庭のウマノスズクサは、再萌芽した蔓も全て食い尽くされ、今は三回目の伸長中で30㎝程に伸びてきた。それにしても毎年数回も地上部を食い尽くされても元気なのはすごい。
朝、たまたま目に留まった葉には7個の卵がある。通常は葉裏に一個づつ産卵していくし、表に複数個の産卵は初めて観察する。
食草がある間、ジャコウアゲハの飛来は多く、そのためジャコウアゲハの特徴だけは覚えてしまった。黒系の翅だけれど、角度によっては、他のアゲハより白っぽく縞模様があるのだ。
庭のウマノスズクサは萌芽すれば産卵されてしまうけれど、フイールドのそれには産卵は皆無だ。理由は不明だが、最初の産卵時は難民として移住させてもらった。今回も難民として移住させようかどうか…。
これは間違いなくアオハダトンボだろう。腹部がメタリックカラーの濃緑色をしている。決してブルーシートの色を写している訳ではないのだ。前回のトンボは腹部まで黒色だったからハグロトンボ。この程度の違いでも素人目にはまごつきが出る。
ブルーシートの色を写してアオハダトンボと言っている訳ではない証拠が右の一枚だけれど、「それがどうした!」と問われれば、どうもこうも無いのが実態だ。単なる一人遊びの世界で、自ら親しみ自ら楽しむ…まあ、そんなところなのである。
※と思っていたら、どうも間違いらしい。アオハダトンボの生息地は限定されていて飛翔範囲にはなかった。となると「ハグロトンボの♂か♀か?」。進退窮まることが多い。トンボの身体極めて無い…。美空空空、可愛いトンボ・・・で済まそう・
コース整備中に見つけてしまった柿の木。胸高径約30㎝、樹形だけ見ると柿とは思えないけれど、周囲を孟宗竹で固められてしまっては、生きるのに精いっぱいだったはず。
コース脇だし、実も紅葉も楽しめるから、コースより優先して刈り出した。切除した孟宗竹は大小合わせて40本余り、切り倒すだけなら造作もないが、3分割して枝を払い集積する、この労力が大きい。
たまたま、侵入竹林内に集積する事で、枝払いはその脇で行ったものの、日射は避けられたが藪蚊に囲まれたままの作業になった。森林作業用の携帯蚊取りを使用していたから、上半身には少なかったが、下半身には数匹が何時もまとわりついていた。
さて、かの柿の木、樹冠に触れる孟宗竹は全て切り倒したが、その処理中に、まだ形の残っている柿の実を見つけた。最大径4センチほどで、言うまでもなく「渋豆柿」のようだ。周囲にまだ3本生きているが、これらもきっと渋豆柿の可能性が高い。
24時間経っても認証IDでの接続が出来ない。メールもその都度ユーザー名とパスワードが必要で、確かに面倒くさい。
遊びに来ていた三家族が去った後の丸太滑り、肩の部分のヤマハギが裂けている。邪魔になって踏み倒したようなのだ。このヤマハギは、急斜面への飛び出し防止の、生け垣代わりに植栽したものだ。
確かに丸太まで行こうとするとヤマハギの枝が触れる。数回遊ぶ程度なのに、わざわざ踏み折る事も無いだろうと小生は思うのだが、利用する側はそうは考えない。「面倒くさい!」。
これに限らず、少し避ければ十分な場合でも、「邪魔だ」と切除される枝葉は多いのだ。切除するならするで、剪定の基本で手を入れれば良いのに、かようなことに手を出す人は、まずそうはしないのがほとんどである。切断面や切断位置の安全も考慮してくれない。
花が咲く、実がなるなど、里山の有用樹さえもそうなのだから、そうでない木々は本当に邪魔なのだろう。小生にとっては、「里山で遊べる」価値がわかってない、こういう連中が邪魔なのだが…。
いつもの様にPCを立ち上げたが、肝心のページにアクセスできない。自動診断でも原因は不明で、もうお手上げだった。
午後になってプロバイダーのHPは接続出来たが、それから先は進めない。メッセージガイドに認証IDとパスワードで接続してくださいとあったけれど、それも受け付けてもらえない。夕刻になり、ようやくユーザー名とパスワードで接続できる状態になった。それまでは「パスワード変更」して接続してくださいの説明文が掲載されていたのだが、実際は、全て受け付け停止になっていた事を知った。
原因は「サーバー不正アクセスによる、暗号化されたパスワードの流出」だったのだが、まだ正常には戻っていない。パスワードなど顧客情報の流出は他人事のように聞いていたが、小生も遅ればせながら流行の最先端である。
スペインの高速鉄道の事故に限らず、先端世界は、ローカル・ローテク・アナログの世界とは比較にならない破局を生じさせる。それも自ら関与出来ない、防げないから、なお恐ろしい。