トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

日照を回復する

2013-06-30 | 今日は真面目に

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 栗林の西側にある杉の大木。地上3m程のところで双幹になって東側に張り出している。このため後ろの栗の木二本が十分な日照を受けられなかった。下枝は数年前に高枝切りで切除したのだが、今回の幹は、切断長25㎝にもなり切除をあきらめていた部分だった。

 今回、プロ仕様の枝打ち鋸を入手できたので、意を決して切除した。とは言え上を向いて鋸を曳く作業は辛いものがある。鋸を曳き続けて10分程度だったが青息吐息の状態になった。

 今回の作業は、作業位置と双幹であった事で斜め伐り、それも伐倒方向のコントロールは成り行きまかせと言う、制御下でない条件での処理だったから、有難くない作業だった。それでも幸いにも栗の木への直撃を避けられ大満足の出来。


マユタテアカネ羽化盛ん

2013-06-30 | 感じるままの回り道

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 朝、トンボ池、泥水地と水見回りをすると、足元から次々とトンボが飛び立つ。朝に羽化した個体がほとんどで、正面に回れたトンボの写真はマユタテアカネだった。全数の正面を確認したわけではないけれど、マユタテアカネの羽化が主流の様子。

 今年は、今までのところ個体の視認頻度が高くなったのはキイトトンボで、羽化間もない個体を見るのは、このマユタテアカネがダントツである。ヤンマ類はクロスジギンヤンマが目立っていたけれど、このごろはオニヤンマも結構視認する。

 写真のトンボ、名前に「マユタテ」と付いているが、小生は「豚の鼻」に見えてしょうがない。


ブッドレアに来た蝶

2013-06-30 | 小父のお隣さん

Photo  帰宅してブッドレアの横を通った時に舞い上がった蝶、蛾のように見えたのだが、触覚が細くモンシロチョウより開長は大きい。

 向かいの軒先のモミジに止まったので、プランターをひっくり返し乗り、ケータイを掲げて一枚撮った。それでも斜め下方から撮影する事になってUFO見たいになってしまった。Photo_2

 図鑑やネットで当たってみたけれど名前が判明しない。どっちにしても初めて見る蝶である。

 逃げないで吸蜜していたのはツマグロヒョウモンで、翅を見るとかなり傷んでいるし、色も褪せ気味だ。腹が減っているのかケータイを近づけても逃げない。ブットレアは蝶が寄り付くからと探して手に入れた株だけれど、どういう訳か、白花には寄り付きが悪い。


今日のトンボ

2013-06-29 | 小父のお隣さん

Photo  翅端に黒褐色斑があったから、恐らく「ノシメトンボ」で、今季初見となる。

 斑紋が明確に撮れないから位置を変えて撮影しようとしていたところへシオカラトンボがアタックをかけて見失ってしまった。

 撮影出来そうと準備の段階で、シオカラトンボが邪魔する事度々で、シオカラトンボには泣かされる。だから涙は塩辛い…。


間伐でなく間引き

2013-06-29 | 今日は真面目に

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 沢筋との見切りに列植したコナラとクヌギが3m程度に育ち、お互いの枝が触れ合うようになったので半数を間引く。写真では、手前に5年生のエノキがあるし、背景も樹木だから判別しにくいが、現場は明るくすっきりとなった。

 地際で切断したが、径は8㎝程に育っており、もったいないと思えるけれど、混み入らせても良い事は無い。植樹した部分であるが、間伐と言うより間引きと言った方が心情にすっきりする。これは何なんだろう…。


ムラサキシキブの花

2013-06-29 | 小父のお隣さん

Photo_2  ムラサキシキブが開花している。実は目にするけれど、花の時期は気づかずに過ぎてしまう時が多い。花を見ると、熟した実を付けた枝より、こちらの方が好みだ。

 実の色も花の色も大差ないように思えるが、紫色の実は、何となく毒々しい。食べて美味しいのはムラサキシキブだったかハナイカダだったか…。あえて試食する事もしないから記憶も薄くなる。頭はとうに薄い。「とうが薄い」にすれば字を節約できる…。


ハラビロカマキリ?

2013-06-29 | 小父のお隣さん

Photo_5  トンボ池の水面に浮いていた。動きがあったのですくい上げたが、すぐに元気を回復した。

 体長約50mm程度、小さくずんぐりしたカマキリだと思っていたが、おそらくコカマキリかハラヒロカマキリだろう。あまり見かけないカマキリで、小生も記憶にはないし初撮影に違いない。

 図鑑にあるカマキリは緑色、これは緑色とは言えないが、成熟程度で色が変わるのかどうかは知識の外である。

※ヒメカマキリでは?と言う意見も頂いたけれど、小生の図鑑では体長20mmと標示されている。小生的には全てがグレーゾーンだ。


台地の刈り払い

2013-06-28 | 今日は真面目に

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 台地の下草が伸長し膝上にまでなったから刈りはらった。アズマネザサが密生していた台地で、南側の崖地は残してあるから境界付近は侵入も目立つ。

 肩の部分にコナラやシモツケを列植してあるが、覆われてしまいそうだった。とりあえず境界を明確にして、中央部の平坦地を刈り払った。

 この部分は草地として維持しているが、栗の木や柿の木を植えつけてもいるから、ゆくゆくは秋の恵みで遊べる場所になるだろう。

 今は刈り払い作業で入るだけだが、木陰が生まれ秋の恵みが得られるようになると、踏圧で下草の伸長も抑えられよう。アズマネザサは無理だろうが…。


*水辺の初夏

2013-06-28 | 小父のお隣さん

            羽化トンボ濡れ羽色見せ初飛行

            ゆるゆるとトンボ舞い立つ水見かな

            キトンボのツイツイと行くセリの花

            真夏日に燃えて涼やか赤トンボ

            オハグロはまた一草と立ち寄りぬ


象徴的

2013-06-28 | 感じるままの回り道

Photo_3  トンボ池を見回って気づいたことは、ヤゴの殻が多くなってきた事だ。

 目を凝らして探さなくても随所に散見される。大きさも多様で、どのトンボの抜け殻かはわからなくても、昨年よりは感覚的に多く感じる。

 その中に、写真のような抜け殻があった。ヤンマ類の大型トンボの抜け殻に、イトトンボの抜け殻がくっついている。たまたま同じ支柱に上がったのだろうが、トンボが増えてきた象徴に思えた小生だった。

 総数として増加傾向にあると思えても、中にはカワトンボ類のように見かける個体が減ったような種もある。大きく環境改変など行ってはいないが、微妙な条件があるように思えてならない。


天国の地獄

2013-06-27 | 感じるままの回り道

Photo  水面から僅か15㎝程度のところで捕食されたマユタテアカネ。羽化して初飛行をするところだったのかどうか、網に掛ってしまった。いつも感じる事であるが、類人猿などサル類以外の、捕食された時の静かさはなんなんだろう。

 水辺には、トンボに餌を提供するための水稲を植えこんであるが、そこにはトンボを捕食する蜘蛛やカエル、カマキリまでが潜む。お互いさまの世界だけれど、初飛行も出来ずに食卓にのったトンボも、哀れと言えば哀れだし、蜘蛛の命になったと思えばそうなのである。

 トンボが動いていても、外してやるような事はしない。生態環境を整えようと作業していても、そこから先は小生が住む世界ではないのだ。ここにあっても「この世」と「あの世」、そんな視点である。


とんぼ島

2013-06-27 | 今日は真面目に

Photo_4  朝まで小雨だった。「今日は休み」と思っていたが10時頃には薄日が射してきた。

 フイールドは濡れきっているから作業は危ない。昼も近いのでポット苗だけ植えに出かける。採り播きで発芽したノアザミの苗と、ようやく双葉の中央に芽が伸び始めたキジョランの苗である。Photo_5

 とりあえずトンボ池中央の小島に植えた。二本あったタラノ木の一本が枯れ、少々さびしいし、棘のある植物で「上陸阻止」と言う意味もあるけれど、蜜源植物と食草を増やすためでもある。食草のキジョランはタラの根元に植えた。

 定植するには常識的に「早い」のだが、若ければなじんでくれるかの期待があるし、成長してタラノ木を上ってくれれば、モリアオガエルも産卵のために痛い思いをせずに済む。振り返ってみると、思惑ばっかりで行動する感じだ。


**昨今エリート風情

2013-06-26 | 合混で闘作すれば

 投げるが十八番 投げずに組んで

     抑え込まれる 無責任 ハア コリャコリャ           弥生姉さん

 ほっとけの紙も三度                           屯紙

 サイテーでも金                              黒汚尾

 惨敗でも続頭                               偽員

 フクシマのあの時からの流行りもん組織汚染し責取らぬ虫    日本チャチャチャ

 多魔川や澱みに浮かぶうたかたの消えず膨らみはぜる事無し  護右衛門

 たまたまのデッドボールがサイン入り                 棄権舅

 言いようの臨界使う食わせ者                      罵笑

 三者委を三者意かもとだっちゅうの                  三枚目


刈り払いの季節

2013-06-26 | 今日は真面目に

3  真竹の全伐地にひこばえが伸びた。平坦地では数回の刈り払いを行っているが、斜面は実施していなかったから3mに近い。

 足元が悪い場所だから2日間かけて刈り払った。ここはもう2回は刈り払いしないと、元の竹林に戻ってしまう。真竹や黒竹の再萌芽には辟易し通しなのだ。Photo_9

 今日は場所を分け3人体制で刈り払いを実施したので、さしあたり必要な個所は済んだけれど、もう10日もすれば必要な個所が出てくる。9月いっぱいまでは刈り払いから逃れられない。


今日のトンボ

2013-06-26 | 小父のお隣さん

Photo  個体数が増えたと感じるキイトトンボだが、連結したままの産卵を始めて見た。

 ケータイでは遠すぎて、数歩、トンボ池に立ち入っての撮影だったが、幸いにも大きく移動はしないで助かった。雄の方は立っているが、羽ばたいている時も、羽ばたかない時もあって、連結器の強力さを垣間見る思いだった。

 支えながら産卵しているメスも大したものである。地球の女性はたくましい。