刈り払い機の出力が低下して作業効率が悪くなった。エアーフイルターの目詰まりと判断し清掃を行う心算が忘れてしまい、現場で気がついた。チェーンソー作業の時は工具箱同伴だが、刈り払い機は燃料だけなのである。フイルターカバーを開けたら案の定、油にまみれたゴミがベッタリと付着している。これでは出力が上がらないはずだ。
指先や小枝で取り除こうとしたのだが、微妙にスポンジ内に押し込む感じもある。そこでピンと来たのは「葛の茎」を使うことだった。細かい毛が密生しておりブラシの様に使える。適度に軟らかくて逆毛を使うと綺麗に掃除できるではないか。出力が回復した刈り払い機は、気持ちがよい使い勝手に戻った。
普段は厄介物の葛の蔓も思わぬところで役に立った…、とは言っても今回限りだろうが…。