雨降りお憑きさんの先日、初恋の味クッキーを試作してみたのだが小麦粉に液体を入れても量が少なく味わいが不足していた。仕方が無いからこの日、未明に目覚めてしまった不幸を帳消しにしようと「初恋の味クッキー」の再度の試作を朝食前に行ってみた。腰痛が軽減した頃合いで足踏み式脱穀担当、また軽減した頃合いで法面の段々作りを総計25段ほど、またまた軽減した頃合いで大樹の伐採と玉切り・集積と続いて腰の具合がすっきりしないまま経過している。季節風も強い日だし、たまには休日も入れなくてはとフイールド行きはのっけから外した。
容器に入っている原液のままでは風味不足になるのは確認してあるからホットプレートで煮詰める事から開始する。煮詰めて卵と粉を混ぜればOKと軽く考えていたものの煮詰める途中で気が付いた「これでは水飴ではないか?」と。温度が高ければ流動状態で低下すれば固着するだろう。煮詰めていくうちに予想が確信に変わり現実になってしまったのであった。
容器に移した時点から容器の触れた部分から固くなりはじめて、さながら紙芝居屋さんの水飴状態になった。ここに卵を入れたけれど一方は緩々で一方はカッチリして混じらない。さーて困った、そこで卵白が固まらない温度で湯煎しながら混ぜ合わせたらうまくいったが、次なる工程、粉を投入するにも温度は下げられない。結局は湯煎状態で生地作りをしなければならなかった。
温度が下がると固くなるので混ぜ合わせしてもグルテンの働きが発生しない玄米粉が良いだろうと残りを投入したものの量が足らず結局、薄力粉をも投入したが、延ばせる固さまでにすると量が多すぎるのでカップ入りに変更した。
生地を圧延し型抜きしたかったけれど常温で型抜きできる生地にしたところでオーブン加熱の段階で緩んで型崩れする可能性も捨てきれなかったからであった。
カルピス原液 400ml(先日、試作で小麦粉に入れ使ったため1本に足らない)
16穀粉+玄米粉 計量せずあるだけ投入(目見当で120g相当)
薄力粉 計量せず生地の粘度を見ながら追加
卵 2個
材料の粉、結果的に18穀粉となった。生地をカップに入れ予熱後170度17分のオーブン加熱。上面に軽く焼き色が付いたが熱いうちに試食してみるとシットリしているし芯まで火は入っていた。冷えてからの食感はほどほどの噛み応えがあって噛むほどに「初恋の味わい」が滲みだしてくる。甘さや酸味が「しつこい」かなと煮詰めた状態の時は予想していたものの穏やかなエッ!品となっていた。
今回の様な液体を煮詰め、生地に入れる粉は煮詰めた状態で加減されるから、最初に粉の量が決められる普通の作り方とは異なり「出たとこ勝負」」で、毎回が微妙に異なってくるのだろうが、小生的にはブラッシュアップなど無い一期一会の「作ってみれば熱が冷める」試作なのでレシピなど無いも同然であろう。
因みに「我が初恋」は南田洋子であって小生は小学生、「初恋の味」となると同級生のMちゃんにもそこはかとなく感じていたのがあったように思い出すのだが、入手先記憶にない鉛筆の片側にコケシが付いているのを持っていて、それを欲しくてMちゃんが取り上げに来た時に手が触れただけの思い出。ホント情けない。人生、もう回想療法をしなければいけない状態になってしまった・・・。
左上角の欠けは熱々試食の結果
容器に入っている原液のままでは風味不足になるのは確認してあるからホットプレートで煮詰める事から開始する。煮詰めて卵と粉を混ぜればOKと軽く考えていたものの煮詰める途中で気が付いた「これでは水飴ではないか?」と。温度が高ければ流動状態で低下すれば固着するだろう。煮詰めていくうちに予想が確信に変わり現実になってしまったのであった。
容器に移した時点から容器の触れた部分から固くなりはじめて、さながら紙芝居屋さんの水飴状態になった。ここに卵を入れたけれど一方は緩々で一方はカッチリして混じらない。さーて困った、そこで卵白が固まらない温度で湯煎しながら混ぜ合わせたらうまくいったが、次なる工程、粉を投入するにも温度は下げられない。結局は湯煎状態で生地作りをしなければならなかった。
温度が下がると固くなるので混ぜ合わせしてもグルテンの働きが発生しない玄米粉が良いだろうと残りを投入したものの量が足らず結局、薄力粉をも投入したが、延ばせる固さまでにすると量が多すぎるのでカップ入りに変更した。
生地を圧延し型抜きしたかったけれど常温で型抜きできる生地にしたところでオーブン加熱の段階で緩んで型崩れする可能性も捨てきれなかったからであった。
カルピス原液 400ml(先日、試作で小麦粉に入れ使ったため1本に足らない)
16穀粉+玄米粉 計量せずあるだけ投入(目見当で120g相当)
薄力粉 計量せず生地の粘度を見ながら追加
卵 2個
材料の粉、結果的に18穀粉となった。生地をカップに入れ予熱後170度17分のオーブン加熱。上面に軽く焼き色が付いたが熱いうちに試食してみるとシットリしているし芯まで火は入っていた。冷えてからの食感はほどほどの噛み応えがあって噛むほどに「初恋の味わい」が滲みだしてくる。甘さや酸味が「しつこい」かなと煮詰めた状態の時は予想していたものの穏やかなエッ!品となっていた。
今回の様な液体を煮詰め、生地に入れる粉は煮詰めた状態で加減されるから、最初に粉の量が決められる普通の作り方とは異なり「出たとこ勝負」」で、毎回が微妙に異なってくるのだろうが、小生的にはブラッシュアップなど無い一期一会の「作ってみれば熱が冷める」試作なのでレシピなど無いも同然であろう。
因みに「我が初恋」は南田洋子であって小生は小学生、「初恋の味」となると同級生のMちゃんにもそこはかとなく感じていたのがあったように思い出すのだが、入手先記憶にない鉛筆の片側にコケシが付いているのを持っていて、それを欲しくてMちゃんが取り上げに来た時に手が触れただけの思い出。ホント情けない。人生、もう回想療法をしなければいけない状態になってしまった・・・。
左上角の欠けは熱々試食の結果