局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

訃報を聞いて

2008-03-20 22:36:18 | 様々な思い
私の兄代わり ダメンズAのお父上が昨日亡くなったそうだ。
朝、同じく兄代わりのNから連絡が入り、昼間に A妹(私の高校時代の親友)より詳細のメールが来た。

結婚するまではよく実家に行き来していたものだった。亡くなったおとうさんは、さすがAの父親らしく、私が遊びに行くと顔を出してオヤジギャグを飛ばし、娘に嫌がられて引っ込むといった気の良いおじさんだった。
お互い東京に出てきてからはあまり実家にまではお邪魔することはなかったので、ここしばらくはご無沙汰していたので Aのおとうさんの記憶は元気だった頃のものしかない。

そう言えばもう80半ばくらいだったのだろうな・・・
ホントに同年代の友達の親の訃報が最近頻繁で嫌だなあ。
自分の親にもいつかは来る事という覚悟はまだできていない・・・


ちょうど一週間ほど前の夜、数ヶ月ぶりにAから電話があった。
いつも突然である。
かなり酔っ払っているらしく、いきなり大声で放送禁止語を連発。今更驚きもしないが、どこで電話かけてくるのか聞いたら 家の近くの公園だというので通報されないかどうか呆れつつもちょっと心配になった。
その後、まったくいくつになってもアホだねえと 昼行灯(Aの親友のT妻)と噂したばかりだった。
あの日は もちろん近い将来に自分の父親が亡くなるとは思っていなかったんだろうなあ・・・
そう思うと あのバカみたいに酔っ払ってはしゃいでかけてきた電話がちょっとしんみりと思い出されてしまう。

ちょうど明日、息子が実家に行くことになっていたので 私も便乗してお通夜に参列することにした。
Nにそうするとメールしたら、
「じゃ、俺も乗せてってくれよ。明日はちょうど年休とってたからOO駅まで行くよ」と ちゃっかりのN

Tには自宅に電話したら
「俺は会社休めねえから、土曜に告別式に出るよ」との事
「そう言えば 先週おじさんが亡くなって帰ったばかり(実家に)だったよね」
「そうなんだよな。 でもしょうがないよな。こればっかりはまとめてやってくれってわけにはいかねえからよ」

と いつもの淡々とした口調が返ってきた。

でもTが一番Aを理解して、さりげなくフォローして、こういう時にものすごく凹むAの支えになることはみんな知っている。
三者三様の兄たちにかかわって、男の友情の片鱗を垣間見られて、たまには参加して四半世紀・・
なんだかしみじみとしてしまう。

ってことで また明日は実家に帰ります。


コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする