プッシュホン、末尾の番号・5を押す。期待と不安で待つこと2秒。ああ、やっぱりお話し中だ。9時の受付開始からすでに40分経っている。1分経過ごとにダイヤルし続けてるから、すでに40回、門前払いを食らってるってことだぜ。きっと、たった1本の回線で対応してんだろ、繋がるわけがない。
河川支障木の無料提供、
年々希望者殺到で、まるでアイドルグループの公演チケットとか、人気マラソン大会のエントリーのようだ。クリック合戦ならぬ、リダイヤルの戦い。一昨年は何度ものお話し中に業を煮やし、1時間放っておいたら、すでに予定者数終了だってよ。それに懲りて、去年は電話から離れることなくかけ続け、上手い具合に滑り込めて20分でゲット!今年は、うーん、40分でも無理か!もしかして、もうお断りに入っているのかも???
43回目、息をひそめ、気持ちを集中して待つ。おっ、無音の時間が微妙に長い、ってことはぁぁぁ、おうっ、やったぜ、繋がった。なんか担当者えらくのんびりしてやがる。殺気だった電話を45分間も受け続けたとは思えぬ落ち着きぶりだ。そうか、このゆったりムードだから、ここまで時間がかかったのか。あるいは、申込者の夢中さを楽しんでいるのか?
まずは引き取り希望日を確認、5月23日13時で決定。田植え時期に重なるが、そんなこたぁ、気にしちゃいられねえぜ。それから、住所、氏名、電話番号を伝えて、終了、と思ったら、サプライズ!今年は軽トラ2台までOKだってよ。やったぜ、これは助かる。去年は1台こっきりだったから、しょぼくて、すぐに刻み終わってしまった。ストーブ燃料としても多分10日分程度だったんじゃないか。それが、今年は2台分だぜ。豪勢じゃないか。
思い当たる節はある。去年、もらいに行った時、ずいぶん残っていて、こりゃ、きっと業者に払い下げするしかないぞ、って感じてたんだ。やっぱなぁ、いっくら希望者殺到って言ったて、お一人1台限定じゃ捌ききれんよ。お陰で、今年はほっくほくだぜ。
去年果樹園からもらった廃木もまだ残ってるし、これに薪屋さんから丸太を仕込めば、次の冬は安泰じゃぁぁぁぁ!