局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

美味しい時間で元気をもらう

2024-01-16 22:24:05 | 食べる
母は個室に移ることができた。



ここだと時間単位でいるわけにはいけないが1日10分の面会時間枠は緩和されたのはよかった。(そもそも言いたくないが先がある程度見えてる病人に面会制限って必要なんですかね? ひ孫たちにも直に会えなくなってもう三年ですよ! 会わせてあげたいな・・・)
でも個室になったので、ここからlineのビデオ通話が使えてムスコとムスメ一家につなげられたのは良かった。
曾孫たちの顔、声を聞いて少しほほ笑んだかに見えた母の顔・・・

で、母が救急搬送されたのは年明けてからだが 去年から予定されていた新年会の数々があるのですよ。
母がこういう状態で出席するべきだろうか? あらかじめキャンセルしておいたほうが気が楽じゃないか?

と、逡巡していたワタシにオットが

「お前さ~ まだどうなるかわからないし、ずっと病室に居られるわけじゃないんだから、出られるものは出てもいいんじゃないか?
あんまり気をもんでてもストレスたまるし、なんか『待ってる』みたいになるぞ」

まあね、確かに・・・ ずっと詰めてられない病院だし、毎日往復できる距離じゃないし、母の様子を見に行く合間の時間が許せばみんなに会って気晴らししないとこっちも壊れそうだ・・・

考えてみれば、会える時にいつでも自分の母に会えて最期も看取れたオットはその点では気が楽だったんだろうな~ とも思った。

で、新年会 行ってきました。舞台友Nプロデュースのちょっと贅沢な会。
備忘録です。



神谷町の駅直結のホテルなんだけど、小さな控えめな入り口でわかりにくかった。メンバーの一人は散々迷って地下駐車場に行っちゃったと言ってたので注意が必要です。

でもレストラン階に降りたら素敵でしたよ



あの国立競技場の建築士さんが内装をデザインされたらしい。
やはりふんだんに木が使われている。ジャングルみたいに植物も配されている。
緑を透かして東京タワーが見えるのは東京の夜ならではだな~



今日はこんなコースにこちらのソムリエ(ワイン王国なんかにも執筆されてる方)が選んだワインがペアリングされるという嬉しい企画



まず泡はシャンパーニュ ポル・ロジェリッチ・レゼルヴ




ケールサラダと グリーンの葉っぱの中に柿やさつまいもやピーカンナッツのカリカリの食感がかくれていて 味噌と塩麴の隠し味のドレッシングが美味しかった



白 岩見沢の山崎ワイナリーのピノグリ



この繊細なワイングラスの脚! ウチじゃ絶対洗いたくない まして酔っぱらって扱うのは怖いですよね。



クラブケーキ ベジタブルピクルス タルタルソース チポトレトマトソース



白 ナインハッツ リースリング
このワシントン州で作られたリースリングがすごく好みだった



イトヨリ鯛のソテー 茄子とハーブのピュレ カリフラワー ディルソース



赤 ピュリニーモンラッシェ 
来た~~! って感じで



赤 キャンティクラシコ 渋すぎずにちょうど良かったな。





和牛サーロインのロースト キノコソテー、フラインドオニオン 黒ニンニク 赤ワインソース



デザートは 洋ナシのムース 洋ナシのグラニテ メープルクランブル
これにとっても美味しい余市の甘口ワインがデザートワインとして合わせたのだけどすでに酔ってて写真無し




良いバランスのコース 良いバランスのマリアージュ
量もちょうどよくて美味しかったな~



窓からのぞく東京タワーを背景に



たまにはオサレして気の置けない友といつも通りに盛り上がる会話と共に美味しいお酒と食事を楽しめた。

なんとなく砂を噛んでるみたいな日々の食事が続いてたのでとても元気をもらえた。

コメント (10)
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