トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

秋子出る

2012-10-31 | 何よりの楽しみ

Photo_2  秋子が出た。同級生に秋子さんがいるけれど、椎茸秋子ではなく、苗字は忘れてしまった。長いこと楽しめたホダ場のホダ木も劣化してきて椎茸を発生させる原木も減っている。

 ホダ木は、このシーズンで総て片付けなければならない状況になったようだ。原木になる樹種はあるが、適期を過ぎた大径木ばかりで、その上、落葉広葉樹は枝張りがあるから、伐採も難儀だ。

 間伐材として伐採できる状況は無くなり、今は「萌芽更新」が必要な状況だけれど、こういう「楽しみのための手間」に費やす余裕がなくなっている。駒菌を購入するために隣市へ車を走らすのも億劫で、作業の方が気持ちが良い。


だから一枚

2012-10-31 | 小父のお隣さん

Photo_6  フィールドの植物、動物など生物全般の名前は知らない方が多いのは明白だけれど、時折、見かけない生物に出会う時がある。

 今日、飛翔して近くに止まったトンボもその類になるだろう。シオカラトンボに似た色合いだが異なるし、体長もやや小振りのトンボだった。

 トンボの図鑑を参照しても、経験的に鑑別できないのは承知だから調べてもいないが、「居た」という事実は捨てきれない。


整備台をつける

2012-10-30 | 今日は真面目に

Photo  前日から夜半までの降雨で、晴天になったとは言えフィールドはしっとりと濡れている。除竹作業も出来ないから、かねてから思案中だったチェーンソーの整備台を、道具小屋の壁に設えた。

 購入したのは棚受け金具だけで、後はすべて廃材同様の部材である。棚受け金具だけでは剛性不足だから、さらに金属と棒材を支えにして強度を上げた。

 ガイドバーを固定する専用のクランプはあるのだが、小型の万力を取り付け汎用性を増した。これで目立てはもとより、清掃・整備も格段に楽になる。何処でもできる作業だが、専用の場所がある事で整備を億劫がらずに済むだろう。


冬イチゴ実る

2012-10-30 | 何よりの楽しみ

Photo  冬イチゴの果実が目立つ様になってきた。不思議なことに、日あたりの良い場所に熟果は少なく、日照時間の少ない場所から熟しているように感じる。

 果実は1cm程度の小果だから、腹のたしにするには程遠く、つまみ食い専用だけれど、年明けまで折々に口に入れられるのは嬉しい。数年前にジャムを作ろうと採果したことがあったが、1~2キログラムを収穫するのに半日たっぷり掛かってしまった。

 それ以来、つまみ食いの果実となった。


*黄泉路吟行(一茶翁 編)

2012-10-29 | 温故痴新

             これがまあ国の舵取るお歴々

             また一人帳面を消す寒さかな

             愁嘆場どなた据えても欠け茶碗

             秋風にすくめて逃げる散る奴連

             古株や寄るも触るもイラクサ似


柵を立てる

2012-10-28 | 今日は真面目に

Photo  マツクイムシで枯れ死した松を除伐して、日あたりの良い一角が出来たので、東側の崖に生えた孟宗竹を除伐し、見晴らしを良くしたら、今度は崖が危なくなった。

 幼児が転落し怪我をしても困るから柵を立てたのだが、これは梯子の廃物利用である。杭も3本打って支えにしたが、この杭も先日の「立ち枯れ木除伐」で発生した幹を利用した。

 総てが「廃物利用」なのだが、今風に言えば「リサイクル」というのだろうか。でも小生にとっては、「リサイクル」より「廃物利用」の方がしっくりする。


ヒメエグリバ(幼虫)

2012-10-28 | 小父のお隣さん

Photo_5  切り株に腰掛けて昼飯を食べている時、何気に足元を見たら黒いものが目に止まった。

 体長15mmほどの幼虫だったが、移動の様子は尺取虫パターンだ。接写した画像を見て判ったことだけれど、この幼虫もカラフルな色使いをしている。

 調べたら「ヒメエグリバ」と言う蛾の幼虫だった。食草は「アオツヅラフジ」との事だが、巻きついていた蔓には葉がなかったから確認はできなかった。

 切り株の上に移し、身体を伸ばした全体を撮りたかったのだが、移動速度が速く、ケータイのカメラでは追いつけなかった。すべてピンボケと姿がちょん切れた画像となってしまった。


脱毛!、いいえ脱網

2012-10-27 | 小父のお隣さん

Photo Photo_2 Photo_3

  至近の松の周囲をオオスズメバチがゆっくり飛行して離れないから、目を離さず警戒していたら、それは突然飛びかかったのだ。もう「勇猛果敢」と言うしかなかったが、目撃したのは数回あって、撮影できたのは今回がお初である。

 狩りの餌食になったのは大きなジョロウグモだ。蜘蛛は糸を繰り出す間もなく、電光石火、脚を外され頭部に喰いつかれた。頭部と胸部を噛み砕き、肉団子にしている様子を見る事が出来たが、腹部は最終的には切り離して落下させた。中央の写真に蜘蛛の腹部が写っているが、蜘蛛の体長は腹部の倍と思って良いだろう。

 その間も、自分の翅や身体には蜘蛛の糸が絡みついたままだ。狩りで肉団子を作る様子は珍しくもないから、興味の中心は「どうして網から逃れるのか…」に尽きるが、その瞬間はあっけなかった。「あっ!」と思う間もなく飛び立っていった。そう、脱毛はいつもあっけない…。

 昆虫界の食物連鎖の頂点にいるオオスズメバチ、鳥類で言えば猛禽類のように比類の無い狩りの能力を見せてくれる。神々しいばかりで、怖いけど素晴らしい。


*星の出る頃

2012-10-27 | 今はうたかた

              母の後実家へ歩む星月夜

              野営して雉撃ち仰ぐ星月夜

              闇探しお花摘みなり月の夜

              稜線に浮かんででかし盆の月

              星流る地球も少し重くなり


除伐後の維持管理

2012-10-26 | 今日は真面目に

Photo_4 Photo_5

 真竹を全伐した平坦地、今期、何回刈り払ったか、3~4週間に一回は刈り払わないと、ひこばえが1m近くに伸びてくる。孟宗竹の全伐地は、このような手間隙は少ないんだが、真竹のしぶとさには閉口する。

 衰退するまで地表面もろともすくい取るように刈り払うから時間のかかる事甚だしい。これを続けないと1年を経ずして「元の木阿弥」、でなく「元の竹網」になるし、何より幼児の背の高さは、眼を傷つける恐れがあるから放置も出来ない。利用者が発生すると、それに伴う管理も発生するから作業は増えるばかりである。

 今日は、珍しく息子が手伝ってくれて、親竹の切り残しを地際から切除してくれた。これで刈り払いは容易になるし、安全度も格段に向上する。ゆくゆくは広葉樹を植栽する予定なのだが、真竹が衰退し、植樹できるには何年後なのだろう。自分の衰退も勘定に入れねばならなくなってきた。

 後に続く人員が育たない今日、荒れた竹やぶに戻る可能性も、また多々なのである。それを想定すると「なんて無駄な労力を…」と思わない訳でもないのだ・・・が。


これがねえ…

2012-10-26 | 小人閑居して憮然

Photo_3  よくよく観れば可愛い花なのだ。そろそろ食料も少なくなってきた頃に花粉や蜜を提供してくれて、昆虫達にはありがたい存在でもあるだろう。

 管理する側になると、その繁殖成長力に閉口するだけだ。気がつくと水辺や湿地はこれで覆われてしまう。繁茂しても差し支えない場所は刈り払う事もないけれど、足元の安全のためには生い茂るままにも出来ない。

 たしかに「ミゾソバ」と名付けられた理由は理解できるけれど、可愛い花だけに席捲ぶりには手を焼く。世間にはAKB48のように数で席捲する生物は稀ではないから驚きはしないけれど、こっちも顔は可愛い。可愛い顔して席捲するのは性質が悪いのかどうか小父さんにはわからない。


10月定例会

2012-10-25 | 月例会

2012/10/21(日) 9:30~13:30

会員 9名

活動 林内整備(松枯れ木除伐・用材皮剥ぎ・粗朶集積等)

Photo  マツクイムシで枯れ死した松、一年たって枝の落下が見られることから伐倒する事にした。倒すと道具小屋直撃の恐れがあって、見送っていたのだが、落下物で怪我でもしたら取り返しがつかない。小屋の比では無いのである。

 幸いにも小屋に掛からず、拠点広場の中央部に倒れこんでくれた。幹は曲がり、なおかつ斜傾していたから、重心方向の確定が難しかったけれど、結果は「オーライ」で一安心である。

 頭数があったから、刻んだ枝や幹の集積も速やかで、人手の重宝さを実感する。午後の活動は、とりたててせず、食後の談笑を経て解散となった。こんなところにも高齢化を感じるのである。

 病害木は腐朽が早い。樹皮を剥ぎ取って見ただけでも組織の粗さがわかる。切断径45cmにもなる松材だが、切断面の滑らかさは無く、スポンジ状の印象である。これでは枝の落下が早期から始まる訳である。

Photo_2 Photo_3 Photo_4


**「然う斯う」の頃(井戸端編)

2012-10-25 | 合混で闘作すれば

  色即是喰 喰即是色                         シェルター永田

  国冷えも永田祭りで年は暮る                    日本税血吸仲

  生業は解散選挙のリサイクル                    永田講中

  また一人党を飛び出す寒さかな党にも閣にもホットが頼り   縁欠く走査

  秋寒むを知る性も無き雲助の追うは狐火狐の嫁御       縁欠く捜査

  党興しあちらこちらでリサイクル血税浪費も生業なれば     棄業禍     

  天は人の上に人をつくらす 人の下に人をつくらす        醜感氏


セスジスズメ

2012-10-24 | 小父のお隣さん

Photo_2  もうこれは「原型だ!」と思うしかなかった。歴史的には早い訳だし、どう考えても模倣に見える。デザイン盗用なんて言い過ぎだが、フランス国有新聞のKP阿修羅風合成など子ども騙しである。

 世界に誇る新幹線のデザインがセスジスズメの模倣だと言われては、JRもさぞご立腹するだろうか…。

 てなことで叱られれば小生、背筋涼める状況になるが、かのiPS筋細胞移植をしたと言う御仁ほどニタニタした会見は出来ない。なんたって小心者だから。

 さて、この幼虫何処にいたかと言うと真竹のひこばえにいた。図鑑に記載ある食草は無かったから、相当の悪食なのか…。「ビューン、ビューン走る、黒い光の超特急…」。走ったのは背筋涼める電気だった。やっぱし気色悪いし・・・・・。


**「然う斯う」の頃(深川編)

2012-10-24 | 合混で闘作すれば

  寄らば大樹と揉み手で寄って

        母屋の主と言い放つ ハア コリャコリャ      オレオレ詐欺

  肩書き欲しいはみんなの願い

        味噌でも糞でもみな平等 ハア コリャコリャ    民主主義

  小型船舶免許が要るに

        国の舵取りノー免許 ハア コリャコリャ       船主

  値打ち無いからトップが欲しい

        肩書き付けばすぐ病める ハア コリャコリャ    免罪府