月曜日、夕方から降ってきた雨は土砂降りとなり
(あ~ 濡れちゃって嫌だな)と思いながら駅まで歩いて電車に乗って
たどりついたのは京王新線 初台駅
ミュージカルです
6時開演で30分前くらいに着いたのだが、グッズ売り場には若い子たちの長い列があった。今までのこのミュージカルでは初めてで、誰かお目当てがいるのかな? なんて思っていたのですが・・・
今宵も良い席 ど真ん中でした
同行 舞台友NとMちゃん
二人ともおしゃれなオペラ仕様 ワタシはちょっとカジュアルすぎたかな?と反省
Wキャスト公演で この夜はこの人たち
この舞台のチケット取れるよ、Wキャストだけどどの組み合わせにする?と舞台友Nが声かけてくれた時、我々観劇トリオはキャスト名を見て
「誰? 知らないよね~」
「あたしも知らないな~ まあどのキャストでもいいや」
「作品はいいもんね」
などと今思えば不遜でした。
すみません
ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』(2024)舞台映像ダイジェスト【小関・吉柳ほか】
ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』(2024)舞台映像ダイジェスト【岡宮・奥田ほか】
ワタシたちが見たのは↑ ロミオは下 ジュリエットは上の動画バージョン
幕間で三人オバは うなった
「鳥肌たった~~」
「すごいよね~ ダンスも歌も 着実に進化しとる」
「ホントだよ~ しかもイケメンぞろい」
「もうさ 井〇くんとか山〇育くんどころじゃないよね」←これワタシの発言 あとで後悔することになった
今までのロミジュリ 宝塚版、東宝版も何度となく見ているが この日のはワタシの中でベストでした。
出演者が実際のロミオやジュリエットの年に近い若さってところもあると思う。
フレッシュなのに歌もうまいしダンスも切れ切れだ~~
ロミオの王子様っぽいヴィジュアルは今までに見たロミオの中でピカ一
ジュリエットはちょっとアニメ声ながらも伸びやかで確かな音程の歌には聴き惚れられた。
ベテラン陣もそれぞれすばらしかったし、キャピレット夫人の彩吹さん 宝塚でトップにならずに退団されちゃったけどこういう場でご活躍。あいかわらずお上手でしたね~ それぞれのキャプレット家 モンタギュー家の面々やジュリエット乳母やロレンス神父も脇をがっちり固めていた。
で、ですよ。
ワタシ達の一列前に開演ちょっと前に入ってきて座った四人組は 実は
この人達だったんですね この記事は東宝の初演 13年前のです。
ワタシは城田・昆の組み合わせで観劇していた
↓
この時からはや13年か・・・
城田君はデカいのと白髪に近い金髪だったのですぐにわかり、女優陣もなんとなく一般人じゃないオーラがあったけど、黒いマスクの人は誰だろうね・・・なんて思ってたら なんと育くんじゃないですか・・・
ゴメン 育くんどころじゃないね なんて言って・・・w 聞こえなかったよね。
この日は観客がゴージャスだったみたいで 幕が上がる前に 四人のところに加〇清志郎君が挨拶に来ていた。
舞台もだけど観客席も盛り上がってた日だったな~
カーテンコールではスタンディングオベーション(ごく自然に私たちも立ち上がっていた)
その時、岡宮くんからこの四人が来ているというアナウンスがあった。
「大先輩がいらしているのでぼくたちも緊張 変な汗が出ました 云々」
それもごく自然に彼らへのリスペクトと舞台を緊張しつつ楽しんでいる様子を表すMCも上手。
この年代の子たちは自己表現にも長けてますねえ。
あまりにも主要の若い子たちがうまかったのでウィキなんかでサーチしてみたら、コロナ禍の中で公演が中止になったり無観客で配信だけされたりで、それぞれ苦労があったみたいだ。
こうやって満席の中で、拍手や手拍子も起こり、客席下りまでできるようになったのは喜ばしいことなんじゃないかな? そういう喜びも伝わってくるような舞台だった。
文化的にも、もう、あんなパンデミックはこりごりですよ。
そういえば、この日の朝 ゴルフの全米女子オープンで笹生さんが優勝、渋子が二位になったんである。
大谷君はもちろん、バスケットも陸上もサッカーも・・・ あっ相撲もだ。
この舞台の出演者と同じZ世代の子たちのしっかりしている様・・・ ちゃんと努力して結果を出して、受け答えなんかもご立派なこと(一方で信じられないくらいのおバカちゃんも存在するのがちょっと心配ではありますが)を目の当たりにすると、政治も経済も円も劣化してる今の日本がまだ立ち直る余地はあるんじゃないかな~ なんて希望が湧いてくるんですけどね。