局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

恐竜博 過去を思い出す

2023-03-25 17:01:12 | 見る(映画 劇場 美術館など)
前記事と順番が逆になったが備忘録
先週末の日曜日のこと

ムスコからお花見がてら上野で恐竜博見ようよというお誘いがあったので、出て行く熟年局夫婦

秋葉原で降りて、神田川を臨み



江戸時代のこの川に思いをはせたりする



アメ横はスゴい人混み
孫①②のスニーカーなど買う。
孫②はニューバランスにこだわる、尊敬するコーチが着ているってことでジャージーとかスニーカーもそれじゃないと嫌なんだそうだ。へ~~



うさぎやのどら焼きを買って



公園で食べる



上野公園は桜がチラホラ(この一週間ですっかり満開になりましたね)
人も完全にコロナ前に戻ったようだ





「あっ この人井の頭公園にもいたよ!」と孫①



野口英世トルソーとポーズを取る孫①



この日の目的は







男の子はこういうの好きですね。孫①②とも恐竜の名前や特徴、強さなどそらんじている。



今年のテーマは ‘究極‘の防御のために胴体に板状・トゲ状の突起や鎧を進化させた装盾類(剣竜類・鎧竜類)。そのような植物食恐竜たちに対抗するなかで、体を大型化したり歯や爪を進化させたりしたティラノザウルス類やメガラプトル類などの肉食恐竜。本展では「攻守」をキーワードに両者を対比しながら恐竜たちの進化を読み解きます。 (パンフレットより)
だそうです。





記念号外まであったよ。



そうそう、トゲと鎧は大事だ。
私も口にトゲがあるのは防御のためだw









今年のメインはズールだそうだ。鎧竜ズール 全身実物化石 日本初公開







ズールとティラノ系の戦いに熱中。ズールがトゲつき棍棒つきのしっぽを振り回すと ティラノのすねにぶち当たるそうだ。
弁慶の泣き所は恐竜も同じ(なのか?) 痛かったろうな ティラノくん

はっきり言って、私のそんなに興味ある分野じゃないけど目を輝かせて観ている孫たちを見るのが楽しい。
そして少しは学びがあるしね。 色んな説があるのは目にしていたが、この展覧会では恐竜の絶滅は巨大隕石とされていた。



予約時間が遅かったので見終わったらもう夕方だったのでご飯食べて帰ろうと

上野駅へ。 展覧会の間、行方知れずになっていたジージ(オット)が
「実は職場から電話があって・・・ 気になるから行ってくる」だそうだ。

ジージが抜けてちょっとがっかりした孫たちだったが



焼き鳥系居酒屋でたくさん食べていた。





疲れたのか甘ったれていた孫②は



ママの膝で寝てしまった。



私は上野駅で彼らと別れて一人で帰ったが、(オットはそのまま職場に泊まりだったようだ)、昔もこうだったな~と思いだした。
ムスコも多忙だが、週末に呼び出されるなんてことはなく、休みはちゃんと取れる。その中の一日は子供たちを色んな所に連れ出している。

我が家はオットが若い頃は、休みなんてほぼなくて、たまに休めてどこか出かけると、この日のように呼び出されて職場に行っちゃって、疲れて不機嫌な幼子二人を連れて電車を乗り継いだり、知らない土地から一人で運転したりして(当時はnaviがなくて不安だった)帰ってきたものだった。
あ~ それに文句も言わなかった若い日のワタシ。
そりゃ~強くなるのもやむなしですね。

今は一人で帰って一人で寝られて楽だわ~ になりましたけどね。
そろそろオットももうちょっと楽な働き方改革するステージなんだけど聞く耳持たず。





この日のお土産は 恐竜戯画のマスキングテープ
このシリーズ、Tシャツや手ぬぐいなんかもあって、なかなかユーモラスであった。
何に使おうかな…


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ゆく秋を惜しんで

2022-12-04 22:16:41 | 見る(映画 劇場 美術館など)
姑の所有のボロアパートの外壁塗装などをすることになったので午前中業者さんと現地で打ち合わせをした。
ここを建てた時も姑が地元の業者にだまされて「ワンルームの絶対変てこりん!」みたいなものを建てそうだったのをオットが阻止して、ワタシの友達の建築士女史たちの意見を聞いて、大手住宅メーカーで建てたものである。
その時はまだ姑は元気でがんこだったし、オットもまだ嫁姑間の処し方が今より下手で「こっちの方がいいって『局』が言ってたよ」などと言うもんだから姑の逆鱗に触れてすったもんだしたものであった。
結局ちゃんとしたものが建って、ほぼ空きがなく推移しているのはこの時の経緯があってだし、震災や災害時にもこの住宅メーカーのものが信頼できるってことも姑も認識して
「あの時、局さんの言う通りにしておいて良かったわ~」とその後も言われたもんである。
今度の補修も決めたのはワタシ。30年すぎるとやはり外観がみすぼらしくなるので、ここらでどうにかしないとスラム化しそうってことで見積もりを取ってNちゃんにも相談した。
今回外回りの写真を撮って業者さんとどこまで手を入れるかを相談してプランを姑に見せたら
「局さんがすべて決めてちょうだい」とのこと。姑も年をとったのか、ワタシの信頼度が上がったのか・・・
これから工事が終わるまでは連絡や決め事がほぼワタシの仕事となる。
何かと面倒だがやむなしですねぇ。



打ち合わせが終わってついでにと言っては悪いが、義姉が亡くなった月なのでお墓参りしてから



これからどうしようと車でフラフラ

途中 多摩川沿いの道の対岸に見えたフロンターレのスタジアム W杯に出場中の三苫、田中、谷口の在籍したチームでしたね。
チームの顔面偏差値もかなり高い所だな~と改めて思いつつ



ディープ世田谷区域に迷い込む
「この辺美術館あったよね」
「行ってみようか」



「西行って何した人だっけ?」
「よくわかんないけど、歌作った人だったよね。死ぬんだったら桜の季節に死にたいなんてやつ」

国立理系と私立理系出身夫婦の会話なんてこんなもんだ。



内部の部屋は二つ





最終日だったせいか思いがけない人混みであった。時代的に「鎌倉殿」の頃なのでその影響もあるのであろうか?
いかにも山手マダムっぽいご婦人や研究者っぽい紳士、意外に多い外国人は熱心に鑑賞。
西行ファン多いぞって感じ

「要するにさ 武士だったんだろ。それで出家して日本中色んなところで歌よんだわけだな」
「そういえば能の江口ってママに無理やりチケット押し付けられて見たことある。この場面なんだ~」←今更
西行ファンに聞こえないようにささやきあう場違い夫婦。
西行の直筆と言われる軸や古文書もいくつかあったが、きっかりした字じゃなくてほわ~っとしてなんとなく自由で押し付けがましくない字に感じた。
それにしても1000年くらい前に書かれた文字をこうやって残しておける 和紙と墨といった素材は優秀なもんですね。

西行についてざっとお勉強したあとに、こちらの庭の散策。

美術館正面の道から見ると、そんなに広さは感じなかったが、建物奥に広がる敷地は多摩川方面へ下る(河岸段丘だよな、とオット)土地の高低差をいかしてつくられた。正確には国分寺崖線上の庭園だそうな









紅葉にはちょっと遅すぎたが







高低差のある庭園は趣があってうっそうとした木の間を行く道などは山奥に迷い込んだような気もさせられるが



遠景には二子玉川方面のパワマン群が見える



あれは楽天本社のビルですね











座るオット
「そういえば小学校の時の校外学習でここに来たな」と思い出したらしい。











庭を堪能して帰り道
夕飯には早いが何か食べていっちゃえとパーキングのあるピザ屋へ






ピザ釜のある店。ぐぐったらわりに人気店らしい。日曜の夕方なのにランチメニュー対応なのは嬉しいね。

http://www.mar-denapoli.com/smart/store/setagaya.html



前菜三種 ドレッシングが美味しいところはだいたい美味しいの法則 まあまあ・・かな



ロマーノ 生地はモチモチで美味しいがトマトソースがしゃぶしゃぶ過ぎ



マルデローマなのに頼んだパスタは明太イカパスタ イカが柔らかくて塩味もちょうどよくてこれは美味しかったです。

ランチには好きなケーキも選べるメニューだったが、あまりにおなか一杯だったので持ち帰りにしてもらった。
箱代100円で対応してもらえたけど無理やりその場で食べずにすんで良かった。

今日も朝から効率よく動きましたねえと鎌倉殿を観ながら持ち帰ったケーキと白ワインでおしまい。
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未来的な子守りの日

2022-11-29 22:04:25 | 見る(映画 劇場 美術館など)
普段自宅でテレワークしているお嫁ちゃんが、会議のために出社しなければならず、ムスコはちょうど出張中、間が悪いことに、孫①がその日代休で学校がない。
2年生になった時から持っているキッズ携帯で 「バーバ遊ぼう」とショートメール着
はいはい 遊ぼうね。

とはいえ、一日ムスコの家で二人でいても時間を持て余すし、どこかに行こうかねなんて考えていたら、お嫁ちゃんより

宇宙ミュージアムTeNQ

宇宙ミュージアムTeNQ(テンキュー)とは、心打つ星空、圧倒的な宇宙空間、最先端のサイエンス、宇宙からインスピレーションを受けたカルチャーなどを楽しめる新しいエンタテ...

東京ドームシティ

 


ここはどうですか? と提案された。ここならお嫁ちゃんが出社する時に孫①を連れ出し、途中で私が引き取ってそのまま向かえるらしく。



シアターの始まる30分ごとに入場する



宇宙好きの孫①はワクワク

見せ場↓

【TeNQ】シアター宙




バエルスポットもたくさん

展示部門のポスター展示 読めない漢字があるので読み上げてあげるのがめんどくさいな~と思っていたら





ちゃんと説明しながら案内してくれるこの子がいた。
平日だったので空いていたので 孫①とワタシ二人専用だった。
便利だわ~









館内に東大の研究室もあるそうだ



宇宙飛行士になれるかな?



ハンバーグの専門店でランチする。店はしょぼかったがハンバーグは美味しかった。
孫①に子供用、ワタシが目玉焼きつきの普通のセットにした。
自分の分はぺろっと食べて 私の分のハンバーグ三分の一と目玉焼きとご飯半分食べる孫①
あの細い身体のどこに入るのか? 
最初から大人用にすればよかったねなどと言いあいながら二人で食べるランチも楽しかった。



こうやって見ると大きくなったな
この日は後楽園界隈のアプリを私のスマホに入れてさっさと操って、出る時には
「バーバ このアプリいらないならアンインストールしとこうか?」と操作する。

今時の子ですね。

こんな風に遊ぶっていうのはワタシたち昭和人の幼少時は 「未来の図」だった。
思い描いた未来の中に まさにいるんだな~ って改めて思った日。
孫①②③たちの未来の図っていうのはどんなのでしょうね。


「○くんはかわいいね」と言うと
「バーバもかわいいよ」と言う。
そうそうそう言うリップサービスも出来る男の子はモテるんだよ。
こうやってバーバと楽しそうに一緒に出掛けるのはいつまででしょうね? 
そのうちゴルフにでも連れ出そうかな~
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月に吠えたりして

2022-11-22 23:57:08 | 見る(映画 劇場 美術館など)
雨の日曜日
姑のパジャマがくたびれてきたし、フリースも買ってあげたいから選んでくれというオットの依頼で、車でちょっと郊外の大きなユニクロへ。


買い物が済んで、雨でなかったら紅葉も見ごろだったろうにねえと言いながら芦花公園のわき道を通り過ぎたところで近くに世田谷文学館があることを思い出した。
「今年は没後80周年で企画展やってるわ~ ここまで来たんだからついでに寄って行こうよ」

とついで扱いしてすみませんが、寄りました。

「自衛隊の次は朔太郎かよ 局ってまったく節操ねえなあ」と思われるでしょうね。自分でもそう思わないでもない。



世田谷文学館です。穴場っぽいけど好きな空間。カフェも素敵です。



こちらのパーキングは車ごとエレベーターに入って地下のパーキングに降りていく。閉所恐怖が多少あるワタシにはちょっときついパーキングです



ワタシの一番好きな詩人です
1886~1942幼少時は学校に居場所がなく色々な学校を放校になったりするが、本や音楽に親しんだ少年期。故郷を離れた東京で家庭生活が崩壊、再び帰郷した成年期。40代後半になって世田谷に居を構えてやっと人との交際を楽しむようになり、詩やエッセイや評論を執筆。

















短編小説「猫町」なんとも不思議な文。違う世界に引き込まれるような・・・
 



裕福な開業医の家に生まれて、父には期待され母からは溺愛されながらも周囲になじめず、孤独な少年だった。
従兄弟のから短歌の作法を学び注目を集めるも、中学は一年落第し卒業したあとは高等学校は落第と入退学を繰り返し帰郷する。
次第に短歌の代わりに詩作に傾倒していく。

いかにも周りになじめず居場所がなかったんだろうな~と思われる。地方で周りに理解者もいないで孤独でもあったんだろうな~












28歳から32歳頃 詩を通じて 室生犀星、北原白秋、山村暮鳥などと親交が始まったころ
第一詩集「月に吠える」は彼らからの序文や後書きが添えられ、版画家田中恭吉と恩地孝四郎による挿絵の入った美しい本

ホントに美しい装丁。朔太郎氏の自筆の絵葉書も展示されてあったが、美意識の塊みたいな人だったんですね。

その後唐突に作品発表を中断し、マンドリン演奏などにいそしみ 一年後に次作「青猫」を発表。

朔太郎氏とマンドリンのつながりは有名です。故郷では彼にちなんだ音楽祭も開催されていたはず。
天性の才能がありすぎて周囲と馴染めなった人だったかもですね。





33歳から43歳 タイトルの青猫は「物憂げなる猫」を表すという。全体的にも憂鬱な色調。私生活も「一番陰鬱な梅雨時」だったらしい。
就職もせずに前橋の実家で暮らしていて、周囲から厳しい視線を浴びて妻子と上京

その後 東京でも転居を繰り返し、夫人と離婚して再び帰郷

父が死去した後は家督をついで、妹と共に上京、続いて母と二人の娘も加えて世田谷に移り住み終のすみかとする。













音楽、写真、デザイン・・・100年以上前に生まれてこういう分野に触れられたのは裕福な育ちで文化的な背景もあったのだろう。それらが結集して彼の詩や評論となっているんだなあと展示を見て思った。



彼の作品にインスパイアされた 絵画や漫画、自動からくり人形などの展示もあり、死後80年経った詩人が今もなお芸術家たちに影響を与えているのかと驚いたり・・・

雨だったし、お地味な文学館なので、そんなに見る人も多くはなかったが、熱心に見るカップルや世田谷っぽいマダムたちも数人。
そんな中、私が詩や評論の抜粋のパネルを眺めていたら
「お前、こういう文体が好きなんだなあ」というオット。ここまではいいんですよ。
その後
「だから お前は村〇春〇が嫌いなのかあ 確かに全然違うわなあ」ってデカい声で言うなってのよ。
こんなところに来る人の中にはハ〇キストがいるに違いないじゃないか・・・
このブログをお読みの方の中にも村〇ファンもいらっしゃるでしょうが、言い訳すると内容はともかくあの文体がダメってだけなのよ。
特に会話文を読むと 「うへぇ~~」って思うだけなのよ(あっ 言っちゃった)

と、いつものごとく「空気読んでよ~」とオットに小声で言って退散したのであった。
まあ、こういうのにつきあってくれるだけ良しとしよう。




つまるところ、文学は 顔文一致が望ましい。

買い物でお祓い - 局の道楽日記

前の投稿のように、なんとなくついてない事が続き、気も晴れない所先週すっぽかしたOGPイメージ運気が下がり中-局の道楽日記気を付けていても色々な困ったことが続けておき...

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そうそう 我が家のコーヒーカップの銘は「月に吠える」です

追記



このQRコードを読み取ると 毎日朔太郎さんの詩の朗読を聞けますよ
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ある音楽祭に行った

2022-11-21 00:07:15 | 見る(映画 劇場 美術館など)
金曜日九段下より武道館へ歩く
同行は建築士Nちゃんと Mちゃん







コロナにより2年間開催されなかった音楽祭が今年開催された。
以前から見ていた舞台友Nが良いよ~というので一度は見たかったのだが今年から公募で希望者多数のさいは抽選ってことになった。
ブルーインパルス萌えの小中同窓生女子グループ何人かで応募したら当選したのはワタシだけだった。





武道館です



なんと!1階の真正面の3列目 局の運はスゴイと二人に感謝される
今年の運はこれで使い果たした気がする




自衛隊の歌姫 この方に限らずみなさん歌唱力は宝塚のエトワールさんレベル そして美貌でらっしゃいます。



プログラムです



序章と 第一章







オープニングセレモニーの国旗入場や国家吹奏 陸海空自衛隊音楽隊







陸上自衛隊東部方面音楽隊




在日米陸軍軍楽隊と米海兵隊音楽隊 ジャズっぽいナンバーは軽快でノリもいい。これはこれで素敵









航空自衛隊の音楽隊はトップガンのテーマやらブルインの映像やらで涙腺決壊




第二章のプログラムです



陸上自衛隊中央音楽隊など


パプアニューギニア軍軍楽隊 2015年より陸上自衛隊が軍楽隊の創設・育成を支援したそうだ。
ここで後ろのスクリーンで日本の自衛隊の音楽部の人たちが彼の地で音楽の指導をしている画面を見てまた涙腺決壊。





パキスタン陸軍軍楽隊 エキゾチックな制服 この地も今年は大変な災害に襲われて彼らが活躍したことと思われる







海上自衛隊東京音楽隊

この後は







北海道から九州までの駐屯地でクラブ活動として活躍する太鼓チームから選抜された太鼓チーム<

















各駐屯地のみなさん





そろいぶみ 総勢150名くらいだったか
巨大な太鼓の重低音から小さい太鼓の軽やかな音と早いリズムの音の渦に身をゆだねる快感に酔った。
ずっと聴いていたかった。







全出演部隊演奏と退場

儀仗隊の皆さんが、まあ揃って高身長でスタイルがよくて素敵すぎた。
あたしは昔からジャニーズやら韓流やらを追っかけるという方面のミーハー度が低い人だと思ってたのだけど、この人たちは追っかけて見たいという感情にかられたなww





全出演者のみなさん



演技支援隊 この方たちのきびきびとした無駄のない動きにも感動した。
あのダイアモンドプリンセスのパンデミックの時の医療チームが誰一人として感染しなかった事実に繋がるような気がする。




私は学生時代、運動会や体育祭の入場行進とか大っキライであった。揃うまで何度も練習させられて貧血起してぶっ倒れたこともあったし、そういういう時に妙に張り切る「体育教師」も大嫌いであった。
今でも北朝鮮の軍事演習の時の行進は見ていて気持ちが悪くなる。(あの首が埋まったメタボの首席様のためにやってると思うから余計なのであろうか)
しかし、この日の音楽祭の彼らの動きにはなぜか感動した。
やらされてる感がなくて、自らを律して動いている統一感が美しいんですね。

一部の人たちからは存在を否定されて嫌われてきた部分もある自衛隊という存在。
しかし、こんなにも自然災害が多く、パンデミックさえ起こってしまった現在で、彼らの存在にどれだけの人たちが助けられて感謝したことだろう。



出口までの途中にくじ引きのブースもあり迷彩柄のポケットティッシュが参加賞であたり、「自衛隊員募集」のカードをもらったw



この日の空は青く抜けるような秋晴れ

神保町まで歩く
「ええもん見せてもろたなあ」となぜか関西弁のNちゃん
「ホントよかったねえ」
「来年も行きたい!」 と三人の意見が一致して



鳥追い枯山水爺さん御用達の四川料理の町中華へ



このボリュームで850円



その後イタリアン八百屋?と野菜とお惣菜を買って
帰宅して一息ついたところでlineが来て

来れなかった二人の分も含め、ブルイン大好きな5人仲間でおそろいで買ったカレンダーを



早くも事務所の壁に貼ったNちゃんからの映像が届いた。(ワタシもベッドルームに貼る予定です)

あと彼女が買った手りゅう弾型のコインパースは ゴルフボールが入るんだったら欲しいなと思いながら私は買いそびれたが、
同じのがアマゾンで売ってたよと映像を送ってきた



「ちゃんとゴルフボールが2個と片側にはティーも入るよ でもオバサンたちがゴルフラウンドの時にそろって腰に手りゅう弾ぶらさげてたら怖いから局ちゃんはやめときな」とのこと。
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久しぶりに観劇

2022-10-12 22:20:43 | 見る(映画 劇場 美術館など)
先週の寒い寒い日

そんな中で出かけたのが

久しぶりの日比谷でした



久しぶりの宝塚
コロナ禍になって以来、せっかくチケットを取ってもらっても公演の中止というのに何度かあってしまった。
手配してくれるのは舞台友Nだけどファンクラブやら演出家の生成関係やらから手配してもらうのでキャンセルとなるとまた気を使ったり手続きが煩雑になったりみたいだったので申し訳ないのでしばらく自粛していたのであった。

そんな中、一番つらかったのはコロナ禍の中でも練習して舞台を作り上げて準備していたのに、途中で感染者が出たりして何度も中止という羽目になったジェンヌのみなさんでしょうね。
心が折れそうになったでしょうね。






今回はこれ 月組






このトップさんは美しすぎるほど美しい







前々から美貌で目立ってはいたがちょっと控えめでぐいぐい前に出てくるって感じじゃなかった

しかしトップになると違ってくるんですね。歌もお上手になっていた。

月組公演『グレート・ギャツビー』初日舞台映像(ロング)


それにつけても(前にも文句言った気がするが)
ギャツビーって嫌な話だね

大昔 R・レッドフォードとミア・ファローの映画から 宝塚では2008年の日生劇場で瀬奈じゅんさんがギャツビーを演じたのから 今回月組のを見た。

見るたびに演じる人たちや舞台に出来は関係なく ストーリーとして嫌な話と思ってしまう。

ギャツビーにも彼の思い人デイジー、その夫のトム 誰を見ても共感できる人がまるでいないのは私が現実的すぎるからなのか?

デイジーに出会って恋してそれから彼女のためだけにのし上がり、彼女の気を引くために彼女の家の湾をへだてた真正面に豪邸をたて、彼女のために罪をかぶって殺されてしまう。
埋葬される時にデイジーは薔薇を一輪墓穴に放り投げ 富豪のトムのツマという立場に戻っていく・・・

彼の死を悲しんだのは田舎から出て来た父親だけ
小さい時から努力家で金持ちになって仕送りした誇りに思っていた息子があんな薄情オンナのために命を落としたと知ったら・・

私は一番同情したのはあのお父さんですよ 気の毒すぎる

と 文句を言いつつも久々の観劇はやはり良いものでした。
これはコロナに邪魔されずに楽日まで上演できたみたいで良かったですね。




昼の部が終わって出たら冷たい雨と強い風だった
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遅ればせながらも話題作を見てきた

2022-07-06 23:58:49 | 見る(映画 劇場 美術館など)
マダム年齢の(あえてオバサンとは言わず)ワタクシ周りでも「面白かった~」「絶対映画館で見ないと~」と評判になっていたので、遅ればせながら行ってきた。

どうせなら4DXと思ったがすでにバズなんちゃらというディズニー映画に割り込まれ、ちょうど良い時間がなかったり、すでにいい席が取れなかったりだったので 新宿TOHOのIMAXで鑑賞。

前作より35年経ってるんですね。
前作が上映されたのはちょうど二人の乳幼児の子育ての真っ最中で映画館で映画を見るなんて夢のまた夢のような環境だったわけね。
TVで見た気もするが、記憶になかったのでhuluで予習しておいた。
ヤンチャなトム・クルーズ、親友の死、それを乗り越えての任務全う、ライバル、教官との恋愛。
家のTVで、隙間時間にバタバタ見たので ふ~ん なるほど、こういう映画だったのか、ハリウッド映画ですの~ くらいの感想だった。

ところが
大きいスクリーンで見た今回、
良かったわ~(としか言えない)
あれこれ理屈も言いたくないくらい、大作らしい、大きな場面で見るのがふさわしい映画と思った。

35年を経て さすがに顔周りは年齢も感じさせるが、自分の子供の年のトップガンたちと渡り合えるトム・クルーズはやっぱりすごい。
亡き親友の子供であるルースターとの確執、かつてのライバル、アイスマンとの死別。
時は確かに経ち、世代は送られているけど、マーヴェリックの本質は変わらずに存在している。それが自然に受け取れさせちゃうところがすごい。

訓練での飛行シーン 戦闘シーンは肩に力が入りました。
恋人とのヨットで海を疾走するシーン
トップガンたちとのビーチバレーのシーン
とびっきりの若さも美しいし、ちょいと目の周りに皺が目立ってきたカップルもそれはそれで渋くてかっこいいし。





比べれば確かにオジサンにはなってるが、あのアクションこなしてバイク乗って若いもんと渡り合っても見劣りしない肉体は大したもんですね(腹が出ないって重要だわ~ と余計な事書いてみる)

また、こういう事書くと顰蹙もんかもしれないが、今風にLGBTだのSDGsだのを絡めてこない作風もよろしかったと思います。

単純にすかっとさせていただきありがとうございますって感じだった。ちゃんと親子の絆、友情、そして別れなんてじ~んとさせられるところもあったけど。



あ~ あと一度4DXで見たいな。
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久しぶりの映画館と過去の公演の記憶

2022-05-31 22:06:39 | 見る(映画 劇場 美術館など)
日曜日 久しぶりにオットと映画館へ



こちらです

映画『大河への道』公式サイト | 大ヒット上映中!

中井貴一、松山ケンイチ、北川景子 原作:立川志の輔 とある“大河ドラマ”の開発チームが発見してしまった、200年前の驚きの秘密とは・・・笑って泣けて、そして日本史の常...

映画『大河への道』公式サイト | 大ヒット上映中!

 



映画『大河への道』本予告 2022年5月20日(金) 全国公開


志の輔さんの創作落語の公演を初めて見た時に、この公演が含まれていた。
自分のブログを検索したら出てきました。2011年の2月 ブログって便利ですね。
この時も結構感銘を受けている。良い噺だったものなあ・・・
この後2回ほど行けたが、最近はまったくチケット争奪の抽選に外れまくっていて見る機会を逸しております。
またどこかで見たいな・・・

志の輔らくご - 局の道楽日記

昨夜は渋谷パルコへ。志の輔らくごである。ワタシの周りで観にいったヒトが口々に「超おもしろかった~」「はまった~次も絶対行く!」という公演。そうやってリピーターは...

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らくご そして 伊能忠敬の思い出 - 局の道楽日記

昨日の記事★の続きです。志の輔さんの「落語」に関して続けると、その時間軸と空間、現実とフィクションの間を行きかって話が進む。それでも彼の表現力で観客は混乱すること...

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改めて 良かったですよ。
現在の香取市の役所の人々と江戸時代の忠敬さんを巡る人々が一人二役をする。
現在と過去が交錯しながらストーリーは進む。噺だったのが映画となってもそれぞれが面白かった。

忠敬の死後、日本の全図が出来上がって家斉に披露する景保。その地図を見て「我が国は美しい」と感嘆し、景保をねぎらう家斉・・・
忠敬の死を隠して三年間の間、弟子たちは測量と地図の完成に尽力したという設定になっていて、それがバレると死罪かもしれないという結構せっぱつまった状況のあとにこの展開だったので、彼らの努力が報いられたことの安堵感と感動が胸にせまって、はからずも涙してしまった。

以前のブログに書いたが、ムスメの自由研究テーマが忠敬さんについてで、その時も佐原に行ったが、志の輔落語を経て、4年ほど前にも友達に佐原に車で連れて行ってもらったことがあった。その時、以前になかった記念館ができていて、映画にも出てくる 忠敬さんの作った地図と宇宙から撮影した日本の姿が、ほぼ一致しているのが確かめられる図が玄関に入ってすぐのところにあった。

この映画でもその図を見て、脚本家が「鳥肌がたった」という設定なのですが、確かにあれを見るだけでも行く価値はあると思う。

ホントすごい人だったんですね。それもあの時代のもう寿命みたいな年になってから改めて勉強して、知りたかったこと(子午線の長さと地球の大きさ)を求め、それが地図作りにつながり世間の役にたって 後世に語り続けられる。

ホントに大河にしたらどうなんでしょう? 脚本は誰に書いてもらう?


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銀座でピアソラ

2022-05-26 21:00:11 | 見る(映画 劇場 美術館など)
久々にコンサート鑑賞に

https://www.yamahamusic.jp/shop/ginza/hall

開演前に1Fのカフェでこのコンサートにちなんだドリンクをいただく



下にジェリーが沈んだブルーベリーシロップ味のドリンク 「リベルタンゴ」って名前です。
お味は普通のジュースだったが、こちらのカフェ、ドリンクがスポットライトに照らされるとなんだか不思議にテーブルの上に花が咲き、蝶が飛び交うの。 素敵な演出、気分は上がる。



このホールには初めて来たけど、天井が高くて音響は良さそう。



この方主演 他 チェロ コントラバス ピアノ ヴァイオリン 計5人による演奏だった。

すごく良かったですよ。小松氏はMCも巧みでアルゼンチンタンゴやバンドネオンに関しての話も大変興味深かった。

タンゴのリズムの種類 ハバネラ 4ビート ジュンパ シンコペーションなど それの組み合わせで曲がかっこよくなったりダサくなったりすること。
その中で古典的なハバネラ(あのカルメンのハバネラのリズムね)はハバナのという語源で、ハイチやキューバのあたりから発祥のリズムと思いきや、実はイギリスのアイルランドとかの土着のリズムがマリーアントワネットの頃のフランス宮廷やスペインに広まり、それが海を渡っていき、あのあたりの音楽と融合したことなど。

この前の上野リツさんの美術展でも思ったけど、音楽も美術も国を超えて良いものは伝えられて取り入れられて、各々のところで発展していくのですね。
こういった芸術とか文化の相互理解が深まれば、そう簡単に侵略とか戦争とか起こりにくいと思うんだけど、世の中そう簡単には行かんのですね。
いやだわ~って話がそれた。


去年はピアソラ生誕100周年、今年は没後30年の年で、これもアニバーサリーコンサートだったのだが、彼の音楽は彼の死後、ジャズとかクラシックの人たちが広めていったことなど。
これもなるほどね~ って感じだった。





さっきも書いたけどいいコンサートだった。
バンドネオンって黄昏時が似合うと思いませんか? なんだかせつなくて、心の奥を喚起して人恋しさをかきたてるみたいな・・・

その心の熾火を鎮めるべく、とかなんとか自分に言い訳して、すぐ近くのライ〇ンで黄昏ビールをちょい飲みして家路についたのであった。







いいよね、このクラシカルなビアホールの雰囲気。今更ながら好きです。



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ウイーンから来たかわいいを堪能す

2022-05-16 20:32:31 | 見る(映画 劇場 美術館など)
雨模様だった先週土曜日の朝、
ワタシは親友A&Nちゃんと私という同窓生リケジョトリオのlineで話していた。GWも経たので少々久しぶりであった。

Nちゃんは一週間ほどご主人の実家のある九州某地方で過ごし、一日福岡に行っていたらしい。
九博で北斎の本邦初公開の日新除魔図を見たと



「おもしろいねえ」
「90で、まさに死ぬまで絵を描くみたいなさ、ずっと好きな事できたっていいよね」
「あたしたちもこういう老後目指そう」
「ムスメのおえいさんは大変だっただろうねえ」
「まあ 振り回すもん勝ちだよね~ww」

Aちゃんは 「あたしもGWは二つ美術館行ったよ。なかでも良かったのはこれ」と画像を送ってきてくれた。



「何これ? たまらんな この色使い」
「いいねえ 趣味ど真ん中。どこ? えっ明日までなの~?」
「この人のキャリアもまたステキなんだよ」
「行こうか!Nちゃん あたし今日は一日空いてるんだけど。今チケット取れるか見てみる」
「チケット予約いらないよ。当日券で入れるよ」
「よし、あたしも今日は空いてる、局、いつ出られる?」
「今lineしながら化粧してるところ。あと10分で出られる」
「わかった、あたしはマスクで隠すから化粧なしで行くw じゃ 現地ね」

私はこの人たちのこういうノリが好きですよ。
この日は冬の布団をコインランドリーで洗いに行ったり、半月後に帰ってくるムスメの部屋の掃除でもしておこうと思ったが延期!
lineから1時間もたたないうちに東京駅につき

おりしも雨は上がり、三菱一号館につくころには青空がのぞいていた。











さすがに入場制限はあったが入れるまで20分、最終日近い土曜日としてはまあまあではないか。
見終えて出る頃は列は2倍くらいに長くなっていたから あのタイミングで出て来たのは良かったな。


【公式】上野リチ展:ウィーンからきたデザイン・ファンタジー

上野リチ:ウィーンからきたデザイン・ファンタジーの公式サイトです。ウィーンと京都で活躍したデザイナー、上野リチ・リックスの世界初の包括的回顧展を開催します。

【公式】上野リチ展:ウィーンからきたデザイン・ファンタジー

 


↑ これをご覧くださればおわかりになるでしょうが、ウィーン生まれで工芸に秀でた女性。彼の地に留学していた日本人の建築家と結婚して来日。日本(京都や群馬など)でもたくさんの作品を残し、後進の指導もされた女性。



私は彼女の生涯、作品にも魅了されたが、それと同時に、彼女やその周りのヨーロッパの人たちに日本の工芸や美術が少なからず影響を与えているのにも感動したな。
オーストリアの美術館に日本の型染の型紙が何千枚と保管されていること、その小紋のようなパターンが、ウイーン工芸所のテキスタイルや建築のインテリアにも生かされていることにびっくりしてなんだか嬉しかった。
有田焼などの焼き物でも、それが中国やヨーロッパの陶磁器と影響されたり影響したりの様子もたくさん見たけど、こういった部門でもそうなんだな~ってなんだか誇らしいじゃありませんかね。

美術館は自分のペースで見るのがホントは楽だが、Nちゃんだったら一緒の方が楽しい。
ホフマンだのブルーノ・タウトだの村野藤吾だのワタシの疎い、彼女の専門分野は小声で教えてくれる。

眼福だったね~と美術館の目の前のカフェで遅めのランチをして












Nちゃんの服の色使い、リチさんぽかった。



次はゴルフでね~ と解散。




図録とグッズ類がかわいすぎて散財してしまった。当分リチの波は続きそうだ。


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今年最後の美術展

2021-12-28 21:42:25 | 見る(映画 劇場 美術館など)
今年最後の美術館訪問日

お掃除の神様が降臨なさらず、かといって、家にいるとイマイチ落ち着かないのが年末ってものですわねぁ

ってことで行ってしまいました。









寒い寒い日 なごりの紅葉を楽しみつつ 公園の駐車場から美術館へ










無名の農婦だった彼女は70代で絵を描き始め 80歳でニューヨークで個展を開き一躍人気画家に
しかし 生涯農家の主婦として暮らしながらも 101歳で亡くなるまで描き続けた人

10







人生後半になって偉業を成すっていうと日本にもいらっしゃいましたね、伊能忠敬
しかし、もっと始めた年代が上ってのがびっくりですね。















村の暮らし(主に農作業とか)を描いた自然の絵が多いのだが、時には室内で村の人々が集まってキルトを縫う様や、幻想的なクリスマスの様子など

こんな平坦な言葉で表現したくはないが、癒される絵。
彼女自身も 好きな絵は「美しい絵」と言っていた通り、彼女の絵はホントに美しく保持して部屋に飾って眺めたいなぁと思うような絵だったな。




常設の階は ART & MUSIC と題され横尾忠則だの ルソーだの バスキアだの
こちらはだいぶ趣が違い癒し系とは言えなかったな

同行 ご近所の年上奥様 絵を画き個展もする方 お掃除の神様が降臨しない仲間w

「掃除しなくても新年は来るわよね~」

こちらにはオサレなカフェとレストランも併設されているのだが、今回は・・・

同じ幹線道路沿いにある 某ゴルフショップにある小さなカフェでランチをした。

ここが熟年シェフとお運びのお姉さんだけでやってる小さな店なんだけど知る人ぞ知る 何を食べても美味しくてリーズナブル。




ワタシはエビと栗のライスグラタンをいただいたんだけど、丁寧に作られたホワイトソースの中のプリっとしたエビの食感や優しい塩加減が最高。

途中「ん?」と口中に違和感があったので出したら栗の皮だった。
そんなに気にもしないでそのままのけておいたら




食器を下げた時にそれに気づいたのか
「皮が入ってましたね。申し訳ありませんでした」とデザートをサービスしてくれた。
どっちかと言うと、ここの小さなキッチンで栗をちゃんと剥いて供してくれてるってことに感激していたんだから、ほんのちょっぴりの栗の皮なんてどうってことないと思い黙っていたのだけど、その誠実さにも感動。

明日にはお掃除の神様が降臨されるのであろうか?




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師走のコンサート

2021-12-12 21:49:54 | 見る(映画 劇場 美術館など)
金曜日は






こちらのコンサートへ行った@サントリーホール



都心はクリスマス模様



男女一人ずつのソリスト



後援は医療関係の団体が多くてコンサートの前に表彰式があったが、コロナニュースでおなじみの先生たちが顔を並べておられた。

この方たち

 Requiem/Pie Jesu  アヴェ・マリア


トスカ 「星はきらめき」


美しい人間の声って本当に癒されるものなんですね。
プログラムも耳に親しい曲ですんなり入っていけた。
某歌劇団とか某ミュージカル公演などと比べちゃ悪いけど、このクラスの方になるとここの音程に狂いなくぴたっと降りて来てくれる、それを聴く快感、某歌劇団の歌のイマイチなトップさんに感じる不安感がなくていいもんですね(あちらはダンスとかヴィジュアルとかそれを補うものもあるのは確かだがやはり歌ウマさんの方がいいな~と改めて思ってしまった)
安心して浸れる感がすごく良かった。

アンコールも3曲 乾杯の歌は二人で歌って下さり、最後にきよしこの夜を客席もハミングで合わせてお開きとなった。

今年もコロナでコンサートや舞台のキャンセルに泣かされたけど、最後にご招待いただいて素敵な演奏が聴けて良かった。

しかし、この日はちょいとした緊張感があったんですよ。
招待の知らせが「セミフォーマル」指定だった。
昼間にセミフォーマルかいな・・・・ 何着ていこうって女性なら悩みますよね。

着物って手もあるけど、なんだかそれもメンドウになってしまい、イニシエのちょっとオサレっぽいのを探して組み合わせたのがこれ





なぜかとち狂って20年前に買った マックスマーラの完全に体の線を拾う薄手のニットです。

さあ オットに脇腹肉を指摘されたあの屈辱の日より反省と共に自分磨きwを始める vol.2 - 局の道楽日記筋トレに励んだ1か月半で着こなせたのか? 
もったいぶって続きはそのうち・・・


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たまには映画の感想を書いてみる

2021-09-17 20:42:35 | 見る(映画 劇場 美術館など)
最初はモノトーンかと見まがう静かな始まりだった。
NHKのBSを録画したのを次の日に鑑賞



デンマークの寒村
敬虔な牧師と二人の美しい娘
牧師は自分のために二人の娘を周りの青年たちの求愛から遠ざける
姉にプロポーズして断られた士官
妹の歌の才能を見出しレッスンをしたのに拒絶されたフランス人のオペラ歌手

牧師が死んでからも二人の娘は村の人々のために祈り、貧しい人々のために食事を届ける

そこに現れたのはパリコミューンの渦から逃れてきた女性バベット
彼女は生きるためにこの姉妹の元に身を寄せてタダで家政婦を務める

姉妹たちが普段食べているドロドロのシロモノは
塩漬けのタラを水で戻したもの
パンを水に浸しビールで煮たもの
見るからにまずそうである

それらはバベットが来てからは質素ながらも色のついたまともなスープになっている模様だった

月日はたち 15年後

姉妹たちも村の人々も着実に老いていた

ワタシは思う この狭い世界、他からの介入はほとんどなく明るい材料も見当たらない世界で何を楽しみに生きているんだろうか?
それを補うのが宗教なんだろうか?
牧師の影響を受けての姉妹の生き方を見ても「楽しむ」ことや「この世の快楽」を悪として態々遠ざけているように思える
そういった自己犠牲を神は喜ぶのでしょうかね?

ある日バベットにパリから便りが届く 宝くじが当たり1万フランという大金が彼女のものになったのである
姉妹はこれがきっかけで自分たちのもとから彼女が出て行ってしまうのではないかと心配する

しかしバベットの願いは そのお金を使って牧師の生誕祭時に 姉妹と村の人々に自分の料理を供することだった

そしてそのために甥に頼んで食材集めをする

海から船で届けられた食材たち
生きているうずらやウミガメ 野菜 果物 氷柱 たくさんのワイン

姉は彼女が晩餐の準備をしているのを見て恐れ、晩餐の間は食事についての感想を言わないことを人々に約束させる

これも「快楽」から身を慎む神の教えの解釈なのだろうか?

そしてその晩餐会にかつて姉を愛した士官が伯母さんと共に参加することになった
彼は姉の方にふられた後は出世して将軍になっていた
そして晩餐会の幕は切って落とされる

画面は急に華やかになる

海亀のスープにアモンティリヤード
そう来たか! 熟成されたシェリーはこの熟成メンバーの晩餐の幕開けにふさわしいと思う

キャビアにはヴーヴ・クリコ
これもいいねぇ

将軍が料理と酒の見事さに目を見張る
他の人々も美味しさはわかるはずだが事前のうちあわせで料理と酒の美味しさについて話さないことになっている

将軍は一人だけ、経験と知識をもってしてこの料理とワインたちの価値もわかっている

ウズラのパイとクロヴージョ

ここで将軍はパリの高級レストランを思い出す 今ここで食べている料理が彼のレストランの味そのままのことを そしてそこに女性シェフがいたことを・・・

オットに「あの酒はなに?」と聞かれたからブルゴーニュの赤、ボトルの形でわかるでしょ、あとウズラは白肉だからマリアージュはピノなんじゃないの?と得意げに講釈するワタシ
この手の地味な映画は嫌いかと思ったら案外食いついて見てるオット

チーズ、そしてフルーツ
またシャンパーニュ

映画を見ながら何か食べたくなったので画面を止めて冷蔵庫のピオーネを洗う
ブドウを食べながら続きをみる
んー、ワイン飲みたい
それもフランスワイン

映画に戻る


バベットの指示によって人より多くワインを供され料理に素直に感心する将軍以外の年寄りは事前のうちあわせ通りに料理についての言及はしない
しかし料理を口に含んだ時の目の輝きと赤ワインを飲んだあとの老女の頬の染まりで彼らがどんなにこの晩餐に快楽を感じてるかが知られる

将軍は去り村の人々も去る

大仕事を終えたバベットが赤ワインを一人で飲む図

この村に来て15年以来の高級ワインだった

どんなにか美味しく感じるだろう

宗教
仕事
芸術
何を求めて生きるのか? 何を幸せと感じるのか?

考えさせられた映画だった
表にでる熱狂もない 激しい感情の発露もない しかし細かい動作や目線で抑えられた熱情が時に感じられる
ワタシはこういう表現が好き 

そして私の経験した晩餐会


















































コロナ禍以前 ワイン友達と一人の都心のマンションの一室で季節毎くらいの間隔で開いていた酒と食の持ち寄り会をしていた
テーマを決めてワインを選びそれに合う料理をみんなで考えた
世の中にこんなに美味しいワインがあるんだ~ グラスによって味わいって変わるんだ~ とビックリさせられたこと
酒は酔うためのモノじゃなくて料理を美味しくするためにあるんだと自分の中で固まった時期(まあたまには酔っぱらって沈没もするけどね)
ワタシも家庭料理にすぎない自分の料理だけど美味しいといって食べてくれるみんなのためにかなり気合を入れて家で仕込んだものだった
自分の作ったものが大切な人たちに受け入れられて喜んでもらえるって素敵なことだった

部屋を提供してくれるMちゃんはホントに料理上手で和洋中なんでも作るし さすがに生きてるウズラじゃないけどナショナルマーケットで買ってきた冷凍ウズラを首チョンパしてさばいてローストを作ってくれたこともあった 寿司も握ってくれた

そして何年か後に彼女はなんと仕事を早期退職して経営も学び満を期して東京の激戦区に自分のお店を出した
第二の人生として決して簡単でない仕事に転じるってすごいことだと思う

そしてこのコロナ禍の中でも規制を守りつつも潰されずにファンを増やしている私たちのバベット


心置きなく彼女の料理と厳選された酒を堪能できる日が来ますように
あの黄金の時間を彼女と仲間たちとまた過ごせますように



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乙女チックwな午後

2021-06-29 00:36:52 | 見る(映画 劇場 美術館など)


土曜日の昼下がり
根津駅






こんな立て札を横目で見ながら



東大の工学部脇のゆるくて長い坂を上っていく










大学と古い町並みの住宅街の中に現れるのがここ弥生美術館https://www.yayoi-yumeji-museum.jp/

実は私がフォローしている「レトロ絵日記de街さんぽ」のretro_enikkiさんのブログでこちらの紹介の記事があり企画展の終了まであと二日の時点でこりゃ~行かねば!と思い急遽web予約をしたのであった

https://www.yayoi-yumeji-museum.jp/yayoi/outline.html






会期ぎりぎりだったのはこの企画展です




局が乙女チック?
そりゃねーだろとお思いのあなた まぁそれは確かかもしれない

ワタシが少女漫画雑誌「りぼん」を読んでいた頃は恐竜が歩いていた頃かもしれないが
その頃から地球環境は変わり少女は孫を持つ婆になったにせよ ワタシが乙女だった歴史があってもいいじゃないか
と あれこれ照れ隠しに言ってはみるものの

この企画展で取り上げられた「田淵由美子」同時代の「陸奥A子」先生が最盛期の頃は「りぼん」が「りぼん」らしく「少女」が「少女」らしい時代だったと思う 花柄のロングワンピに白いエプロンをした小柄で細身の少女はO脚に立って上目使いで恋をしていたわけだよ

まあどっちかというとワタシはその頃から一条ゆかり先生や山岸涼子先生派ではあったがこの乙女チック路線も嫌いではなかったし とにかく懐かしかったのである
OGPイメージ

銀座から根津へ - 局の道楽日記

ジム仲間の書道展があるので銀座へ真ん中の作者を囲むマダムたち忙しい季節だけどクリスマスシーズンの銀座は楽しい。街のディスプレイを見回るだけで...

銀座から根津へ - 局の道楽日記

 


自分のブログを掘り返してみたら2016年にもここを訪れていた 
この時なぜか現金をあまり持ってなくて図説や作品を買いたくてもカード扱いをしない所だったので山岸涼子カレンダーとあと本一冊だけしか買えずに涙をのんだのを思い出した

田淵由美子展も記憶の箱が開き 懐かしさに胸が熱くはなったし 昭和から平成を通り抜けて「少女から女性」たちの見かけと内面の変化ってのも著しいもんがありますのう などと感慨深く 1・2Fをあとにした

そして3Fは








いいわぁ
田淵由美子が描くのが昭和の少女としたらこの方の描くのは大正ロマンの麗人か
鬼滅の刃ファンなどもときめくと思いますよ このファッションと背景



そして弥生美術館は隣に竹下夢二美術館も併設されているのである
この方は肉筆も版画も描き商業デザインも手掛けた 元祖乙女チックの天才だわね















前回訪れた時に現金の手持ちがなくて涙を飲んだ分 今回は満を期して(と言うほどでもないが)ミュージアムショップを堪能した







アンティーク着物の着こなし本の体を取りつつ 華宵氏やそのほかの叙情画家の作品満載 祖母・母・娘の同じ着物の着こなしやら
吉屋信子 菊池寛などの作品の中の着物など非常に読み応えのある内容であった









そして前から欲しかった竹下夢二館の図説もget



オマケに夢二関連の東京都地図もついてきて嬉しかった
これを片手にあちこち徘徊するのも楽しそうである

ここの所趣味時間がゴルフばっかりでいつのまにか自分を「体育会系オバ」範疇にに入れていたが本来はこちらの住人じゃないかと思い出させてくれた場所と時間であった
まあ両方楽しめればそれにこしたことはないけれど



あっこれも買いましたよ 何十年ぶりだろうか、この物語を読むのは・・・





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久々の観劇はイケメン祭りだった

2021-06-10 22:27:55 | 見る(映画 劇場 美術館など)
4月末の緊急事態宣言発令のせいで行けなくなってしまった宝塚のこの演目

OGPイメージ

やっぱりキャンセルになりました 続き - 局の道楽日記

あーあ、今週の水曜日に観劇予定だった星組のロミジュリ、バッチリかぶってしまいました。このガックリの既視感去年の同じような時期もチケットが取れ...

やっぱりキャンセルになりました 続き - 局の道楽日記



ガックリしていたのだが、東宝のこちらは昨日行くことができた



良い天気、久しぶりの赤坂周辺



ワクワクしますね~ やっぱり舞台はいいなあ



入場もソーシャルディスタンス マスクは必須、検温と消毒して入場
開幕前や幕間の時も観客同士会話しないでの立て札を持った係員が風紀委員のごとく通路を歩くんです(まあ仕方あるまい)



真ん中でいい席だった





主役級はWキャスト
観劇日程を選ぶ時に、舞台友Nから「まるで知ってる名前がないから誰が出る日でもいいよね?」と言われていた
ワタシも(知らない子ばっかりだなあ まあこれは演目がいいから見とこう)くらいな今思えば不遜であった

このミュージカルを最初に日本で演じたのは宝塚で、10年前。 それから東宝でも演じられて、宝塚では全部の組、東宝でも毎回見て来たと思う。
宝塚では情感と繊細さを味わい、東宝では力強さを感じて両方それぞれ楽しんでいたんですけどね。

昨日のは衝撃であった

「知らないな~」なんて言ってたロミオ役の黒羽くんとジュリエット役の伊原さん んま~ハマってること。
黒羽くんが出てきたとたん、私たち観劇トリオ(舞台友NとMちゃん)はざわついてしまった
「誰? あのイケメン」「歌もうまいよね」
美しさを表現するとするとメジャーな所で吉沢亮君なみ 彼が身長が高くなって歌って踊っちゃうって想像して欲しい(なぜか説明に力が入るワタシ)ビックリしますよね

伊原さんも初見だけどなんとあのダンスで有名な登美ヶ丘高校のダンス部のキャプテンだったそうだ
あのバブリーダンスとは趣は違うがジュリエットの可憐さにぴったりであった

今回良かったのはジャ〇ーズとA〇B関係がいなかったことであった。
それだけでも爽やかさを感じる(って言いきっていいのか? ま、個人的感想です)

ティボルト役の立石くんのパフォーマンスもとても目を引かれたのだが、彼はなんと東京消防庁で二年間働いたあとにデビューだそうだ。苦労人、いいわ~

他の主役級の子たちもだけど、私たちが見てこなかった分野のミュージカル「テニスの王子様」とか「刀剣乱舞」とかの言ってみればサブカルチャー系で実力をつけた彼らが、こっちの方面に進出してきたって感じなのかも。

それを気づいてなんだかワクワクする喜びで「やっぱり見続けてないとダメだねえ」「知らないところで若い子がどんどんうまくなってるんだね~」とまたも言い合った私たち。
しかも最近の若者はいったいどうしちゃったんだろう?と思うほど綺麗な子が多くなった。アスリートたちも色んな分野でそうなんだから、こういう舞台関係は更なりですね 
コロナ禍で自粛続き、政治の指導者の頼りなさに絶望感さえ覚える世の中、これは光明ですよ
日本のカルチャー系の若者を世界に発信してあげたいね

ってことでテンション上がったわ~

これから大阪公演もあるらしいので機会あればぜ~~ひ~~



この動画はイマイチですね これより何倍もよかったよ

えっとここから追記

いくらなんでも作品のことに触れずにイケメン祭りとオバハン全快であった

まあロミジュリと言えばだれでも知ってる話なので説明の必要は無しだけど、この舞台はそれが音楽も衣装も現代風というかどこの時代かわからないようにアレンジされてるんですね
まあそれはいいんだけど、以前も同じ感想を持ったが、スマホだのメールだのを演出に使うのは違和感
冒頭の第二次世界大戦?だかの戦争場面の映像も同じく違和感

この音楽とダンスであのヴェローナの歴史を感じる街そのものの背景でやってくれるバージョンも見たいと思う。
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