林檎の木の下に大きな糞があって気がついた
毎年集団発生する種類でないし 綺麗だったから様子見だ
もしかしたらヤママユガだろうか
綺麗だから見とれていたら固まってしまった 細い体毛があるが感覚毛なんだろうか
翌日は新しい糞があったが確認できなかった
『また一衣捨てて待たれる蝶の時』
ガなら見たくはない
脱皮した殻が落ちていた 幼虫そのままの色彩だ 翌日になっても変色しない
幼虫は見た目にもはっきり大きくなった 糞も一回り大きい
成虫になるのか蛹で越冬するのか知らないが ガになるとは思えない綺麗さだ
昔は糸を採るために飼育していたと言う ヤママユガならば
もしかて 林檎に穴をあけて腐らしているのは お前の親か?
『おお来たかチョウゲンボウが刺して飛ぶ』
『蝶の口噴く汗吸いてこそばゆい』
暑さにヘキヘキして 日陰で呼吸を整えていたら
モンシロチョウがヒラヒラしだした
そのうち、座って脛にまわした腕に止まった
何をするのかと思って 見ていると 口を伸ばしてステッキのように突っつき始めた
非常に細いのにくすぐったい それに先端の動きは象の鼻を連想させた
蝶が給水するのは見ているし オシッコにも寄るからびっくりはしなかったが
皮膚の汗を直接吸いにきたのは初めてだ あれっきりだったけど
なんて自画自賛は人の道に反するから撤回するとしても、雨の日が続くと退屈・倦怠・落胆なんて、どこかの広告みたいになりかねない。
幸いと言うか、ブログで時間を非常に消費されるので少しは緩和されると期待している。今日も雨で、身の置き場がないから、書き溜めた資料でブログにアップアップしています。
気温が下がってきたせいか枯れ草の上で静かだ
頭は枯れ草に突っ込んでいるが
見えなくも無い
振動を与えてしまったら、うるさそうに動き出した。
・
・
・
・
糞をしっかりつけて昼寝中だ
草枕でなく糞枕とはなんともおおらかである
家の老犬は目も見えず、心不全で要介護だ
寝たままで排尿するから汚れる
オムツが必要になってきたんだろうか 泊りがけの旅行にもいけなくなった
『スズメバチ知らん顔して餌漁り豹変無くば悔しくもあり』
『狩り姿狩場と知りつスズメバチやはり恐ろしひっそり御免』
『スズメバチ蜘蛛を狙うわトンボ追う蜘蛛はダイブしトンボ反転』
びっくりした
女郎蜘蛛にホバリングだ
蜘蛛は間髪を入れずダイブだ
空中ではトンボに正面から挑む
トンボは直ぐ反転回避した
あの蜂の個性かどうか知らないが
おいらは動けずに
早く去ってくれと情けない
台風15号が心配だ。昨年の9号台風の時は旅行の予定で心配だった。
それは羽黒山での「山伏体験修行」を予定していたから。案の定、前日は風が吹き荒れた。
雨風の中、羽黒山に入り芭蕉翁を想いながら詠んだのが次のような句だ。
これは「二の坂茶屋」の投句箱に入れるつもりだったが忘れてしまったものだ。
9号台風遭遇の参道で詠む
『九の風修験の古杉歓喜天』
『翁舞い大杉吼える石の段』
『羽黒杉骨頂如何九の風』
『行者脇ケータイ片手に若駆ける』
『詣で前喰うを迷うや力餅』
南谷別院跡に詠む
『霧すべる池に沈むや殿蛙』
『水面逝く道映すオニヤンマ』
『蛙跳び蝉時雨れども影もなし』
『苔厚し南の谷は時に去り』
『翁追い苔滑らかな跡を踏む』
三山神社朝のお務めに詠む
『柏打つこだまも痛し朝務め』
『さあさあと大神申す祓いかな』
三山神社総殿参拝に詠む
『茅の葺き織り成す思い過去未来』
『八百万が切り端にのぞく茅総殿』
『雨二泊作業小屋なる雨宿り広河原から今日も進めず』
『御池小屋沢の仕掛けに顔曇る矢倉の下は糞便の峰』
『テント張る肩の小屋から見る雪をバックに写す記念のポーズ』
『朝起きて寝小便だと友の言う山の旅ではまま有るとかや』
『明けたれば濃いガスの中歩を進むいただき極め見るところ無し』
『日尽きて仲間と別れ一人去る未踏の尾根に心引かれて』
『地に立てば暑き夏の日照り曇り今朝居た峰は雲に消えたる』
『一人乗る列車の音に惑いたる学まだ半ば糧まだ不安』
2008/9/13(土)
会員8名 体験家族3名 学生2名
他団体の清掃活動に参加してフイールドの廃棄物を集積した。
ほとんどが私有地時代の廃棄物で、
ドラム缶、タイヤ、脱穀機、製茶機の部品など二トン車いっぱい分を収集する。
月間自主活動
延べ41人:散策道草刈り・ネザサ刈り取り
『青春で混浴なればきよみずもランプの宿はヌル湯で長湯』
『ヌル湯ゆえ船で唄いし男衆女衆腰布板場で踊る』
『風雨にて断念したり昨夏ゆえ今年こそはと八甲田見ゆ』
『夕食を終わりし我を手招いて老いし女将は再訪知りぬ』
『再訪を居間で喜ぶ老夫婦サイダー賜る谷地の湯どころ』
『再々もまた雨だとて山はありかの老夫婦とうに逢えなき』
『証明も未成人なる我なれば赤の他人が立って支えし』
『フライトのフレンドシップ揺れに揺れ機内食見てうらめしきかな』
『百ドルを持ちて入りし空港の担当官の意地の悪さよ』
『空港を街まで歩く我止めてタクシーから呼ぶやさしき母御』
『阿蘇に寄るつもりの我を那覇の児は乞食が来たと付いて歩きぬ』
『ゴザしいて舞台を観れば踊り子の足の運びに異国を感ず』
『辺土名行き車中で貰う包み餅青き葉香り砂糖の甘き』
『ひめゆりの学徒自決す洞窟は我一人にて空ただ碧き』
『とうきびの畑の先の摩文仁とは碑多くして気持ち沈めり』
『出船なる蛍の光聴き居ればテープ無くとも別れ人なり』
『嘆き聞く深夜の列車背負い児は障害児なりわれ席譲る』
『職辞して福祉学ぶと聞きたれば母カナ文字で切と文寄す』