林道わきの裾群落を見ていたので気が付かなかった。危うく道路にいたシマヘビを踏むところだった。普通は蛇の方が逃げ去るのに、今回は逃げる気配が無い。体長は1メートルを超える大物なのだ。悠然としているかとも思ったがそうでもないし、外傷もない。よく見たら胴体後半部に凹凸がある。どうも産卵前の様子だ。
チロチロと出してくるヘビの舌を撮影しようと、眼前で粘ったのだが、ケータイでは撮りきれず諦めてしまった。撮影を止めた頃に移動をはじめて、コンクリートの擁壁を登っていく。苔が生えているとはいえ、垂直に近い壁だ。大したものである。
巷では「じぇじぇじぇ」が流行っているとか…。今回ばかりは「じゃじゃじゃー」じゃぁ!。
希少種とは言えないが、フイールドでは何時でも観察できるトンボではない。
先日、羽化直後の種類不明の個体、キイトトンボと推測していたのだが、それからだいぶ経過して、お目にかかった。ツイツイというかツンツンと言おうか、そんな飛び方をするトンボだけれど、今日は素早い飛翔を垣間見た。
右の、この一枚撮影するのにずいぶん時間を要したのだ。「追っかけ」と言えば聞こえが良いけれど、「ストーカー」と紙一重なのが実体験で感じた。
左は翌日撮影した別個体、羽化間もないのかどうか、色合いが異なる。体も小さめだったから♂♀の違いもあるのかどうか…。古来、わからないのにフラフラ出向くのは「極楽頓歩」と言う。最近では「徘徊」と言うらしい。
カタカナで格好良く見せかけているが、「ランニング・ハイ」も「徘・快」のうちなのである。
数年ぶりに桑の実でジャムを作ってみた。一粒づつ採取すると数時間も必要だから、巨大果をぶら下げている樹下にブルーシートを敷いて枝を揺すって落とした。バケツに入れて、約10リットル程で5kgあった。
家で水選別を2回実施、1kgは廃棄され、残り四キログラムに三温糖2kg、クエン酸10g、ペクチン30gを加え加熱する。撹拌しながら浮き出てくる種を除去したが、ほぼ800gあった。出来上がりは1㍑の保存容器に3本、これで一年間のジャム生活ができる。
レシピなんてものは無いのも同然で、小生の基準は、砂糖は材料の半分と言う事だけだから、ペクチンもクエン酸も、毎回同じではない。無ければ用いないし、あったから使うというほどでもない、全くの成り行きなのである。美味しければ良いのだ。
ハルジオンお花畑と蝶競う
春の野も真ん丸綿毛に埋もれけり
クローバは人型つけて野はみどり
フッと飛びまた戻りくるトンボかな
ハナムグリ花食べ放題の堤なり
産卵のアゲハうらぶる翅の縁
昨年から実施しているボーイスカウト団体カブ隊の 田植えの手伝いに出向く。苗の調達、田圃の用意まで我らのグループ、と言っても殆どは会友のO氏が手掛けたので、外野席の助っ人みたいなものである。
カブ隊と言うからではないが、条件の良い下部の二枚を提供し、中二枚は会友で植えた。先月、日照障害になっていた大木数本を除伐したから、昨年より好環境になっている。予定していた子ども達は、体調不良等で半分になってしまったが、二回目と言う事もあり、一歳年齢が上がった事も相まって上手な田植えだった。
パレット3枚用意した苗は2枚で済んだので、残りは泥水地、トンボ池に「トンボの餌植え」する。昨年、あれほど鳴いていたサンコウチョウのさえずりが無い。ホトトギスと相性が悪いように思えるのだが…。単なる憶測だが、泥んこと子ども達は相性が良い。