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ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

薪材争奪熾烈!

2019-04-25 10:44:17 | 暮らし

 プッシュホン、末尾の番号・5を押す。期待と不安で待つこと2秒。ああ、やっぱりお話し中だ。9時の受付開始からすでに40分経っている。1分経過ごとにダイヤルし続けてるから、すでに40回、門前払いを食らってるってことだぜ。きっと、たった1本の回線で対応してんだろ、繋がるわけがない。

 河川支障木の無料提供、

 年々希望者殺到で、まるでアイドルグループの公演チケットとか、人気マラソン大会のエントリーのようだ。クリック合戦ならぬ、リダイヤルの戦い。一昨年は何度ものお話し中に業を煮やし、1時間放っておいたら、すでに予定者数終了だってよ。それに懲りて、去年は電話から離れることなくかけ続け、上手い具合に滑り込めて20分でゲット!今年は、うーん、40分でも無理か!もしかして、もうお断りに入っているのかも???

 43回目、息をひそめ、気持ちを集中して待つ。おっ、無音の時間が微妙に長い、ってことはぁぁぁ、おうっ、やったぜ、繋がった。なんか担当者えらくのんびりしてやがる。殺気だった電話を45分間も受け続けたとは思えぬ落ち着きぶりだ。そうか、このゆったりムードだから、ここまで時間がかかったのか。あるいは、申込者の夢中さを楽しんでいるのか?

 まずは引き取り希望日を確認、5月23日13時で決定。田植え時期に重なるが、そんなこたぁ、気にしちゃいられねえぜ。それから、住所、氏名、電話番号を伝えて、終了、と思ったら、サプライズ!今年は軽トラ2台までOKだってよ。やったぜ、これは助かる。去年は1台こっきりだったから、しょぼくて、すぐに刻み終わってしまった。ストーブ燃料としても多分10日分程度だったんじゃないか。それが、今年は2台分だぜ。豪勢じゃないか。

 思い当たる節はある。去年、もらいに行った時、ずいぶん残っていて、こりゃ、きっと業者に払い下げするしかないぞ、って感じてたんだ。やっぱなぁ、いっくら希望者殺到って言ったて、お一人1台限定じゃ捌ききれんよ。お陰で、今年はほっくほくだぜ。

 去年果樹園からもらった廃木もまだ残ってるし、これに薪屋さんから丸太を仕込めば、次の冬は安泰じゃぁぁぁぁ!


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種蒔き終われば、頭の中で芽は育つ!

2019-04-24 09:49:50 | 農業

 すべては、この日のために積み上げて来たんだぜ。秋の燻炭焼き、いいものたくさんできた。雪降る前のボカシ積み、その後1か月以上の切り返し作業。種もみの塩水選に温湯殺菌、そして浸漬20日間。同時進行で、ボカシを篩い、用土を篩い、燻炭を仕分けし、すべて小屋に運び込んで、やっと種蒔きにたどり着いた。ふぅ、どうだい?手間暇かかるもんだろうが。

 今年の改善点は幾つもあるが、超目玉は、播種機をついにリースに代えたこと。もう、堪えられない、あの30年もののポンコツには!途中緊急停止すること一度ならず、しかも土の転圧ポイントがずれていて種がポットに中に埋め込まれない。いくら厚く覆土しても水撒きすると種が浮いて出る。当然、発芽不揃い!もう、丸一日悪戦苦闘して、その後も落胆の連続、もう嫌だ、高いリース代払ったって、最新型でストレスフリーで行きたい。

 機械では、土混ぜ機も新しい中古が来た。一緒に作業するTさんが機械屋さんから譲り受け長期貸し出ししてくれる。この良い点は、コードが長いので、播種作業の場所で土混ぜができるようになったこと。これで、一手間、二手間省けた。土作りも細かいながら、ボカシの作り方も配合比も変えて、去年の肥料不足に対応した。

 これだけ気使って、準備した来たんだ、お天道様だって、その努力、見そなわして、ほぉぉぉれ、天気最高だぜ。

 箱送りの部分が欠けたポット苗箱が引っ掛かってすったもんだした20分を除けば、機械は順調、って言いたいところだが、種の乾かし方が不十分。所々種の落ちない。もう、仕方ねぇ、チャップリンのモダンタイムスさながら、流れる苗箱を必死で追いつつ種をつまみ入れる難行をこなした。それでも、最新型の威力は大!1時過ぎは種まきは完了。丁寧にハウス内のプールに並べた。

 さっ、これで、大きな一山を超えた。シートを被せた苗箱を見ながら、順調な発芽と健やかな生長をお祈りした。ほんと、手を合わせたぜ。この先、天気の具合を見ながら、シートをはぐったり、かけたり、水をやったりと細やかな気遣いが続く。土の中で種もみがどんな風に動いているか、それは、見えない。でも、頭の中じゃ常に芽は動いてる。水を吸い込み、ゆるゆると根を出して、真っ白な新芽が土を掻き分けて行く。その健気な様子が見えている。そうやって、土の中の種と頭の中の種はシンクロしつつ育って行くんだ。期待と不を抱えながら常に寄り添う気持ち、作物を育てた人間じゃなきゃわからんさ。

 翌日は曇天。でも、気温は高い。ああ、種もみの心地よいつぶやきが聞こえて来るぜ。

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芸人手なずける安倍ちゃんの手管、お上手!で、その芸人さんは?

2019-04-22 09:32:14 | 世の中へ

 安倍ちゃん、吉本の花月にご出演だってよ。大阪で開かれるG20にご協力を、だって。まっ、そんなもんこじ付けだってみんな知ってる。安倍ちゃんの狙い、直後の大坂補欠選挙のテコ入れ?そんなもんとちゃいまっせ。安倍ちゃんて人は、根っからのスタンプレイヤ、手前が目立って、政権基盤を固めたい、ただそれだけのこだぜ。で、もちろんその先にゃ、改憲って年来の悲願・野望が透けて見えてるわけよ。

 安倍ちゃんで、ほとほと関心するのは、人を手なずける手練手管の巧みさだよな。それも、政治家とか経済人とかって、従来のお仲間に目を向けるんじゃなくて、芸能界、スポーツ界を標的にぴたりと据えている。そこが新しいし、小憎らしいまでの読みだな。庶民どもに人気と影響あるのは何か?よぉぉぉぉく知ってるのよ、安倍ちゃんは。

 スポーツ界の方は、オリンピック引っ張ってきたことで、完全掌握だろ。おっと、イチローには国民栄誉賞で思わぬみそつけたがな。ともかく恥も外聞もなくしゃしゃり出て、メダルを取った選手とツーショットだもの、やれやれ不様。で、次は芸能界をどう取り込み、引き立て役に囲い込むかってこと。ほれ、昨日の桜を見る会、芸人、アイドル総参加って感じじゃないか。数日前の吉本出演も当然、その人気取り路線の延長にあるわけだ。手を差し伸べられた芸人たちも大喜びではせ参じている。

 そう、お茶の間の人気者を味方に付けることほど、強力な支持率維持策はない!そして、その手口、お上手!

 まっ、そんなこたぁ今さらで、政治ど素人が蘊蓄語るほどのものじゃない。気になってるのは、なでなでされてる芸人・アイドル・人気者たちの方だ。中でもお笑いタレントたち。そう、吉本っていう強靭な陣地をバックに戦ってる奴らその他。ここで、ついに安倍ちゃん、本丸攻撃、懐柔という奇策に打って出た。一国の総理が、お笑いの舞台に出るかい!って突っ込みは置いといて、安倍ちゃんに狎れ狎れしくされたお笑い芸人たち、どう出るか?

 あっ、これはもう簡単な話しで、喜んで相方務めまするぅぅぅ。はい、お殿様のご高配、有難き幸せぇぇぇぇ。とへりくだる。まっ、そんなもんなんだよ、芸人って。昔からそうなんだ、卑しき身分、と蔑まれてきた末裔なんだもの、権力と金には自ずと最敬礼の土下座放題なのさ。権威を笑いのめすのが、芸人の心意気だ、なんて願望もツィッター等でチラチラしてるけど、そいつぁ、笑いのうちの一部に過ぎんのさ。大きすぎる期待をかけちゃいけないよ。

 笑いにゃね、強い者をおちょくる笑いもあれば、弱者や弱みをいたぶる笑いだってある。そういうものなんだ。前者の質が高く、後者はゲスだ、なんて、決めつけちゃいけないぜ、そいつぁ、ただ今流行の兆しを見せる道徳ファシズムにつながりかねない。笑いてやつは、毒なんだ、良くも悪くもね。それを享受する庶民ってやつもご同様だ。

 の昔と、お茶の間人気者と、どこが違うかって言った、見る側、周りを囲む側の変質なんだよ。ついこの間までは、いっくら笑わせてくれたって、楽しんでる側は、あいつら、基本、バカだから、所詮芸人風情、って冷めた部分があったのよ。ところが、今じゃ、お笑いタレント=コメンテーターだろ、これがうまくないのさ。自分の芸で勝負するんじゃなくて、適当に視聴者の喜びそうな感想くっちゃべって人気取りだ。もう、松本人志なんて、世間のご意見番だものな。

 この価値観の逆転、こいつが危ない。お笑いは所詮、お笑い。芸人はあくまで半端者、そいう健全な常識を取り戻さなくっちゃ。見る側も、演じる側もね。ちょっとばっかしのくすぐりまぶしのお為ごかしに人格まで預けちゃなんねえのさ。芸人の方も、誤解するんじゃねえ。笑タレなら、ネタで勝負しろ。権力者に尻尾ふったっていい、裏であっかんべーとベロ突き出してろ。金と力、引き出して、舞台じゃ、ちくりちくりとやる、そんな芸当を身に着けてくれよ。それがの矜持ってもんじゃねえのか。

 

 

 

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今年は失敗するもんかい!ジャガイモ編

2019-04-21 08:26:55 | 農業

 おう、堆肥届いたか。それじゃ、堆肥撒いて、耕耘して、じゃぁぁぁぁん!ジャガイモの種イモ植えだぜぇぇぇ。

 トラクター、爪、換えたからねぇ、自分で、も一度、自分で!もう、試してみたくて仕方ないわけよ。と、子どものような動機もあるが、やはり、時期は時期だから。種イモ、1週間前に購入して、日光浴させてきた。芽の緑化も進んで、早く土に埋めてけろ!って声が聞こえて来るんだよ。よしよし、雨も上がったことだし、土はちと重いが、頑張ってしまうべね。 

 去年は大失敗だった。買った種イモの量が多すぎ。余らせるのも癪だ、って株間を狭めてぎゅっぎゅと詰め込んだ。1株あたりの収量は落ちても、株数で元はとれる、って算段だった。発芽も生育も順調そのもの、畝が見事に緑のロールケーキ状態になった。恐るべき害敵・ニジュウヤホシテントウムシの発生も少ない。よしよし、これは豊作じゃ。

 が、だ。掘ってみたら、なんとほとんどが小粒卵か卓球ボールの大きさ!お、おい、そんなことってあるかよ!掘れども掘れども、どの品種も同じ。収量ももちろん少ない。そうか、こうなるのか。育つ環境に恵まれないと、すくすくのびのび成長できないってことなんだ。人間なら、なにくそ精神で這い上がる場合もないわけじゃないが、植物はその点実に正直だ。まったく例外なく、チビ太で全員集合!

 人間てのは惨いもんだぜ、ちっとも食う気にならない。別に味が劣るってわけじゃないのに、ただ、ちっこいってだけで、この差別だ。もう、まったく。せっかくの収穫、天の恵みだってえのに、ほぼそのまま芽を出すに任せちまった。すまん。

 だからさぁ、今年はリベンジの年なんだぜ。ったって、秘策なんてあるわけじゃない。取る対策は決まってる。そう、播く量を減らし、株間をたっぷり空けてやるってこと。要するに、一昨年までのいつも通り、ってことだ。

 男爵とメークインは10メートル、1畝ずつ。キタアカリとトウヤ、それに我が家伝来?の赤ジャガは半列ずつで、計3畝半作ることにする。ロープを張って、それに沿って溝を掘り、45センチごとに種イモを置く。

 すでに芽がだいぶ出ているから、発芽も早いぜ。種イモの間に堆肥を一盛りして土を被せる。畝間は管理機が入れる80センチにして、後々の作業の効率化を考える。

 それぞれに品種名札を立てて、さっ、終わった。これでいい。堆肥もたっぷりやったし、俺としちゃかなり丁寧に仕事したぜ。気温にもよるが、5月初めには芽も出そろうだろう。土から顔を出したジャガイモの新芽、逞しくって生命力にあふれてる。待ってるからな。今年こそな。

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孤独は平気ですか?朝日新聞beの問い

2019-04-20 10:14:26 | 世の中へ

 朝日新聞の土曜特版「be」、中に「between読者とつくる」ってページがある。時々のテーマを掲げ、読者のアンケートとコメントを掲載して、今時の風を探っている。対象は、中高年かな。まっ、朝日の読者層にシンクロしてるんだろうな。で、今回は、「孤独は平気ですか?」と来た。

 この質問なら、別に世代を問わずのはずなんだが、コメントを寄せている人たちは全員50代以上だ。なるほどな、一人暮らし老人多いしなぁ。ほれ、本紙一面にゃ、「一人暮らし高齢者896万人=2040年推計」て見出しがどでかくトップを飾ってる。そうか、そうか、この記事に合わせた企画だったんだな。なるほど続編、あるいはエピソード1ってわけだ。

 まとめた記者も驚いているんだが、はい、と答えた人が71%だって!ほうほう、大したもんだぜ、自立心が強くって。理由、一人の方が気が楽。そうだよなぁ、もうここまで来ると、ってつまり高齢者の仲間入りするとってことだが、余計な気遣いはしたくないもの。異なる価値観や感性、押し付けられるのもお断りだしな。料理とか買い物とか洗濯とかって最小限の暮らしの技?持ってれば、一人でのんびりした方がよっぽどいい。女性に、はいの比率が高いのも、これまでも家での暮らしはすべて担ってきてやってく自信はあるし、無口でもべたべた寄り掛かって来る旦那になんか、愛想つかししてるってことなんだろう。一人暮らしのために、料理覚えなくっちゃって言ってるジイサン、殊勝な心がけだぞ。ガンバレ!

 孤独と孤立は違うって主張は、たしかにその通りだ。ただ、それだって、感じ方しだい、当人しだいだろうぜ。地域の人は話しかけてなんてこないし、まして、お茶飲みなんかに誘ったりしないけど、こっちはありがたいばっかりだものな。ただ、一人でせいせいしていられるのも、一人でやることがある、一人で楽しめる、からだって指摘は正しい。うん、台本書きがあってよかった。農作業があるから楽しめる。

 問題は、病気や老衰で身体の自由がきかなくなった時、どうする?ってことだが、孤独死上等!孤独死は私の理想!とまで突き抜けた女たちの意見に触れると、おい、ジイサン、肝っ玉据えろよ!って尻叩かれてる気がして、元気出て来るぜ。

 そう、極力人様の手を借りずに、この世からおさらばするってのが、最終的な目標だな。そのためには、まず、足腰と頭脳を鍛えておくことだ。日ごろ健康なら、死のぎりぎりまでしゃっきりしてられそうじゃないか。まっ、現実はそうとばかりも言えんが。だから、ジムでのランニングの日々も、実はここが狙いなんだぜ。いや、こじ付けなんかじゃない。体調不良で気乗りしない時、ほれほれ、より良き死のために、ぽっくりさんとの出会いのために、欠かしちゃならんぞトレーニング、って叱咤激励してるもの。このブログは、さしずめ頭脳編ってことだな。

 って、ことで、昨夜もZUMBAに出かけた。ずいぶん激しく賑やかな死の準備だよなぁ!

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