局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

NHKドラマにはまってる

2024-06-01 00:46:25 | 見る(映画 劇場 美術館など)
とある駅で降りて 某大学前を歩いていたらこんなポスターがあった。


お~~ 寅ちゃんだ!
某植物学者のドラマの時は1か月 ブギウギ歌手のドラマは2週間で離脱したワタシだが、これはハマって見ております(オットも録画を欠かさず見ている)
ヒロイン寅役の伊藤沙莉ちゃん。この人が出演するドラマは大抵が好みです。
コロナ禍のまっさいちゅうにhuluでモモウメというショートドラマをやってて 新人OL役が沙莉ちゃん ベテランOL役が江口のりこさんで その掛け合いがなんとも面白く 外出もできない自粛生活の慰めになったんですね。
その頃から 彼女の存在感は注目だったな~
しかし、脇役が主だった頃(朝ドラで米屋のムスメ役もやってたよね)から比べると綺麗になりましたね。

寅ちゃん一家の人たちもみんな良い味 
おとうさん役の岡部さん 暗くなる場面でもそれだけにさせないユーモアのあるせりふ回し。朝から戦争の悲惨な場面はなるべく見たくないんですよ(もうこの歳になると見たり読んだり聞いたり散々してきてるんだから)それが彼によって暗くなり過ぎない演出になっている。
お母さん役の石田ゆり子さんもいい味出してますね。 オット年代のオトコはすべからく彼女の事は好きであろう(言い切る)
あの時代の女性弁護士は働く女性としてのパイオニアだったわけで、今の女性たちは世の中はだいぶ進んで生きやすくなっているとはいえ、女性であるということがある種のハンディになる普遍的原因は共通だけど、それも変にジェンダー問題として主張しすぎてないのもいいなとも思うんですね。
淡々と事実を描いてくれれば伝わる事は伝わるのに 大げさに演出しすぎるのが民放ドラマにありがち。視聴者をバカだと思っているんだろ~な~と腹立たしくなります。

あと寅ちゃんの法律学校時代の彼女と周りの女性たちの着物を見るのも楽しみだった。あの時代の 花柄の着物に花柄の長羽織 縞の着物に花柄の着物に袴 洋服だとありえない柄+柄の組み合わせが着物だとしっくり華やかでしたね~



普段は連ドラの話にならない私の周りの友たちも みんな見ているのでビックリしている。

さらに



今年の大河もはまっている(鎌倉殿は面白かったが去年の家康は2回目で離脱した)
この時代、ある程度の地位のある女性たちがありえないよね~ なんて行動もあるけど 面白いから見ていられる。
出演者も案外イケメン祭りですよね。



あとこれは 今季一番はまってるドラマ
桐野さんの小説は以前好きだったが、あまりにも陰惨で家族否定的な書き方が耐えられない時もある。
これは原作はまだ読んでないが、地方から東京に出て来て一生懸命働いても「貧困」から抜け出せなくて「代理出産」に挑む若い女性の描き方が苦しいけど目が離せない。

なんだかんだ言ってもNHKのドラマってのはちゃんと作られてるんだな~ と3作品を見て思っている。

コメント (16)
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