”神との対話”から
11月5日
*********
昨日載せた記事の内容が
鮮明な言葉で語られている
”言葉”を 見つけました。
今日は引用いたします。
”神からのメッセージ” を自動書記のような
かたちで受け止めた著者が、質問形式に書いた
本(*1)からの 一節となります。
**************
”人間の行動のすべては、愛か不安に根差している。
人間関係だけではない。
ビジネスや産業、政治、宗教、子供たちの教育、国家の
社会問題、社会の経済的目標、戦争や平和、襲撃
防衛、降伏に影響を及ぼす決断、欲しがったり、
与えたり、ため込んだりわけあったり、団結したり
分裂したりという意思決定、自由な選択のすべてが、
存在しうる ただ 二つの考え から発している。
愛 という考えか、不安という考えか・・”
すると、書記している本人はこの、”降ってわく言葉の
主”(神)に対して、質問します:
”決断しようとすると、不安が勝ってしまうほうが
多いですね。
これはなぜですか?”
その答え:
”不安を抱えて生きるように、教えられているからだ。
あなたがたは、適者生存、いちばん強いものが勝利を
得る、いちばん、利口なものが成功すると聞かされて
きた。
子供のころからずっと、劣ったものが負けると
良い聞かされてきたためだ。
あなたがたは、適者になろう、強くなろう、利口に
なろうと必死になり、どんな状況でも、少しでも
劣っていれば、負けてしまうという不安におびえる。
あなたがたは、もちろん、不安に支えられた行動を
選択する、そう教えられてきたからだ。”(以上31・32頁)
さらに・・
”人間の行動には二つの動機しかない。
不安か、愛か。
ひとの思考も行動もすべて、愛か不安か どちらかを
根拠としている。
ほかの考えは、すべて、この二つから派生したものだ。
この二つは最初の思考、最初の力だ。
人間の存在というエンジンを動かしている生の
エネルギーだ。
人が何度も何度も、同じ体験を繰り返す理由もここに
ある。
人が愛し、つぎに破壊し、そしてまた、愛するのは
そのためだ。
常に、一方の感情から 他方の感情へと揺れ動くからだ。
愛は不安を支え、その不安は愛を支え その愛がまた
不安を支える・・・” (31頁)
(*1)
”神との対話” ニール・ドナルド・ウォルッシュ著
サンマーク出版
1998年