![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/e4/2271fafafe441a5e9dcb905c43601c59.jpg)
脳内の 見ざる言わざる聞かざる
*************
前回のブログ内容の続きです。
**********
脳内には、ある特殊な細胞群がある。
そこでは、繰り返し、放出されたヴァイブレーション
にふさわしい、状況を再現するといわれる。
そこではまた、他者から放出した 想念や行為、動作や
イメージなどのヴァイブレーションを選択的に受け取る
ことができろう。
受け取った後、その脳細胞部に、記録させ、定着させる
らしい。
”他者からの想念”、いわゆる、大衆心理の波動の力は
相当なものだ。
なぜなら、これが、自然災害や、地球上紛争 あるいは、
異常気象なども含めて、人類の歴史上、これまで繰り
返され、近年、また新たな問題として、あらわれてきた
災厄の原因の一つ、と、考えられているからだ。
どういうことかというと、
災害や事件を体験した人の突然の不幸に対する、恐れや
どうしようもできない不甲斐なさ
あるいは、そうした災害や事件の情報を 吾がことの
ように親身に、受け取り、それらの仮想イメージを強く
持った人は、そうした想念の同派数の、ヴァイブレーション
を 体外に放出している。
すると、先に述べた、その人の細胞群に、その
ヴァイブレーションは、刻まれると同時に、それを無意識に
受け取った人の脳細胞にも、選択されて残り続ける。
すると、この災害や事件の ”恐怖や、不安”は、
眼には見えないが、あっという間に、世間的な概念として
普及していく。
それは、大衆意識に溶け込み、そのヴァイブレーションは
想像を絶した、大きな力となっていく。
”創造”とは、”想像”に元を発するからだ。
建築でも、絵画でも、衣服でも、デザインがあって、現実の
形となる。
同様に、”恐怖の想像”は、このデザインにあたるから、
知らずの間に、マス化したとき、すでに、創造される過程の
最後に達しているのだ。
”念は現実化”するという、”唯心所現の法則”により、
現実に そうした災害や事件として 地球上に起こって
きたし、起きている。
この現実化させる”念”は、私たち、一人ひとりが、
相乗効果で ”恐怖や不安”を膨らませていったときに、
できあがる。
それが、重なり合ったとき、大衆意識となり、
その、ヴァイブレーションの力にほかならない。
戦争、脅迫事件、詐欺事件、強盗事件、地震、火事、
噴火などの、自然災害なども、知らずのうちに、
長い年月を経て、一人ひとりの脳細胞に蓄えられた、
ヴァイブレーションが大衆意識の一部となり、
生みだされていくのだろう。
だとしたなら、どうしたらよいのだろう?
どんな対策を、施せるのだろうか?
それは、そうした”恐怖”を感じた時、”感謝”という、
今、与えられている恵み(当たり前の生活)に、
心の羅針盤の針を、振り向けることから始まるのだ
と思う。
毎日、ニュースやSNSで いやがおうにも耳に目に
飛び込んでくる、こうした情報を、必要以上に
ミミを傾けないことも 必要かもしれない。
何度も何度も、恐怖を煽られる言葉を聞いていると、
脳内細胞に染み込むその確かさも、比例して、大きく
なっていく。
こうした 一連の、恐怖を感じさせる社会現象や事件に
自分の脳細胞が、汚染されないよう、努めて意識すること
も必要だろう。
不安を煽る情報は、様々な媒体から、頭に入ってくる。
それを中和させるためにも、積極的に 純粋な
ヴァイブレーションを、脳内に張り詰めていくことが
”恐怖心”に汚染されない、手段の一つかもしれない。
純粋なヴァイブレーション、いわゆる、”善き言葉、
善き思い、善き行い(人の為になる)をしていく”
ことで怒りや不安などを、意識的 積極的に浄化
させていける。
ここで、思い出す、かの有名な彫刻に彫られている、
一連の仕草がある。
東照宮の🙈 🙊 🙉 の彫刻(見ざる、
言わざる、聞かざる)の、お猿さんたちの姿だ。
この、仕草こそ、自分の脳細胞内に、
”怒りや不安”の種の発芽を、最小限にとどめる方法だ。
つまり、恐怖や不安を煽るものに対して、
”観ない、聞かない、言わない”の 徹底である。
これが、まさに、このお猿さんたちの、メッセージ
でもある~と 聞いたことがある。