短時間で思わぬ大雨になった今日、先日かさ上げした堤と水位の状態を確認しに泥水地へ行った。
結論として、越流は起こさなかったが、今回以上の降雨量があれば越流必至と感じる水位だった。
左から「沈泥地」、これは合格。泥水池1と2の間の堤は、かろうじて仕切っている。落とし口を広げるか更なるかさ上げが必要だ。越流して堤が流されたら修復のための土が無い。この堤のかさ上げは明日からでも着手せねばならない。
右は泥水地3,4の水位、3はかさ上げしなかった部分が危険水位で、4は漏水孔を避け縮小して堤を築いた成果で安全範囲。
今日は降りはじめから見回りの午後2時頃までに120mm程の降雨があり、昼の時間雨量は21.5mmだった。この程度以上の規模は想定の範囲にしないと全てを失ってしまいかねない。
出水時に水見回りに出かけ命を落とすケースは珍しくないが、生活をかけていない小生でも水見回りをするくらいだから、生産者が水見回りをする気持ちは痛いほど理解できる。増水が手の出しようもない事として理解していてもだ。