今季初めての本格的な刈り払いで、そのうえ夏日と来た。すっかり良い汗をかいて途中でリタイア、秋祭りの工作の材料取りをして駐車場で立ち話していたらウラギンシジミが腕に止まった。何のことはない「蝶にさえ舐められる」人生になってしまった。
片手でケータイを取りだし1枚また1枚と撮影しても逃げるそぶりもなく、話の中で身振り手振りが入ると飛び立って足元に降りる。しばらくしては舞い戻ってくる。アゲハやタテハチョウなど中型、大型のチョウは何度か体験して珍しくもないのだが、小型のチョウは初めての体験である。小さな蝶さえ警戒しなくなったと言う事は、いよいよもって人間とは思われなくなった証拠。
似たフレーズの「誘惑されて捨てられて」と言う映画とは関係ないが今回は小生が捨てられる運命…。
片手でケータイを取りだし1枚また1枚と撮影しても逃げるそぶりもなく、話の中で身振り手振りが入ると飛び立って足元に降りる。しばらくしては舞い戻ってくる。アゲハやタテハチョウなど中型、大型のチョウは何度か体験して珍しくもないのだが、小型のチョウは初めての体験である。小さな蝶さえ警戒しなくなったと言う事は、いよいよもって人間とは思われなくなった証拠。
似たフレーズの「誘惑されて捨てられて」と言う映画とは関係ないが今回は小生が捨てられる運命…。
そろそろ選択的刈り払いもしなければと思いつつ水見回りの途中で気が付いた「吾亦紅の株が無い」。食草園の一角でトレイル脇の草むらの大きい株ではないのだが5株ほどあったのだ。生えていた場所を確認するまでもなく「盗掘」である事は明白で踏み込み跡はあるし掘り取った窪みもある。
不特定多数が訪れるようになって周辺の荒らされ方は顕在化する一方である。掘り取り目的でうろつく人も珍しくは無くなった。「環境創出」も保全に必要だろうと繁殖や株分けなどを行い自然に見える景観を構築すれば「自然の物」として「ラッキー!」状態だし、支柱や杭を打てば「ここにあります」状態になってしまうし、まあ、どちらに転んでも「弱き者は手入れする者」に他ならない。
こういうリスクを前提に分散させてもいるのだけれど「あそこにもここにもある。私が盗っても…」を誘発させている気もしてくる。毎度の事なのだが人が行う行為からの保全には打つ手立てがない。そう、「鬱手立て…」。今はヤマユリやササユリの蕾が大きくなってくる時期でもあるのだが盗掘を避けるために摘蕾しなければ「開花して消滅」する現実はやりきれないものがある。
踏み跡だらけ 残るは窪み
不特定多数が訪れるようになって周辺の荒らされ方は顕在化する一方である。掘り取り目的でうろつく人も珍しくは無くなった。「環境創出」も保全に必要だろうと繁殖や株分けなどを行い自然に見える景観を構築すれば「自然の物」として「ラッキー!」状態だし、支柱や杭を打てば「ここにあります」状態になってしまうし、まあ、どちらに転んでも「弱き者は手入れする者」に他ならない。
こういうリスクを前提に分散させてもいるのだけれど「あそこにもここにもある。私が盗っても…」を誘発させている気もしてくる。毎度の事なのだが人が行う行為からの保全には打つ手立てがない。そう、「鬱手立て…」。今はヤマユリやササユリの蕾が大きくなってくる時期でもあるのだが盗掘を避けるために摘蕾しなければ「開花して消滅」する現実はやりきれないものがある。
踏み跡だらけ 残るは窪み
流下ドジョウを元の生息池に戻すためにヌカビンで落ち込み部のプールから捕獲しているが、浸食で深さ10m程になった沢に入ってみたところ、落ち込み部にいくつかプールが出来ている。最終段のプールは畳1枚分ほどあって深さも60㎝以上あった。ここにも流下ドジョウがいるだろうと一晩ヌカビンを沈めた。その結果得られたのは6匹ほどで期待外れだった。
考えてみれば水流でつるつるの流路、プールになっているとは言え泥もなく隠れる隙間もない。水流が激しくなれば流されるだけの環境なのである。流下しているのは確認できても度々入り込んで捕獲したい場所では無い。写真では判らないが頭上にはオーバーハングの地表があり横の壁も砂利層部は何時崩壊する分からない場所でもある。何らかのトラブルで動けなくなって「人知れず」の可能性が高い場所なのだ。数匹のドジョウで入り込むのは今回でおしまい…。
仕掛けた場所 成果はこんだけ!
考えてみれば水流でつるつるの流路、プールになっているとは言え泥もなく隠れる隙間もない。水流が激しくなれば流されるだけの環境なのである。流下しているのは確認できても度々入り込んで捕獲したい場所では無い。写真では判らないが頭上にはオーバーハングの地表があり横の壁も砂利層部は何時崩壊する分からない場所でもある。何らかのトラブルで動けなくなって「人知れず」の可能性が高い場所なのだ。数匹のドジョウで入り込むのは今回でおしまい…。
仕掛けた場所 成果はこんだけ!
一重八重ちりばめ染まぬ櫻花
花びらを飾る髪なしおらが春
やまざくら霞の如し谷向こう
花びらは車道に散るも車追い
散る桜また水面にて咲きにける
花びらを飾る髪なしおらが春
やまざくら霞の如し谷向こう
花びらは車道に散るも車追い
散る桜また水面にて咲きにける
我が水辺の生物、流下しても遡上できない地形上の障害があり、上の池から流下すると落ち込み部のプールが4カ所ある。これをすべてパスすると干物になってしまう閉鎖環境だ。ドジョウの繁殖が確認されたから流下体を出水期前に上の池に戻すべく「ヌカビン」で捕獲を試みたところガサガサより効率が良い。逆に言えば外部から連続してヌカビン捕獲をされてしまえば絶滅は非常に簡単に思えた。
今回、3番目の落ち込みプールに仕掛けたのだが、たかだか半畳程の広さで10匹のドジョウが入っていた。そのうち2匹はホトケドジョウだった。ホトケドジョウは上の池に放流しマドジョウは泥水池の生物シェルター部に放流した。双方とも送水停止で水切れの事態になっても当座はしのげる環境を構築してある。送水停止での絶滅が今までの心配事だったが、自分でヌカビンを使ってみたら、こっちの方がはるかに絶滅要因として近い位置にある。
3番目の落ち込みプール 捕獲
今回、3番目の落ち込みプールに仕掛けたのだが、たかだか半畳程の広さで10匹のドジョウが入っていた。そのうち2匹はホトケドジョウだった。ホトケドジョウは上の池に放流しマドジョウは泥水池の生物シェルター部に放流した。双方とも送水停止で水切れの事態になっても当座はしのげる環境を構築してある。送水停止での絶滅が今までの心配事だったが、自分でヌカビンを使ってみたら、こっちの方がはるかに絶滅要因として近い位置にある。
3番目の落ち込みプール 捕獲
会友がかかわっているボーイスカウトの低年齢の隊が今年も田植えの体験に来た。児童11名引率の大人8名の19名だ。我が会からは7人が助っ人として参集したが、既に何年も続けているイベントであるから田作りと苗の提供さえすれば見学しているくらいの役割でしかない。
植え方を見ていると経験児はさすがに早い。学年が下で未経験の子らは遅いのは当たり前だけれど、それよりもオケラやオタマジャクシ、カエルなどに興味がそれる。引率の指導者も手馴れてきて昨年よりはスムーズに作業終了となった。
ここ数年、猪の被害で稲刈りも収穫も無い状態が続いているが、金属の防護柵を用意できたので久しぶりに稲刈りを体験させられるかもしれない…。
田植え初め 頑張っています 記念の「チーズ」
植え方を見ていると経験児はさすがに早い。学年が下で未経験の子らは遅いのは当たり前だけれど、それよりもオケラやオタマジャクシ、カエルなどに興味がそれる。引率の指導者も手馴れてきて昨年よりはスムーズに作業終了となった。
ここ数年、猪の被害で稲刈りも収穫も無い状態が続いているが、金属の防護柵を用意できたので久しぶりに稲刈りを体験させられるかもしれない…。
田植え初め 頑張っています 記念の「チーズ」
新堤の場所 取水路完成 集水升部
台風6号の降雨で流路の浸食が進み仮取水路が取り残されてしまった。再度利用するための作業より新たに造成したほうが容易と判断し、腰痛防止のベルトを装着し出かけた。
昨秋に構築した水路の土留め丸太を崩し新堤の材料にする。300mmφの塩ビの導水管は用無しになった。新たに構築したのは今回堆積した河床の上であるが、見積もりの半分の長さで取水升まで水を通す事が出来たから「目出度し目出度し」である。
鳶で旧堤の丸太を曳き出し新たな堤にする場所に並べる。漏水は河床の土砂を被せて補った。取水升ではオーバーフローするほど十分な水量が確保されていたが吐出口では本来の吐出量になっていなかった。一昼夜様子をみて回復している事を期待する。
台風6号の降雨で流路の浸食が進み仮取水路が取り残されてしまった。再度利用するための作業より新たに造成したほうが容易と判断し、腰痛防止のベルトを装着し出かけた。
昨秋に構築した水路の土留め丸太を崩し新堤の材料にする。300mmφの塩ビの導水管は用無しになった。新たに構築したのは今回堆積した河床の上であるが、見積もりの半分の長さで取水升まで水を通す事が出来たから「目出度し目出度し」である。
鳶で旧堤の丸太を曳き出し新たな堤にする場所に並べる。漏水は河床の土砂を被せて補った。取水升ではオーバーフローするほど十分な水量が確保されていたが吐出口では本来の吐出量になっていなかった。一昼夜様子をみて回復している事を期待する。