自然治癒力セラピー協会=Spontaneous Healing Therapy Japan

自然治癒力を発揮させるために、心と体の関係を考えます。

アメリカの栄光とスピリチュアリズム(2)

2025年02月05日 | 健康のための心の波動

硬貨の刻印と、ヒマラヤのエミール大師の想い
**********************************
前回の続き・・・

”アメリカを、過去の偉大なアメリカに戻す”
という トランプ大統領の意気込みは、
弱った大木を 繁栄する大木に還ること・・

それは、古い大木の枝を剪定したり、添え木
したり肥料を足していくということか?

活力がなくなった 見えない根っこは、
どうしたら良いのか?

枝葉や茎や葉脈の整備とともに、
元気な根に戻すことから 始めれば
活き活きした葉と豊な果実は、約束
されるだろう

これは人の一生にも、あてはまる
かもしれない。

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年を重ねても、艶のある皮膚で、輝いて
元気に活動している人が 時々いる。

その人を良く知ると、外見のケアーに時間
をかけているというより、必ず、健全で
前向きで、優しい人柄が見える。

つまり、眼に見えない根が、
しっかりしていてこそ、
古老の大木も、活き活きとするように、

人も、眼に見えない、心を健全に保つ
ことで、身体の張(はり)も艶も健康も、 
保たれているといえそうだ。

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なら、話を戻すが、
国における根っことは、何だろう?


それに関して、ヒマラヤのエミール大師は
次のように語る(*1);


もし、国家の霊的力を保持し、発展させるならば、
五百年たっても五千年たっても、全盛期のように
活気凛凛とし、活力に満ちるでしょう。

それができなければ、すべてのものは、その本源
である、普遍原質に還らなければならない。

すべては、進歩か退歩かのいずれかが、あるのみ。

どっちつかずの中間もないし、停止もない。

もし、皆さんのお国がその実相、あるいは、使命
を認め、神霊と手を組み、神の御心を 己が心
として、

言い換えれば、
神霊を、おのが内奥より発現させるなら、
人間の言葉をもってしては、形容ができぬほどの
驚異が実現されるでしょう。”


エミール大師は、この言葉を、アメリカの捜査隊
の前で投げかけている。

一人ひとりが、自分の心の奥底にある、
魂の真性を自覚してこそ、国の発展があるという。

進むか、退歩するか‥どちらかしかない。

この言葉は深い。
山登りのようなもので、途中休憩しても、登るか
降るかしなければ、夜が来てしまう。

人類も、(精神的に)進まなければ、退歩していき、

エミール大師のいうように、いずれ、地球は
普遍原質、つまり、地球ができたころのように、
原子に分解され、普遍(宇宙)の一部になる・・・
日は、空言ではないかもしれない。

これは、地球の崩壊を意味している。

核爆弾か? 転変地変か? 隕石落下か?

いずれにしても、地球と地球人類とは
一つの共同運命体で、人類の心の向け方
で運命が決まっていく。

ちょうど、ボートが地球で、それを操縦
しているのが、人類の思考や想い、だからだ。
戦争もそのきっかけは、”征服したい”という
指導者の一つの想いから始まる。

転変地変も、大衆想念の、アグレッシブで
攻撃的で恐れや苦しみで、固まった念が
大自然形態に、影響を与えているという。


さらに、エミール大師は、現代に生きる
アメリカの捜査隊の面々に、
アメリカの通貨に書かれた文字を見なさい”
言って、霊的なアメリカの偉大さを支える
精神について、述べている。

その箇所を引用すると;


”通貨の上にある文字を見てごらんなさい。
~我ら神に信託する
~多 より 一(いち)

これこそがアメリカのような国家が
生存していくうえで、鳩が鷲にとってかわる
時の、神霊のスローガンです”

多より一~ は前回のブログ記事で触れた。

我ら神に信託する~ 

この言葉は、英語でアメリカの硬貨に刻印
されている。


神に信託する・・とは、文字通り 神の
意向を信じ
神の意向に沿うように、行動するという
意味だ。


これが、エミール大師の言葉の中にある、

”国家の霊的力を保持”するということに
つながる。

具体的には、国民の一人ひとりが
自分の魂の、神性を、発掘しながら、
共存繁栄の平和な国家を目指すという
ことなのだろう。

この考えは、アメリカだけに当てはまるとは
限らない。

それぞれの国に住む、それぞれの国民が
霊的に進むか? 退歩するか?の日常
中で、

そうした、自己啓発を意識的に行うことが
求められているのだと思う。

大げさに聞こえるが、
地球が、崩壊(普遍原質に戻る)しないため
にも・・一人ひとりの心の舵取りが、必要と
されているように感じる。


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*1)”ヒマラヤ聖者の生活研究”〈第一巻)
B.T.スポ-ルディング著
霞が関書房
1979年








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