局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

黒いワタクシの告白

2019-05-08 11:30:21 | 日々の生活
唐突ですが・・・
我が家は狭少地所に建ったつつましやかな一戸建てだけど、元々こちらの土地をもっていた地主さんがお隣である。
この辺としたら結構まとまった土地に二軒戸建が建ち広い庭に樹木が茂っている。



四季折々に花が咲き、家に近い一軒が立て替える前は、梅の花がムスメの部屋の窓からのぞき、なかなかいいものであった。

しかし、その分、落ち葉がひどい。秋から冬にかけての落ち葉、家との境にはなぜか落葉樹が茂っていて、北風が吹くとそれがほとんど家のガレージに積もるのである。

一軒のうち遠い方の奥様は気さくで感じの良い方で、その季節はわざわざゴミ袋と掃除道具など持ってきて道路などは掃いてくれて
「ごめんなさいね、ご迷惑でしょ」などと言ってくれるのだが、家に近い方の奥様は病的にやせ細って、すれ違っても顔をそむけて挨拶もしないキャラなのでまったく親交はない。
しかし、愛想がないだけでこれと言って問題はないし、まあ落ち葉くらいは仕方がないので文句も言わず片付けてはいる。(秋終盤になるとたき火ができるほど積もる 私の庭でここまでご近所に迷惑かけたらいたたまれないだろうとは思う)

と ここまでが前説(言い訳ともいう)

家の庭(と言うか植え込み)に三年ほど前から山椒の木が実生で生えましてね。年々大きくなり、子孫が繁栄してしまい、つつじの植え込みを侵食している。



筍の季節は重宝するし、ちょっとしたお吸い物の浮き身にもなるからいいのですけどね、これに揚羽が来て卵を産む。

あれ?なぜか葉が少なくなったなあと思うと、青虫に成長した奴らが一心不乱に葉を食んでいるのに遭遇するのである。
ワタシは固い虫はまだガマンできるが、ぐにょぐにょしたものはホントに嫌いなのである。見たくないし触りたくない。しかし食べるものだから安易に山椒の木に薬は撒きたくないし、一心不乱に食事してるヤツラを殺すのもしのびない。

で、ですね。数日前に揚羽蝶が家の前を舞っていた。
ちょっと早いなあと思っていたが、今朝、案の定三ミリくらいの黒と白の幼虫を葉の表に三匹みつけた。

ワタクシのやったこと、そいつらの乗った山椒の葉っぱを丁寧に切り取り、お隣の塀越しに夏みかんの木めがけて放り込んだこと。
運がよければ引っ越して生き延びるであろう。

たくさんの落ち葉のお礼である。
コメント
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