もう何年も前の事だが、この絞り水で湿った斜面で大型のヤゴを見つけた事があった。水たまりもない湿った落ち葉の間で発見したので不思議だった。その後見慣れないヤンマを見つけ撮影して写真をS先生に見せたところ「サラサヤンマ」と判断され、場所が近かったのでヤゴの話もしたら「サラサヤンマのヤゴの生息地になりうる環境」だという。これがこの地での初観測で小生が初記録者だった。
それからだいぶ時が経ったが、ようやく生息環境を安定させる段差工を施した。自然のままにしておくのも環境を変えない手段に違いないのだが、降雨時の表流水で浸食溝が顕在化してきたこともあって、表流水を広く浅く流し環境を安定させる必要があるとの判断だ。
丸太を横たえた上部には粗朶を並べて落ち葉や土の流出防止とする、通常の段差工では土で固めるのだが、ここは「生息地かも…」での作業だから地表変更は極力抑えたつもり。他者から見れば「何やってんだ…」と思われるに違いない。人、関せずにしろ、こういう作業は結構多い。
生息地かも… ➡
安定化作業終わり
それからだいぶ時が経ったが、ようやく生息環境を安定させる段差工を施した。自然のままにしておくのも環境を変えない手段に違いないのだが、降雨時の表流水で浸食溝が顕在化してきたこともあって、表流水を広く浅く流し環境を安定させる必要があるとの判断だ。
丸太を横たえた上部には粗朶を並べて落ち葉や土の流出防止とする、通常の段差工では土で固めるのだが、ここは「生息地かも…」での作業だから地表変更は極力抑えたつもり。他者から見れば「何やってんだ…」と思われるに違いない。人、関せずにしろ、こういう作業は結構多い。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/77/2f/1b819abbe80617f23475825960f7053d_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/2e/85/a286048d3951ab0f42e702818cc9c60b_s.jpg)
体長40mm程度、最初の1枚を撮影しピントの懸念があるから敏感に移動を繰り返すのを追い続け、ようやく距離15㎝程で安定し安心したところでケータイの電源が落ちてしまった。イネ科の茎に止まっているのだが画面で確認できない。手間取っているうちに電力が尽きてしまった。もう「マーフィーの法則」そのままではないか…。貴重なチャンスをフイにしてしまった。小生にとっては「またフイの法則」だ。
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魚沼の次兄が採集した木の芽を送ってもらったから定番の酢味噌和えと御浸しにして醤油、もう一種類は梅サワーで御浸しにしてみた。
郷里では八百屋に並ぶほどポピュラーな山菜だが、当地で五葉アケビの新芽を採集して「食べます」なんて言っていたら変人扱いされた。それはともかく、少年時代は丼に入れアフアフと食べたものだけれど今は貴重品になってしまった。
さて、梅サワー御浸しの判定はと言うと「甘味、酸味が勝り、木の芽の好ましい苦みが減じてしまった」に尽きる。やはり山菜などは余計な手練手管を用いないでシンプルに頂いた方がよろしい…が教訓。
長年、補修しながら使用してきた叩き板がシロアリによる劣化で分解してしまった。常時必要な道具でもないが時には無くては困る道具の一つである。そこで新たに備える事にしたのだが柄に必要な部材が無い。そうなれば知恵で遣り繰りするしかないので禿げ頭を廻らせた。
出た答えは「今まで使用していた叩き板の柄を再使用する」と言う事で、一端はシロアリの侵入があるけれど反対側は顕在なので、こちら側に叩き板を付ける事にした。握る側は多少のほころびは問題ない。
使い勝手は軽い方が楽だけれど鎮圧力に劣る。使い勝手と鎮圧能力は両立しないが、水辺は完成形なので補修に使う程度なら能力優先で重くした。重さを増やすために4寸柱の端材を使い、叩き面にはウッドデッキ用の硬い材を用いた。柄と頭部の接合は溝で組み合わせスクリュウ釘で止めた。
シロアリ対策にエンジンオイルをまんべんなく滲みこませて完成し、試し打ちをしてみたが効き目は絶大、肩を痛めてしまって…本番は後回し。
溝組み ➡
出来上がり
出た答えは「今まで使用していた叩き板の柄を再使用する」と言う事で、一端はシロアリの侵入があるけれど反対側は顕在なので、こちら側に叩き板を付ける事にした。握る側は多少のほころびは問題ない。
使い勝手は軽い方が楽だけれど鎮圧力に劣る。使い勝手と鎮圧能力は両立しないが、水辺は完成形なので補修に使う程度なら能力優先で重くした。重さを増やすために4寸柱の端材を使い、叩き面にはウッドデッキ用の硬い材を用いた。柄と頭部の接合は溝で組み合わせスクリュウ釘で止めた。
シロアリ対策にエンジンオイルをまんべんなく滲みこませて完成し、試し打ちをしてみたが効き目は絶大、肩を痛めてしまって…本番は後回し。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/39/6a/8340b28210125e421dd2fea279cbf3c7_s.jpg)
拠点道具小屋横、フィジョアの間に植えつけたキジョランとイケマ。イケマはとうに枯れてしまったが、原因は日照不足だろう。木漏れ日くらいでは無理だった。一方、キジョランは生きながらえているが生育不良で、既に6~7年生のはずなのに30㎝程しか伸びていない。
「伸びぬなら伸びるまで待とう」と思っていたがついに音を上げた。枯れても良いから引っ越しさせ環境を変えてみる。周辺のキジョランも成長が著しく悪く、たまりかねて移植した一本は3m程になり幼虫を初越冬させている。
この現実を直視し食草園のクヌギとトチノキの根元に引っ越しさせた。今までのところより日射量は多くなるが土質は田圃跡なので懸念もある。山土を運び混合して水決めしてみた。さて吉凶は如何に…。でも、その結果が出る前に入山者や猪からの被害も心配の種だ。
生育不良 ➡
お引越し ➡
新居に落ち着く
「伸びぬなら伸びるまで待とう」と思っていたがついに音を上げた。枯れても良いから引っ越しさせ環境を変えてみる。周辺のキジョランも成長が著しく悪く、たまりかねて移植した一本は3m程になり幼虫を初越冬させている。
この現実を直視し食草園のクヌギとトチノキの根元に引っ越しさせた。今までのところより日射量は多くなるが土質は田圃跡なので懸念もある。山土を運び混合して水決めしてみた。さて吉凶は如何に…。でも、その結果が出る前に入山者や猪からの被害も心配の種だ。
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