいのは、割れやすい!ってこと。うん、これもよく知れ渡ってるかも。
30センチクラスのぶっとい奴でも、ど真ん中に斧一振り!見事、二つ割りだぜ。
去年までは、割れにくい樹種が多かったので、185センチを7分割、26,7センチに玉切りして割っていたんだが。ナラなら、6等分、31センチでもほぼスパッと完割り?薪割りはこうでなくっちゃ。
と、快適薪割りライフを楽しんでいるのだが、なんせ、堅く、重い!だから、危険がいっぱいなんだ。薪作り始めて4日経つんだが、初日は刻んだ気に指を挟まれ、爪の中内出血。次の日は大物をえっちら運んでいてつんのめって、両腿打撲。翌日は斧の背がふくらはぎを直撃。そして昨日、刻んだ玉が足の指先に軽く落ちて、骨にひびが入ったか?というほどの衝撃、今朝になっても足裏をまとも着地できない。作業強度が高いので、疲れも溜まってるのさ。左手親指の付け根は、りんご材刻みからずっと腱鞘炎が続いている。
二山あるナラ原木のうち、一つの山の半分近くはやっつけた。残り3/4、田植えまでには片付けてしまいたいだよなぁ。
くれぐれも大きな事故だけは気を付けようぜ。