タニウツギが咲いた。昨年は幹から伐られたから花がなかった。二年ぶりの花見だ。花に来る昆虫は、殆どがクマバチとマルハナバチである。両者ともせわしなく動くから、ケータイでの撮影は難しい。ようやく取った写真もビンボケだ。
昨年、幹を伐り落としたのは誰だか不明けれど、会友は下草刈りをしているエリアなので、残す樹種である事は承知である。伐り落とした人は、その人なりの動機があったのだろうが「余計なお世話」極まりない人は、少数だが出没する。
花や実をつける、紅葉する、食用や薬用になる、など理由は様々だけれど「選択的除伐」と実生樹の「育成・保育」は同時進行でやってきた。しかし「森づくりボランティア」と言えども、針葉樹林内の落葉樹、新たに植えるコナラやクヌギ等以外は「雑木・雑草」として一掃し片付けるグループも存在しているのだ。伐られても不思議は無い。「多様性」もプラスの方向には行き難い。生き難い世の中である。