
1月に刈り出した桜が満開だった。ヤマザクラかと思っていたが純白花でソメイヨシノでもなく品種名は不明である。「満開までの時間で花色が変化する」と報じられていたが其処までの観察力は無い。
この通路、隣沢水源地への往復に使用していたのだが余りにも鬱蒼として見通しも悪く、女性や子供たちも多々利用する経路だからヒノキの垂れた枝、両脇のネザサなどを取り除きつつ埋もれていた桜と栗の大木を刈り出した場所である。
明るく見通しも良い快適環境になり、広葉樹の植栽も出来ると思案していたのだが今日はびっくりした。たかだか100m程の通路に新聞紙大の張り紙が3枚掲げてあるではないか…。「無粋な!」と思いつつも呼んでみると、これまたびっくりなのだ。端的に言えば「管轄権は当方にあり許可なく伐採を禁ず」の文面である。
表示されたグループ名は確かに隣沢で活動しているが、この通路の刈り払いさえしていなかった。それがここにきてこの文面の張り紙である。お互いのグループは拠点は異なるけれどエリアは同じで尾根の両脇に位置する。境界の確認はしていないけれど「里山保全活動」と文面に出すくらいなら「刈り払い」程度はしておいてほしいのが小生の心情、まあ、惜しくなって「我々が主人」と言いたい了見か…。「公共性」を逸し立脚していない言動は珍しくないのもまた現実だ。