やせ我慢はやめた

めっきり寒くなった今日この頃

東京生まれのオットは寒さに弱い。
かつ、職場が室内、しかも一定温度に保たれているところなので、その傾向が年齢と共に顕著になってきた。

「うちの脱衣場(洗面所兼ねる)が寒すぎる。ヒーター置かなきゃ体に悪い」
と、何度か言われていたんだけど、寒い所(暑い所でもある)生まれ、かつ築60年を超える無駄に広い隙間だらけの日本家屋育ちのワタクシ。
「東京の寒さなんて甘い、甘い
余分なもの置くと狭くなるから嫌だよ。」
と、却下していたのであった。

石のタイル張りの脱衣場、フローリングじゃなくて水が染み込まないので、犬のトイレも置いてあるし、最近買った充電式の掃除機も置いちゃったし、ゴチャゴチャさせたくないのである。

しかし、オットは今度ばかりは強引であった。
息子の家に行く途中のビックカメラのパーキングに車を突っ込み、渋るワタクシに、「買うんだよ！今買わなきゃ、勝手に俺の好きなの買ってくるからな」と言いやがったのである。

そこまで言うなら仕方ね。

ダイソンのファンヒーターの小さいのが可愛くて色も良かったのだが、その場にいたベテランぽい店員さんはイマイチな感じ。

「洗面所なんかに置くなら、すぐに温かくなるこちらの方が…」
と、試しに両方スイッチを入れて比べてみせてくれた。

そしたら、こちらの温かくなる温度が速いこと



アラジンのもの。

床に接する面積は小さいし、すご軽いし、スタイリッシュである。
どうも車も家電もデザインと色に関しては日本のよりステキに思えちゃうのはどーしたもんか。

で、買いました。
これが便利なの。
お風呂前後はもちろん歯磨きや化粧する時も、ワタクシったらずいぶんやせ我慢してたんだなーと自覚。
冬暖かいのっていーなー、これぞ文明 と内心でかなり満足したのであった。